本当に面白いおすすめ韓国ドラマ100選をジャンル別に紹介

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

→過去7人の韓国人と交際&婚約した私が教える韓国人男性との出会い方

目次

笑顔溢れる明るいラブコメディー韓国ドラマ

100日の郎君様(原題:백일의 낭군님)

・出演:ド・ギョンス、ナム・ジヒョン 他

・放送話数:全16話

『100日の郎君様』はEXOのD.Oこと俳優のド・ギョンスの初めての時代劇出演で話題を集めたドラマです。

ド・ギョンスが演じるのはある事件から記憶をなくしてしまった皇太子のイ・ユル。

相手役はナム・ジヒョン演じるユン・イソで、父と二人で暮らしながら婚期を逃してしまったのですが、いつも明るくて元気溢れる女の子です。

イ・ユルとユン・イソはひょんな出来事から一緒に暮らすことになり、惹かれ合いますが…身分の違いを超えて二人は恋を貫くことが出来るのでしょうか。

『100日の郎君様』も放送すればするほど人気が高くなって最終話の時は平均視聴率14.4%と最高視聴率を記録した大人気作!

ド・ギョンスファンの方はもちろん韓国ドラマが好きな方にはぜひ見てほしいです。

彼女はキレイだった(原題:그녀는 예뻤다)

・放送時期:2015年

・放送話数:全16話

可愛くもなければ、ファッションセンスも、お金も、これといった学歴もない女の子のヘジン(ファン・ジョンウム)。

そんな彼女が大手ファッション誌の編集部に就職、そこで初恋だった幼なじみの男の子に偶然出会うことで始まる恋と成長の物語です。

才能もお金もセンスもないけど頑張り屋の主人公ヘジンを中心に、ヘジンの幼なじみだったけどヘジンの変わった姿に気づかないソンジュン(パク・ソジュン)、ヘジンと真逆でモテモテで才能あふれるけどヘジンの大親友のハリ(コ・ジュンヒ)、編集部の記者でヘジンを応援するシンヒョク(チェ・シウォン、SUPER JUNIORのメンバー)の4人を中心に広がるストーリーは、明るくて、暖かくて、毎回毎回ひたすら笑えちゃう!

冷たくて冷静だけど実は暖かい心を持つソンジュンと、軽そうに見えるけど実は誰より真面目なシンヒョクの二人も、まったく真逆の魅力を持っているキャラクターで、どちらかはかならず好きになれるはず♪

最後の最後まで恋の行方が分からないので、ドキドキしながら楽しめるドラマです。

力の強い女、ト・ボンスン(原題:힘쎈여자 도봉순)


amazon

・放送時期:2017年

・放送話数:全16話

かわいくて小さくてキュートな見た目だけど、家系で代々続く怪力を受け継いだ女の子のボンスン(パク・ゴヨン)。

ボンスンは幼馴染のグクドゥ(ジス)をずっと片思いしてきたけど、グクドゥのタイプは可憐で守ってあげたい女の子。

切ない気持ちを抱いていたボンスンの前に現れた、財閥3世のミンヒョク(パク・ヒョンシク)!

『力の強い女、ト・ボンスン』はボンスンとグクドゥ、ミンヒョク3人のキュートでかわいい恋の行方を追っていると、ついつい登場人物を応援したくなる、少女漫画みたいなドラマです。

韓国ドラマでは、’女の子は男の子に守ってもらう存在’ということが普通だったのですが、’私の彼氏は私が守る!’というキャッチフレーズの元、見た目はキュートだけど、誰より力強いボンスンが頑張るストーリーはとっても新鮮!

韓国ドラマをたくさん見てきて、何か新しいラブコメを見たいという方におすすめしたいです。

嫉妬の化身(原題:질투의 화신 )


amazon

・放送時期:2016年

・放送話数:全24話

アナウンサーにはなれなかったけど、お天気お姉さんとしてテレビ局に入社したナリ(コン・ヒョジン)は、ニュースを読むアナウンサーになるという夢のために上司から言われたことは全てやる出世志向のアラサー女子。

そんな中、ナリが片思いしていた報道局のイケイケ記者のファシン(チョ・ジョンソク)が3年間の海外特派員生活を終え報道局に帰ってきて、ナリと再会するけれど…?!

『嫉妬の化身』は出世志向の主人公ナリと、片思いしているナリを利用し続けた男のファシン、それからナリに思いを寄せるファシンの親友で財閥三世のジョンウォン(ゴ・ギョンピョ)の恋の三角関係を描いた作品です。

財閥三世だの、昔好きだった男だの、何だかありきたりの韓国ドラマによくある設定みたいですが、主人公のナリは人に振り回されず、自ら運命を開いていく強い働く女性!

ファシンも勝負欲あふれる記者として、現実にいたら嫌な人だろうけど(笑)

チョ・ジョンソクの演技が上手すぎて何だか嫌いにならないんですよね。どこか欠けているけど、愛しいキャラクターが魅力的なドラマです。

サムマイウェイ(原題:쌈 마이웨이)

・出演:パク・ソジュン、キム・ジウォン 他

・放送話数:全16話

学生時代、テコンドーの韓国代表を夢見るも、ある事件によりテコンドーを諦めざるを得なくなったドンマン(パク・ソジュン)と、彼の幼なじみでアナウンサーという夢を諦めて百貨店の受付嬢をやってるエラ(キム・ジウォン)

彼らを中心に同じアパートに住む4人の男女の恋と夢の物語を描いたドラマです。

普通の韓国ドラマみたいに、カッコよくて才能溢れてお金持ちで…という設定の主人公が一人もいないのですが、今の韓国の若者の姿を明るく描いたと評価が高かったです。

キルミーヒールミー(原題:킬미힐미 )

・放送時期:2015年

・放送話数:全20話

『キルミーヒールミー』は’多重人格障害’を持ち、7つの人格を持つ主人公ドヒョン(チソン)と、ドヒョンの主治医になった女医のリジン(ファン・ジョンウム)の恋の物語を描いたコメディドラマです。

主人公のドヒョンは、イケメンで頭が良くて、財閥3世としてエンターテインメント会社の副社長をしているパーフェクトな男だけど、潔癖症と強迫症はもちろん7つの人格を持つ多重人格者!

そんなドヒョンの前に現れた精神科医のリジンは、頭も良く清楚な見た目だけど、性格は天然そのもの!

リジンとドヒョンの二人が惹かれ合っていく姿は、腹を抱えて笑えるシーンばかり。

アニメーションのような演出も多く、何も考えずに楽しむにはぴったりの作品です。

韓国ではアニメーションっぽい演出とコメディのようなセリフで、特に10代~20代の若い世代に人気がありました。

明るくて面白い脚本が好評を得て中国でもリメイクされています。

ゴハン行こうよ(原題:식샤를 합시다 )

・放送時期: 2013年

・放送話数:全16話

韓国で一番’おいしい’ドラマの『ゴハン行こうよ』

弁護士事務所の事務員で、離婚して一人暮らしを始めたスギョン(イ・スギョン)、保健販売員でお世話好きのアラサー男子のデヨン(ドゥジュン、HIGHLIGHTのメンバー)、父の会社が倒産して一人暮らしをせざるを得なくなったジンイ(ユン・ソヒ)の3人は同じマンションに住んでいる住民たち。

一人暮らしで何かと寂しさを持っている、彼ら3人の男女がふれあっていく姿を描いた作品です。

’食べる’ということが重要なテーマになっていますが、日本の『孤独のグルメ』『ワカコ酒』のような本格的なグルメドラマというより、3人の主人公のストーリーを進めていく上で’食べ物’がきっかけになることが多いという感じです。

作品後半にはスリラー的な要素もあり、最後の最後まで楽しめるドラマとなっています。

プロデューサー(原題:프로듀사)

・放送時期: 2015年

・放送話数:全12話

映画『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョン、演技派女優として有名なコン・ヒョジン、アジア全域で大人気のキム・スヒョン、ソロアーティストとしても人気の高いIUが主演をつとめるということで、韓国では放送前から話題を集めたドラマ『プロデューサー』。

テレビ局の制作局を舞台に、番組を作るプロデューサーであるジュンモ(チャ・テヒョン)、イェジン(コン・ヒョジン)、スンチャン(キム・スヒョン)とトップアイドルのシンディ(IU)を中心に、テレビ局や芸能事務所の人たちの姿を描いています。

『フルハウス』などのヒット作を手掛けてきたピョ・ミンスさんと、コント番組のディレクターとして有名なソ・スミンさんが共同演出しており、ドラマだけどコント的な要素も多いのが特徴。

テレビ局を舞台にしているだけあって、「ミュージックバンク」など実際にある番組の裏側が出るなど、ドラマだけどリアルな魅力がある作品に仕上がっています。

主人公4人のロマンスも良いけど、韓国のテレビ局や芸能界の裏側を見てみたいという人におすすめしたいドラマです。

キャリアを引く女(原題:캐리어를 끄는 여자 )

・放送時期: 2016年

・放送話数:全16話

『冬のソナタ』のヒロイン、ジウ姫ことチェ・ジウが久々に単独主演をつとめたドラマというだけで見る価値がある『キャリアを引く女』。

チェ・ジウ演じる主人公のクムジュは、なんと大手法律事務所の事務局長!

刑事並みの捜査力に、体力もあり、頭も良く、みんなに信頼されているイケイケのキャリアウーマンです。

そんなパーフェクトなクムジュですが、司法試験に5回も落ちた経験があり、試験へのトラウマで弁護士になりたいという夢を諦めている状態。

そんなクムジュはあることをきっかけに事件に巻き込まれてしまうのですが…

イケメン俳優チ・ジンモ演じるパパラッチメディアの代表ボクゴがチェ・ジウの相手役として出演し、結婚育児ではなく、仕事では成功しているクムジュの成長ストーリーを描いた作品です。

どんなことが起きても夢を諦めずに前向きに頑張るクムジュの姿に共感できる女性は多いはず!

元気をもらいたい時に見てほしいドラマです。

マイプリンセス(原題:마이프린세스)

・放送時期: 2011年

・放送話数:全16話

『マイ・プリンセス』は、今では全てなくなってしまった朝鮮王室の復元をテーマにしているドラマです。

大学で美術史学を学んでいた平凡な女子大生のイ・ソル(キム・テヒ)は、政府の’王室復元プロジェクト’によって、ある日、朝鮮時代の最後の王族として、王室入りすることになります。

そして平凡な生活をしてきて王族としての品格なんで一つも見に付いていないソルに、礼儀作法を教えるために来た外交官のヘヨン(ソン・スンホン)。

第一印象は最低だった二人の間に、はたして恋は生まれるのか?!

キム・テヒとソン・スンホンという大物韓流スターが出演するということで、日本でも話題になった『マイ・プリンセス』。

二人が予想以上の演技を見せてくれていますし、’ある日、王族になった’というシンデレラストーリーで、演出もコミックな要素が多く、何も考えずにただただ楽しめる作品となっています。

トキメキ☆成均館スキャンダル(原題:성균관 스캔들 )

・放送時期: 2010年

・放送話数:全20話

まだまだ俳優として新人だったソン・ジュンギとユ・アイン、パク・ユチョンが共演した『トキメキ☆成均館スキャンダル』!

しかも舞台が現代ではなく朝鮮時代ですので、他では見られない3人の韓服(ハンボク、韓国の伝統服)を見られるというだけでも貴重です。

朝鮮時代にあった若者のための教育機関である成均館、その男性だけの世界に偲び込んだ女の子のユニ(パク・ミニョン)と真面目な青年のソンジュン(パク・ユチョン)、男っぽい魅力があるジェシン(ユ・アイン)、遊び好きでお洒落好きな先輩のヨンハ(ソン・ジュンギ)の4人が広げる物語は、見ていて笑顔になってしまうほど、明るくてキュートなエピソードばかり!

この作品は人気がかなり高かった小説が原作ですが、多少原作と話は変わっています。

それでもキャラクターの魅力を上手く描いて、原作並みにすばらしいドラマだと評価されています。

主君の太陽(原題:주군의 태양 )

・放送時期: 2013年

・放送話数:全17話

『主君の太陽』は財閥三世のツンデレ男ジュンウォン(ソ・ジソプ)と幽霊が見える体質の女ゴンシル(コン・ヒョジン)の物語を描いたラブコメディドラマです。

大手ショッピングモールの社長ジュンウォンは、自分が信じたいことだけ信じて、自分が見たいことだけ見る、怖いもの知らずの財閥三世!

お金が大好きで、売上にしか興味ないジュンウォンの前に現れた不思議な女性ゴンシルは、ジュンウォンとは真逆で、社会と距離をおいてひっそり暮らしていたんです。

ひと味変わったキャラクターを持つ二人が心を開いていく姿は、微笑ましいけど何だから笑えちゃう!

エピソードごとに出てくる幽霊もドラマの魅力になる要素です。

基本的にはラブコメディドラマですが、出演する幽霊の演出にもかなり力を入れていて、CGなど特殊効果を使った幽霊の姿にびっくりすることも。

その分、普通のラブコメディとは一風変わった、ホラー好きでも納得できる作品となっています。

日本でもリメイクされた有名ドラマ『美男(イケメン)ですね』を書いたホン姉妹(ホン・ジョンウンさん&ホン・ミランさん)が脚本を担当しているので、明るくコメディ要素が強い作品が好きな人におすすめしたいです。

前のページへ4/8次のページへ

最新韓国情報をLINEで受け取る

友だち追加

この記事のカテゴリ

韓国ドラマ 韓国芸能

オススメ記事