2019年韓国映画観客動員数ランキングTOP10

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

2019年も数多くのヒット作が生まれた韓国映画。

映画大国の韓国では、2019年に観客動員数1000万人を超える作品が2つも生まれました。

2019年1月1日から12月30日まで、韓国で上映された韓国映画の観客動員数ランキングを紹介します。

2019年、韓国で一番人気を集めた作品は何でしょうか。

ランキングをご確認してください!

参照データ:韓国映画振興委員会( http://www.kobis.or.kr/ )

 

◆2019年韓国映画観客動員数ランキング

10位 最も普通の恋愛 (가장 보통의 연애)

・出演:キム・レウォン、ン・ヒョジン 他

・公開日:2019-10-02

・観客動員数:2,924,564人

未練がましい男と、クールな女の恋愛を描いた『最も普通の恋愛』。

30代ならではの恋愛をリアルに描き、多くの共感を得た作品です。

日本でも公開を予定しているということで、恋愛物が好きな映画ファンにはぜひ見てほしいと思います。

 

9位 悪人伝 (악인전)

・出演:マ・ドンソク、キム・ムヨル、キム・ソンギュ 他

・公開日:2019-05-15

・観客動員数:3,364,712人

『悪人伝』は連続殺人鬼に狙われていた闇の組織のボスと、連続殺人鬼を検挙したい刑事が協力し、犯罪者を追うという韓国ノワールジャンルの映画です。

韓国ノワールからスタートして今ではハリウッド映画にるも出演しているマ・ドンソクと高い演技力で日本でも人気の高いキム・ムヨルのダブル主演。

男臭い男たちのノワール作品で、アクション好きの人にもおすすめします。

 

8位 金の亡者たち(돈)

・出演:リュ・ジュンヨル、ユ・ジテ 他

・公開日:2019-03-20

・観客動員数:3,389,125人

韓国の金融街で繰り広げられるマネーゲーム。

そこで生き残るために違法な取引に手を染めてしまった若者と彼の前に現れた謎の人物に関する映画です。

原題は『お金』で、それこそお金によって人間が変わっていく様子を描いていて、高度な心理ゲームを楽しむことが出来ます。

日本では2019年11月19日に劇場公開しました。

 

7位 82年生まれキム・ジヨン(82년생 김지영)

・出演:チョン・ユミ、コン・ユ 他

・公開日:2019-10-23

・観客動員数:3,678,156人

日本でも大人気と得た小説『82年生まれキム・ジヨン』を原作にした映画です。

小説通り、仕事や育児に奮闘する82年生まれの女性’キム・ジヨン’の姿を描いています。

小説よりは明るい未来を描いているということで、同年代を生きる女性たちにはぜひ見てほしい一作です。

 

6位 バッドガイズ:THE MOVIE(나쁜 녀석들: 더 무비)

・出演:マ・ドンソク、キム・サンジュン、カン・イェウォン 他

・公開日:2019-09-11

・観客動員数:4,573,371人

同名の韓国ドラマ『バッドガイズ-悪い奴ら-』をスピンオフ形式で映画化した作品です。

過去に罪を犯してしまった男たちと警察の特殊犯罪捜査課が協力して、犯罪者を取り締まる犯罪アクション映画で、ノワール物が好きな人におすすめ。

 

5位 鳳梧洞(ポンオドン)戦闘(봉오동 전투)

・出演:ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル 他

・公開日:2019-08-07

・観客動員数:4,787,538人

1920年、韓国独立軍が日本軍に立ち向かった鳳梧洞(ポンオドン)戦闘を描いた歴史物の映画。

ユ・ヘジンとリュ・ジュンヨルという、それぞれベテランと若手を代表する演技派俳優が共演するということで大きな話題を集めました。

日本俳優の北村一輝も出演しています。

 

4位 白頭山(백두산)

・出演:イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、ベ・スジ 他

・公開日:2019-12-19

・観客動員数:5,743,258人

イ・ビョンホンとハ・ジョンウのトップ俳優らのダブル主演で、公開10日で500万人の観客を動因した大作『白頭山』。

中国と北朝鮮の境界線にある白頭山が噴火するという災難が起き、それを何とか阻止しようとする韓国と北朝鮮の動きを描いています。

このまま人気を維持すれば、観客動員数1000万人超えも可能なのではないでしょうか。

 

3位 EXIT イグジット(엑시트)

・出演:イム・ユナ(少女時代)、チョ・ジョンソク 他

・公開日:2019-07-31

・観客動員数:9,426,014人

無職の哀れな男(チョ・ジョンソク)と、男が片思いしていた一人の女(イム・ユナ)。

その男女はある宴会の場で偶然の出会いをはたしますが…有毒ガスが迫ってきて何とかしてでも超高層ビルを脱出しなければならない!

ストーリだけでは重そうなイメージですが、笑いあり、感動ありのサバイバル・パニック作品です。

日本では11月22日から劇場で公開されました。

 

2位 パラサイト 半地下の家族(기생충)

・出演:ソン・ガンホ、

・公開日:2019-05-30

・観客動員数:10,085,277人

日本の映画関係者にもファンが多い韓国のボン・ジュノ監督の最新作『パラサイト 半地下の家族』。

カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞して、世界的に認めた作品です。

貧しい家族がとある事がきっかけで豪邸に入り、そこから起きる衝撃の出来事を描いています。

映画評論家だけではなく、一般観客からも好評を得た作品として、映画好きの方は見逃してはいけない映画だと思います。

日本では2020年1月10日から劇場公開します。

 

1位 エクストリーム・ジョブ(극한직업)

・出演:イ・ハニ、リュ・スンリョン、イ・ドンフィ 他

・公開日:2019-01-23

・観客動員数:16,265,618人

犯罪者の取り締まりに苦戦していた韓国警察の麻薬捜査チーム。

警察官たちが捜査のための最後の手段として選んだのが…フライドチキン店の開業?!

麻薬半在の取り締まりという重い題材をコミカルに描いている作品です。

日本では2020年1月3日から劇場公開します。

ここまで2019年の韓国映画観客動員数ランキングをまとめてみました。

もうすぐ日本でも公開する映画がいくつもありましたね。

みなさん、気になる作品をチェックしてください!

最新韓国情報をLINEで受け取る

友だち追加

この記事のタグ

韓国映画

オススメ記事