2018年に活躍した韓国俳優ランキングTOP10、1位はマ・ドンソク

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

2018年、韓国でもっとも活躍した映画俳優は誰になるのでしょうか。

世界的な世論調査機関の韓国支社である韓国ギャラップが、“2018年を輝かせた映画俳優”のランキングを発表しました。

韓国ギャラップの2018年の映画俳優ランキングを紹介したいと思います。

 

→過去7人の韓国人と交際&婚約した私が教える韓国人男性との出会い方

◆2018年に活躍した韓国俳優ランキング

10位 チャ・テヒョン(차태현)

・2018年の代表作:『神と共に-因と縁-』(2017年公開)

2018年、もっとも活躍した俳優!10位に選ばれたのは、好感度の高い俳優として映画・ドラマ・バラエティーと幅広く活動しているチャ・テヒョンです。

日本でもチョン・ジヒョン主演の映画『猟奇的な彼女』の彼氏役として有名ですよね。

チャ・テヒョンは2017年に公開した神と共に-因と縁-』で亡くなった消防士を演じて、多くの映画ファンに好評を得ました。

 

9位 チョ・インソン(조인성)

・2018年の代表作:『安市城(アンシソン)』

イケメン俳優として日本にも多くのファンがいるチョ・インソンが9位にランクインしました。

2008年以降、ドラマを中心に活動していたチョ・インソンですが、2017年の『ザ・キング』に次いで2018年に『安市城(アンシソン)』も500万人を超える観客を動員!

40代を前に演技力のあるイケメン映画俳優としての地位を確立しました。

『安市城(アンシソン)』はまだ先だと思いますが、『ザ・キング』は日本でもDVD販売・レンタルしておりますので、ファンの方はぜひチェックしてみてください。

 

8位 ファン・ジョンミン(황정민)

・2018年の代表作:『工作』

ファン・ジョンミンは韓国映画界で”ファン・ジョンミンが主演なら映画はヒットする”と言われるほど、チケットパワーのある俳優です。

(チケットパワーとは俳優が映画の興行を保証する力のことで、この俳優が出れば投資するという関係者も多いです)

2018年にヒットした作品は、実在する韓国人スパイの物語を描いた『工作』。

ファン・ジョンミンは韓国の軍人出身で、北朝鮮の高級官僚に近づくスパイ役を、まるで本人のように演じたと評価されています。

 

7位 チョン・ウソン(정우성)

・2018年の代表作:『人狼』

8位にランクインしたのは渋い魅力が日に日に増して、年齢を重ねれば重ねるほどカッコよくなっているとファンが多いチョン・ウソンです。

2018年、チョン・ウソンは日本のアニメ『人狼 JIN-ROH』を映画化した『人狼』に出演、ただ大きな話題にはならず、映画興行には失敗とも言える結果になりました。

それなのになぜ8位に?という感じですが、実はチョン・ウソンは2018年、難民関連の発言で大きな注目を集めました。

2018年、韓国の済州島には数百人の難民が入国し、問題になっていたんです。

その時、2014年からUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の広報大使を務めているチョン・ウソンが、難民を受け入れるべきだと多くのインタビューをしました。

難民問題に関しては賛否両論あった時期で、多くの非難も集まりましたが、支持が集まったことも事実です。

 

6位 ユ・ヘジン(유해진)

・2018年の代表作:『完璧な他人』『レスラー』

ファン・ジョンミンと共に韓国映画界でチケットパワーのある俳優として認められているユ・ヘジン。

2018年には『完璧な他人』、『レスラー』とコメディ映画に続いて2作品も出演しました。

残念ながら『レスラー』は興行に失敗したのですが、『完璧な他人』は500万人を超える観客を動員して成功的な結果を残したんです。

 

5位 チュ・ジフン(주지훈)

・2018年の代表作:『神と共に-因と縁-』、『工作』、『暗数殺人』

2018年、韓国映画界でもっとも活躍した俳優の5位にランクインしたのはチュ・ジフンです。

出演作の『神と共に-因と縁-』、『工作』、『暗数殺人』の全てが興行に成功、どの作品でも強烈な印象を残しました。

チュ・ジフンは実はデビュー後、全盛期を迎えていた2009年に、麻薬取締役法により検挙され、執行猶予付きの実刑判決を受けています。

それでしばらくは地上波ドラマにも出ることが出来ず、映画にも出演出来ない状態が続いてたんです。

数年後から徐々に始めた演技活動がやっと開花したのが今年で、チュ・ジフンにとっては大きい意味のある年になったのではないかと思います。

 

4位 ソン・ガンホ(송강호)

・2018年の代表作:『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017年公開)

ソン・ガンホは、なんと今回の調査が行われた2018年11月時点では、公開された映画がまったくないのにも関わらず、4位にランクインしました。

2017年に公開して1000万人を超える観客を動員した『タクシー運転手 約束は海を越えて』がやはり大きな印象に残っているのでしょうか。

2018年12月19日に公開した映画『麻薬王』では、1970年代を背景に麻薬を売る男を演じて好評を得ています。

 

3位 イ・ビョンホン(이병헌)

・2018年の代表作:『それだけが、僕の世界』

2018年、もっとも活躍した映画俳優3位にランクインしたのは元祖韓流スターのイ・ビョンホンです。

イ・ビョンホンは映画それだけが、僕の世界』でやる気なんてない名ばかりプロボクサーを演じて、演技の幅を広げたとの評価を受けました。

またドラマ『ミスターサンシャイン』も大きくヒットし、映画とドラマの両方で高い人気を得る結果になりましたね。

2014年に不倫騒動で色々と問題になり、少し活動がつまずいたイ・ビョンホンですが、完全復帰したと言っても良さそうです。

 

2位 ハ・ジョンウ(하정우)

・2018年の代表作:『神と共に-因と縁-』(2017年公開)、神と共に-罪と罰-』

ハ・ジョンウは『神と共に-因と縁-』、神と共に-罪と罰-』と1000万人観客を超える作品に続いて出演しました。

毎年のように大きな成功を収める映画作品に出演しているハ・ジョンウは、今、韓国映画界でもっともチケットパワーのある俳優だと言われているんです。

また、韓国ギャラップが毎年行っている今回の調査にも7年連続で5位にランクインしています。

どれもハ・ジョンウの高い人気を裏付けることなのではないでしょうか。

最近では映画監督にも挑戦していて、制作分野でも期待が集まっています。

 

1位 マ・ドンソク(마동석)

・2018年の代表作:『神と共に-罪と罰-』

2018年、もっとも活躍した映画俳優ランキングで堂々と1位になったのはマ・ドンソクです。

日本にはまだ全然知られていない俳優ですが、韓国ではこの数年間、本当に多くのヒット作に出演している俳優だと言えます。

アメリカ出身で、元プロトレーナーなだけあって、ものすごくマッチョですが、心だけは優しい!というのがマ・ドンソクの魅力。

神と共に-罪と罰-』でも驚異的なパワーと暖かい心を持ち、家を守る神様を演じて大好評を得ました。

多くの作品に出ることでも有名で、2018年だけで5つの映画作品に出演しています。

出典: http://www.gallup.co.kr/gallupdb/reportContent.asp?seqNo=971

調査期間:2018年11月7日~30日

最新韓国情報をLINEで受け取る

友だち追加

この記事のタグ

韓国俳優

オススメ記事