BigBangメンバーであるG-DRAGONが違法薬物の使用疑惑で立件されました。
韓国の最新情報と、G-DRAGONの逮捕の可能性について韓国の弁護士が詳しく解説、現地の最新情報もお伝えいたします。
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目次
BigBangのG-DRAGONが違法薬物の使用で立件
※画像キャプチャ―:聯合ニュース
映画『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュンが違法薬物の使用で立件され、韓国芸能界に波紋が広がっていく中で。
2023年10月25日、韓国警察はBigBangのメンバーであるG-DRAGONを同じく違法薬物の使用で立件したと明らかにしました。
韓国メディアの報道によると、イ・ソンギュンが出入りしていた遊興施設の関係者を捜査していて、そこからG-DRAGONの名前が出てきたとのことです。
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BigBangのG-DRAGONは逮捕されるのか?韓国の弁護士が解説
それではG-DRAGONは、今後、逮捕される可能性があるのでしょうか。
今回、KBANが韓国の弁護士のイさんに取材しました。
まずG-DRAGONの現状についてお聞きすると、
「今回、韓国警察はG-DRAGONを不拘束立件しました。立件とは、警察の捜査により正式に事件が成立したということで、立件された人は被疑者になります。」
ということ。
それでは被疑者になったG-DRAGONは今後、どうなるのでしょうか。
「一般的に次の段階では、G-DRAGONは警察に出頭して取調べを受けることになると思います。そこで毛髪検査など薬物の検査を受けたり、携帯電話の提出を求められたりします。また必要であればG-DRAGONの自宅などを家宅捜査する可能性もあります。」
近々、G-DRAGONが警察に出頭する姿を見るかもしれないんですね…。
肝心の逮捕については、次の段階になります。
「取調べなどが終わると、警察は捜査内容をまとめて、検察に送致(※事件を検察に送ること)します。ほどんとの場合は、この段階で、検察は逮捕状請求をします。」
逮捕状請求をするとG-DRAGONはすぐに逮捕されてしまうのでしょうか。
引き続き、イさんに説明してもらいました。
「検察が逮捕状を請求すると、今回は裁判所が、逮捕するかどうかを判断するプロセスが残っています。裁判所は、検察が提出した逮捕の理由や裏付け資料、証拠隠滅の可能性などを見て、被疑者を逮捕するかを判断することになります。」
ただ逮捕状を請求したからと言って、全員が逮捕されるわけではなさそうです。
「一般的な事件では逮捕状請求は容認されることがほとんどです。しかし、先日、同じく違法薬物の使用で逮捕状が請求されたユ・アイン氏も逮捕されなかったので、逮捕されない可能性もあります。」
しかし重要なことは、そこからだという弁護士のイさん。
「ただそこで逮捕されなかったからと言って、罪がないわけではありません。裁判が始まり、実刑判決が出れば、刑務所に行かなければならないです。韓国での違法薬物の事件は、初犯(※前科前歴がないこと)であれば、実刑判決は出る可能性はとても低いです。」
ただし、みなさんご存じの通り、G-DRAGONは2011年、大麻の陽性反応が出て、起訴猶予処分を受けたことがあります。
「前回の起訴猶予は、罪がないというわけではないです。違法行為だけど初犯だし、確認された大麻の成分が極めて少なかったので、起訴猶予の処分が出ました。今回、もしG-DRAGONが違法薬物を使用したと判断されると、再犯になってしまいますので、前回のように軽い処分で終わらない可能性が高いです。」
全ては今後の取調べで、G-DRAGONがどんな薬物をどれくらい使ってきたかが焦点となると付け加えたイさん。
ファンとしては不安が気持ちが大きくなるばかりだと思いますが、まずは今後の出頭、取調べ、裁判のプロセスを見守っていくしかないと思います。
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BigBangのG-DRAGON側は違法薬物の使用を全否定
2023年10月27日、G-DRAGONの弁護人が違法薬物の使用を全て否定する公式コメントを発表しました。
「クォン・ジヨンです。まず私は麻薬と投薬した事実がありません。また最近、メディアに公開された’麻薬類管理の法律違反’に関するニュース報道内容とも無関係であります。ただし、多くの方がご心配されていることを知っているので、捜査機関の調査には積極的に協力して、より誠実に挑みます。」
今後、警察の捜査のプロセスで事実が明らかになっていくと思います。
また2023年10月27日、仁川警察庁はG-DRAGONに対して出国禁止の措置を取りました。
2023年10月30日、G-DRAGONの弁護人は、再び違法薬物の使用を否定し、警察に行って検査を受けると公式コメントを発表しました。
クォン·ジヨン氏の諮問弁護士である法務法人ケイワンチャンバーのキム·スヒョン弁護士です。
すでに明らかにしたようにクォン·ジヨン氏は麻薬を投薬したことがありません。
これに関連してクォン·ジヨン氏は今日午前、弁護人1人を選任し、仁川警察庁広域捜査隊麻薬犯罪捜査係に選任申し込みと共に自首出頭意向書を提出しました。
クォン·ジヨン氏は、自首出頭意向書と弁護人の意見書を通じて、自首出頭の意思と積極的な捜査協力の意思を強く表明しながら、迅速な捜査進行を通じた迅速な実体的真実究明で、悔しさを早期に解消するために、捜査に必要な一切の資料を任意提出し、毛髪および尿検査にも積極的に受けることを警察に伝え、現在、自首出頭の日程を調整しています。
この事件に関連して最近、憲法裁判官出身の弁護人選任、巨額の選任料支給など推測性の虚偽報道やYouTube映像などが無分別に流れているところ、これは全く事実ではないことを明確にし、このような推測性の報道に対しては虚偽事実流布および名誉毀損で超強硬対応します。
KBANでも引き続き、韓国の最新情報をお伝えしていきます。