映画「新感染」の前編と言えるアニメ映画「ソウル・ステーション/パンデミック」とは

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

韓国で1000万人を超える大ヒットを記録したゾンビ映画の『新感染 ファイナル・エクスプレス』!

ドラマ『コーヒープリンス1号店』や『トッケビ』で有名なコンユが主演をつとめ、日本でも話題になっています。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』には、その前編と言えるアニメーションがあることをご存じですか。

 

『新感染 ファイナル・エクスプレス』をご覧になった方の中で、映画始まってすぐゾンビが出てくるっていきなりすぎじゃない?!って感じた方もいるかと思います。

実は『新感染 ファイナル・エクスプレス』には、前日譚(ぜんじつたん=事件発生の前のストーリー)のアニメーションが存在します。

そのアニメーションとは一体どんなものなのか、解説してみたいと思います。

 

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目次

ソウル・ステーションパンデミックとは?

『新感染 ファイナル・エクスプレス』を作ったヨン・サンホ監督は、実はアニメーション専門の監督です。

2011年作った『豚の王』がカンヌ映画祭で招待されるほど、実力を認められているんです。

そして今回の『新感染 ファイナル・エクスプレス』が、初めての実写版の作品ということになります。

 

実力のあるアニメーション監督がなぜ実写版の映画を作ることになったのか。

そのきっかけになったのが『新感染 ファイナル・エクスプレス』の前編といえるアニメ『ソウル・ステーション/パンデミック』です。

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ソウル・ステーションパンデミックは2015年に発表されている

『ソウル・ステーション/パンデミック』はヨン監督が2015年に発表したアニメーションです。

ホームレスが群がるソウル駅周辺で、誰にも気づかれることなく死を迎えたホームレスがゾンビとして生き帰り、そこから起きる無残な1日を描いたストーリー。

ヨン・サンホ監督は社会性の高い作品を作ることで有名で、この『ソウル・ステーション/パンデミック』もかなり現代社会や人間の裏側の‘汚い部分’を生々しく描いています。

 

この映画を見た映画関係者が、その高い作品性の惚れこんでヨン監督に実写版の映画製作を依頼。

同じ作品の実写化は何か面白くないと感じたヨン監督が、そこからつながる話、ソウル駅から出発するKTXに乗った乗客の話を映画化することにしたんですって。

 

『新感染 ファイナル・エクスプレス』には出演しないのですが、有名俳優のリュ・スンリョン、イ・ジュンらが声優として活躍。

それから女性主人公の声を担当したシム・ウンギョンは、『新感染 ファイナル・エクスプレス』にも特別出演しています。

 

ソウル・ステーションパンデミック予告編はこちら

『新感染 ファイナル・エクスプレス』とはかなり雰囲気が違う作品になっていますが、ヨン・サンホ監督の世界観を除くことが出来る貴重な作品です。

ご興味のある方はぜひ見てみてください。

公開劇場はこちらから探せます

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