江南スタイルヒット後のPSY(サイ)は現在何をしてるのか? 

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

2012年、「江南スタイル」で世界的なブームを起こした韓国人アーティストのPSY(サイ)!

「オッパン、カンナムスタイル~」という中毒性のあるフレーズと、ロデオに乗っているような面白いダンスで、2012年に世界的なブームとなった韓国人アーティストPSY(サイ)の「江南スタイル」。

「江南スタイル」は聞いたことあるけど、PSY(サイ)のことは知らないという方も、多いですよね。

今回は PSY(サイ)プロフィールから、「江南スタイル」が作った記録、ブーム後のPSY(サイ)の活動と、今何をしているのか、YGエンターテインメントからの独立の噂などについて検証していきたいと思います。

 

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目次

江南スタイルのPSY(サイ)(サイ)の現在とは

〇江南スタイルで世界的な人気だったPSY(サイ)のプロフィール

・生年月日:1977年12月31日

・身長:168センチ

・所属事務所:YGエンターテインメント

・デビュー:2001年ファーストアルバム「PSY(サイ) From The PSY(サイ)cho World!」

PSY(サイ)は2001年にヒップホップアーティストとしてデビューした韓国のアーティストです。

デビュー経緯ですがもともとPSY(サイ)がネットに公開した音楽に魅了された芸能関係者がPSY(サイ)をスカウト。

しかし当時のK-Pop界は、H.O.T、S.E.Sと言ったアイドル全盛期。

本格的なヒップホップミュージックがまだ受け入れにくかったという雰囲気の中、PSY(サイ)は成功できないと予想する業界関係者が多かったのですが、絵に描いたようなカッコいいアイドルたちの真逆を行くPSY(サイ)は大きな注目を集め、新人賞を狙えるほどの人気を得るようになりました。

強烈なキャラクターと音楽で‘ちょっと変わったアーティスト’というイメージだったPSY(サイ)が、転機をむかえたのは2010年にYGエンターテインメントに移籍してからのことです。

機械音が激しかったPSY(サイ)の音楽が、より完成度の高いものになってきたのもこの頃だと言われていますし、有名バラエティー番組にも積極的出演して、国民的な人気を得るようになります。

PSY(サイ)のアーティストとしての才能もあると思いますが、やっぱりBIGBANGなどを育ててきたYGエンターテインメントのマネジメント力の影響もないとは言えないでしょうね。

 

〇江南スタイルが作った記録について

そんなPSY(サイ)が世界的なブームを巻き起こした「江南スタイル」を発売したのは2017年7月15日のことです。

「江南スタイル」は6回目のアルバム『6甲 Part.1』のタイトル曲ですが、発売後にYouTubeなどを中心に徐々に話題になり、世界的なブームになったんです。

「江南スタイル」が作った記録を並べてみたいと思います。

これを見るだけでも、「江南スタイル」の人気がどれだけすごいものか、実感できるはずです。

1)アメリカのビルボードHOT100チャートで7週連続2位(韓国語の曲としては史上初、史上最高)

2)49か国のiTUNESチャートで1位にランクイン

3)デジタル音源の販売件数は韓国、アメリカ、イギリスなどの国家だけを合わせても1000万件以上

4)YouTube掲載100日以内に再生数5億回を突破した初めての映像

5)2017年7月までYoutubeの全ての映像の中で再生数1位

6)YouTube再生数20憶回を突破した初めての映像

 

〇実は江南スタイルの後も大ヒット

ちなみにPSY(サイ)が「江南スタイル」でアメリカやヨーロッパでも認知度を上げて、2013年に出した「gentleman」と2014年に出した「Hang Over」も、結構な人気を得ました。

日本ではK-Popと言えばアイドル中心ですので、PSY(サイ)の人気があまり高くないですし、PSY(サイ)もどちらかというと欧米を中心に活動していますからね。

もちろん「江南スタイル」ほどではないけれど、イギリスでコンサートを開いたり、カナダの音楽授賞式で’人気ミュージックビデオ賞’を取ったりしています。

 

〇韓国ではコンサートで稼いでいるPSY(サイ)

そんなPSY(サイ)は実は韓国では’コンサートが面白いアーティスト’としてめちゃくちゃ有名です。

PSY(サイ)は夏に観客に水をかけまくりながら(…)やる<フムポクショー>(’フクポク’というのは水に濡れた様子を意味する擬態語です)と、冬には夜通しで延々とコンサートを続ける<オールナイトスタンド>という名前のコンサートを開いています。

激しいパフォーマンスと誰もが聞くだけで盛り上がっちゃるあげあげな曲が多いPSY(サイ)は、デビューの時からライブで強いアーティストとして有名だったんです。

歌って踊って盛り上がることが大好きな韓国人は、PSY(サイ)のファンじゃなくてもPSY(サイ)のコンサートに行くという人が多いんだとか!

PSY(サイ)のコンサートチケットはだいたい10万ウォン(1万円)から15万ウォン(1万5千円)くらいで、約1万人ほど入る会場で年に少なくとも5~6回ほどやっていますので、ざっくり計算しても6億円以上を稼いでいることになります。

 

〇PSY(サイ)がYGから独立するという噂

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前で説明したようにPSY(サイ)は2010年からBIGBANG、iKON、BLACKPINKらが所属しているYGエンターテインメントに所属しています。

PSY(サイ)は最初5年契約をしていたみたいで、2015年には3年間の再契約をしていると知られています。

YGとしてもPSY(サイ)が世界的なアーティストになっただけに、2016年に独立レーブルPSY(サイ)Gを設立して、彼の活動をサポートしてきました。

2015年から3年契約なので、2018年には契約が終わるということで、業界内ではPSY(サイ)が独立する動きを見せているという噂があるようです。

韓国メディアの報道によるとPSY(サイ)が某大手企業から投資してもらえるように動いているというかなり具体的な話も出て来ていたなかの独立騒動。

これについてYG側は

「まだ何も決まっていない。PSY(サイ)は様々なビジネスをやっているので、そういう噂が広まったと思う」

とPSY(サイ)の独立には否定的な反応を見せています。

韓国だけではなくアメリカやヨーロッパでもメジャーなアーティストとして活躍しているPSY(サイ)の今後の行方が気になるばかりです♪

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