韓国有名芸能事務所の熱愛報道に対する対応を徹底比較

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

日本の芸能界と同じく、ほぼ毎月のように何かしら熱愛報道がある韓国の芸能界!

アイドルの熱愛から、結婚、不倫騒動などなど…韓国の有名事務所はそれにどう対応する?!

韓国の大手芸能事務所の熱愛報道に対する対応方法をそれぞれまとめてみました♪

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目次

韓国芸能事務所の熱愛対応徹底比較

SMエンターテインメント

東方神起、SHINeeEXOらが所属する韓国最大のエンターテインメント企業であるSMエンターテインメント!

SMエンターテインメントは1989に創立、1995年に正式に法人設立した長い歴史を持っているだけあって、これまで数多くの熱愛説やスキャンダルを経験してきました。

そんなSMの熱愛説に対する対応は、とにかく簡潔に・ムダなく・なるべく一言で、説明するのが特徴です。

たとえば2014年にあったEXOのベキョンと少女時代のテヨンの熱愛報道に関しては

「二人は仲いい先輩後輩で、最近、好感を持ち始めた段階」

だと簡単に発表しました。

また2016年のEXOのカイとf(x)のクリスタルの熱愛報道に関しても

「二人は友だちの仲で、最近、好感を持ち始めた」

と発表しています。

翌年の2017年、同じ二人が別れたとの報道にも

「二人は別れた」

と一言。

逆に熱愛説を否定する時も簡単な言葉での対応は同じく、「事実無根」「二人は仲いい同僚」だと発表しています。

ちなみにSMエンターテインメントは、熱愛説だけではなく、アーティストのカムバック時期などについても「決まったことはない」「準備中」と一言で簡潔に答えています。

どんな時でも会社の公式発表は「簡潔に」というのがモットーなんでしょうね。

 

YGエンターテインメント

BIGBANG、BLACKPINKらが所属していて、最近は多くのモデルやタレントたちも所属しているYGエンターテインメント。

最近はまた変ってきたみたいですが、基本的にはアーティストの自由奔放さを尊重する方針の事務所で、これまで何かとスキャンダルは多い印象の事務所です。

YGエンターテインメントの熱愛説に対する対応は‘いいニュースであれば長く、否定する時は短く’ということが多いです。

たとえば20181月に報道されたBIGBANGGDの熱愛に関しては「アーティストの私生活」「確認中」という感じで短く答えるだけで、とくにこれといった対応はしていません。

韓国の芸能メディアで働いている関係者はYGの熱愛報道に関する対応について、こうぶっちゃけてくれました。

「他のメディアから熱愛説が出て、確認しようとすると、広報担当者と連絡が取れないことが多いんです。連絡が取れないと、記事を書きようがないから困るんです。」

こういった熱愛説が出ると、メディアは関係者に事実確認をして記事を書かなければならないのに、メディアからの連絡を受けないというのは…さすが大物芸能事務所って感じですね。

しかしこんなYGでも、積極的に対応することがあって、それは‘結婚’という本当にめでたいことがあった時です。

2018年2月、BIGBANGのテヤンが女優のミン・ヒョリンと結婚した時は、結婚式はすべて非公開だったものの、結婚前と後に長い文章の発表文でアーティストの結婚を祝福しました。

また20183月、女優のチェ・ジウが結婚した時も、比較的に長い発表文で、その結婚ニュースを伝えています。

個人的な意見ですが、YGエンターテインメント的には‘結婚しない限りは報道しないでほしい’と思っているんでしょうね。

 

JYPエンターテインメント

TWICE、GOT7、スジの成功で、業績急上昇中のJYPエンターテインメント!

SMやYGに比べると会社の規模が小さく、2010年頃までは社長のパク・ジニョンの意向がすべて’というイメージが強い所でした。

そのためか熱愛説に対する対応も、その時によって行ったりきたり、落ち着かない部分があるのが特徴。

2011年以降、パク社長もその対応に問題を感じ、会社のシステムを大きく変え、今はだいぶ大手企業らしいシステムが定着してきています。

JYPエンターテインメントはデビューしてから3年間は恋愛禁止’という条件以外は、基本的にはアーティストの自由に任せるという方針を持っていることで有名です。

ですから熱愛報道が出ると、とにかくYES or NOをはっきりしてくれることが特徴です。

付き合っているなら、それが人気のアイドルだったとしても、‘付き合ってます’って潔く認めるという感じですね。

どっちなのかはっきりさせて、付き合ってるなら、それがもし結婚につながらなかったとしても応援してあげるということでしょうか。

テヤンと結婚したミン・ヒョリンの場合は、まだ結婚前にパク・ジニョン社長と一緒にトーク番組に出て、熱愛について語ったこともあります。

その時、ミン・ヒョリンを微笑ましく見守るパク・ジニョン社長の姿があまりにもお父さんっぽくて(笑)話題になりましたね。

 

キーイースト

韓国で一番大きい俳優事務所であるキーイースト。

日本ではあのヨン様が大株主だった企業としても(20183月に、SMエンターテインメントがヨン様の株を買い、大株主となりました)有名な事務所だと思います。

キーイーストの熱愛説に対する対応の特徴は‘手書きの手紙’です。

なんとなくヨン様の影響なのではないかなと思えてくるのは私だけでしょうか(笑)

熱愛説の時も、事故を起こした時も、スキャンダルに巻き込まれた時も、とにかくキーイーストは本人の手書きの手紙が基本です。

ちなみにキーイーストの所属俳優たちは、毎年、新年になるとファンに手書きの手紙を書いています。

 

FNCエンターテインメント

FTISLAND、CNBLUEAOAらが所属しているFNCエンターテインメント。

FNCエンターテインメントはちょっと独特で、‘大事なことはプレスリリースで’という方針を持っているそうです。

ある意味、一番会社らしいと言えば会社らしい対応の仕方です。

韓国の場合、オンラインメディアが発達していて、熱愛説が出ると電話などで素早く対応することが一般的です。

しかしFNCエンターテインメントの場合は、どんな場合にもなるべく‘プレスリリース’が先で、電話対応はその後という感じだそうです。

韓国の芸能メディアで働いている関係者は「FNCは、教えられる情報はすべてプレスリリースにまとめる感じですね。情報量が多くて、助かってます。」と評価しました。

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