6月15日に放送スタートした『プロデュース48』!
初回放送で様々なことが明らかになりましたが、中でも注目を集めたのが日韓両国のプロデューサーです。
日本のプロデューサーはみなさんご存じの秋元康氏!
韓国のプロデューサーはPLEDISエンターテイメントのハン・ソンス代表です!
『プロデュース48』のデビュー組の韓国活動の指揮を執ることになるハン・ソンス代表はどんな人物か探ってみました。
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目次
◆異色の経歴の持ち主のハン・ソンス
NU’EST、SEVENTEENらが所属するPLEDISエンターテインメントのハン・ソンス代表。
実はハン・ソンス、韓国の名門大学である中央大学校の舞踊科で韓国舞踊を学び、国立舞踊団に所属していたプロのダンサー出身です。
しばらくダンサーとして活躍していた彼は、どんなきっかけかは明らかになっていませんが、芸能界の仕事をしたいと思って何とSMエンターテインメントにマネージャーとして入社します。
韓国の芸能事務所のマネージャーって、 アイドルの管理して、 運転もして、ファンの管理もして、ほぼ24時間ずっとアイドルについて回らないといけないので、21~22歳の若い人がやるのがほとんど。
ですから国立舞踊団にいたエリートダンサーに入社したいと言われて、SM側もかなり躊躇していたそうです。
しかしハン・ソンスは、イ・スマン会長に直々に会いに行き、入社したいとお願いして、採用が決まったということです。
ハン・ソンスの思いには、イ・スマン会長も関心したのでしょうね。
彼は当時のSMが一番力を入れていたBoAちゃんのマネージャーになります。
BoAちゃんはSMエンターテインメントが初めて海外で成功させたアイドルですからね。
彼女の韓国と海外での成長と活躍をずっとサポートしたハン・ソンスは、2000年代半ば、SMから独立することになります。
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◆PLEDISエンターテインメントを成功させたハン・ソンス
SMエンターテインメントから独立してPLEDISエンターテインメントを設立したハン・ソンス。
設立当初は所属アーティストもいなく、かなりボロボロの状態だったみたいですが、ソン・ダムビという女性ソロアイドルのヒットを皮切りにPLEDISのビジネスも軌道に乗り出します。
ハン・ソンスはこの時からPRとマーケティングに非常に長けていて、ソン・ダムビやユイを代表とする‘セクシーなお姉さん系アイドル’という、韓国にはなかったジャンルを構築。
こうやってPLEDISエンターテインメントは2008年~2010年頃まで、韓国芸能界でかなりの存在感を見せました。
ちなみにこの路線は今でも続いている部分があって、PLEDISの女の子の練習生はみんな背が高くてモデル系の子が多いという傾向です。
その後も、男の子グループのNU’EST、SEVENTEENを次々とヒットさせたPLEDISエンターテインメント。
日本へのビジネスにも積極的に乗り出していて、2012年にはソネットメディアエンタテインメントがPLEDISエンターテインメントの株式50%を買収しています。
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◆韓国でのハン・ソンスへの批判
マネージャーから独立して韓国芸能界に存在感を見せてきたハン・ソンスですが、韓国ではそのやり方に非難する声もあります。
まず一番批判が集まっているのは‘所属アーティスト人気が落ちるとひたすら放置する’ということです。
みなさんご存じだと思いますが、芸能事務所の一番大きな仕事は、他でもなく‘所属芸能人の売り込み’です。
もちろん所属芸能人が人気があって、バンバン売れている状態なら、売り込む必要なんてありませんよね。
でも売り込みしなくても仕事が入ってくる芸能人なんてほんの一握り。
事務所が頑張って良い仕事を取ってきて、所属芸能人をどんどん有名にする必要があります。
ただハン・ソンス率いるPLEDISエンターテインメントは、一度人気が落ちてしまった所属芸能人を放置しちゃう傾向があります。
프듀48 #이가은 https://t.co/H3kACjuVt7 pic.twitter.com/tWFz8g2Yhi
— noname (@no_nameQ1) June 15, 2018
たとえば『プロデュース48』に出演したイ・ガウン。
彼女は2012年にAfter Schoolのメンバーとしてデビューした、既にデビュー経験のあるアイドルです。
After Schoolはソン・ダムビやユイなどPLEDISの全盛期を導いた女の子たちが所属していたグループ。
韓国では珍しく’卒業’と新しく’加入’するシステムのグループで、ガウンはある意味、グループの全盛期を過ぎてから加入したメンバーになります。
そのためか2012年にデビューしてから2年ほど活動した後はあまり仕事をさせてもらえず…
今まで4~5年の間、ガウンは何の仕事も出来ずに過ごすことになります。
そしてこの状況を何とか打破しないといけないと思って『プロデュース48』に出演したんです。
しかも『プロデュース48』に出るって決めたのも、事務所が進めたわけではなく、ガウン自身ということです。
こうやってアーティストとして契約しておいて、何もせず放置させていたハン・ソンスとPLEDISエンターテインメントに、ものすごく批判が集まっているのが事実です。
この他にもPLEDISエンターテインメントのスタッフがファンのアーティストへのプレゼントを横取りしたり、ファンにバイトをさせておいてお金をあげなかったり…などのこともありましたが。
これは会社立ち上げてから数年も経っていない時のことで、会社としての組織が落ち着いた今では改善されていると思うので、心配しなくても良さそうです。
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◆ハン・ソンスはどんなプロデュースをするのか
こうやって何かと批判されることも多かったハン・ソンスですが、何もなかったPLEDISを今の規模まで確実に成長させてきた人であることは間違いないです。
After Schoolやオレンジキャラメルをはじめ、最近のPRISTINまで多くの女性アイドルを成功させてきていますしね。
噂によるとハン・ソンス代表は日本の文化にもかなり興味があるということなので、今回の『プロデュース48』のプロデューサーにはぴったりという意見もあります。
デビュー組がどんなメンバーになるかによっても変わってくると思いますが、凄腕プロデュース能力を発揮してくれると思います!