再び注目を集める、SHINeeジョンヒョン作詞作曲によるソロ曲の数々

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

SHINeeのメンバーであるジョンヒョンが12月18日、急逝しました。

今でも信じがたいこのニュースは、あまりにも衝撃的なことで、世界中のK-Popファンに悲しみを与えました。

ジョンヒョンのこと、SHINeeのメンバーのこと、彼らの家族、同僚たちのこと・・みなさん心配していたと思います。

 

幸い、2018年年明けにSHINeeのメンバーは東京ドーム公演を予定通りに開催することを発表。

「このような決定がジョンヒョン兄ちゃんが望んでいる私たちの姿であり、ファンの皆様との約束を守り、良い舞台を見せるのが、最もSHINeeらしい姿であることだと思いました。」というKeyのメッセージに涙を流したファンもたくさんいると思います。

 

そして今、韓国では、ジョンヒョンのSHINeeとしてではなく、一人のアーティストとして、音楽家として残していった曲にも再び注目が集まっています。

今回はジョンヒョンのソロ曲、作詞・作曲にかかわった名曲たちを紹介します。

 

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目次

ジョンヒョン作詞作曲によるソロ曲

◆Lonely Feat.テヨン

ジョンヒョンが2017年2月に発売したアルバムのタイトル曲「Lonely(Feat.テヨン)」。

一緒にいても一人でいるような寂しさと、一人の方が良いと思ってしまう複雑な感情を、テヨンとジョンヒョンが語り合うような内容の曲です。

少女時代のテヨンが参加した曲で、テヨンがジョンヒョンの追悼メッセージを書いた時「Lonelyは姉ちゃんを思いながら書いたというそのプロセスを全部覚えているよ。」と触れた曲でもあります。

優しいメロディーと二人の声が魅力的な、ファンではない方にもぜひ聞いてほしい一曲です。

 

◆하루의 끝(ハルウィクッ、 End of a day)

ジョンヒョンがSHINeeのメンバーとしてではなく、ソロアーティストとして、その音楽への才能を認められるようになったアルバム『이야기(イヤギ、物語) Op.1』の収録曲です。

仕事帰りの、一日が終わる頃の人々に語り掛けるような、淡泊だけど優しいメロディーと歌詞で多くのファンに愛された曲です。

ジョンヒョンは本当に、歌で、歌の力で多くの人々を慰め、癒してきたんだなぁと思います。

 

◆한숨(ハンスム、ため息) by イ・ハイ

YGエンターテインメント所属の女性ソロアーティストイ・ハイが2016年4月に発売したアルバム『SEOULITE』の収録曲の「한숨(ハンスム、ため息) 」です。

当時も、SMエンターテインメントのジョンヒョンが、YGエンターテインメントのハイに曲を提供したと話題になっていたんですけどね。

「大丈夫。私がハグしてあげる。本当にお疲れ様」という歌詞が、ジョンヒョンのことがあってから、注目されました。

イ・ハイは2018年1月11日に開かれた「第32回ゴールデンディスク賞」でジョンヒョンへの追悼の意味を込めて「한숨(ハンスム、ため息) 」を歌いました。

 

◆우울시계(ウウルシゲ、A Gloomy Clock) Feat. ジョンヒョンof SHINee by I.U

今、韓国でもっとも人気が高い女性ソロアーティストI.Uが歌ったジョンヒョンの曲です。

2013年に発売されたアルバム『Modern Times』の収録曲で、ジョンヒョンが作詞作曲しただけではなく、フューチャーリングもして話題になりました。

恋人と別れてから、何をしても憂鬱から抜け出せない気持ちを歌った切ない感じの曲です。

 

◆No More by キム・イェリム

個性的な声と語り掛けるようなスタイルで大きな人気を得ていた女性ソロアーティストのキム・イェリムの曲です。

この曲、実は、アルバムが発売される前に、ジョンヒョンが「ユヒヨルのスケッチブック」という音楽番組の現場で歌って、ファンの間では話題になっていたんですけどね(放送はされていませんでした)。

ジョンヒョンが最初から彼女のために作った曲だけあって、キム・イェリムの個性的な歌声によく似合う雰囲気の曲となっています。

アルバムの収録曲でそこまで話題にはなっていませんが、ジョンヒョンのファンならぜひ聞いてほしい一曲です。

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K-POP SHINee SMエンターテイメント

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