ネットフリックス配信で世界的に大きな人気を得ている韓国映画『#生きている』。
日本でも有名なパク・シネ、ユ・アイン主演で、謎のウィルスにより多くの人々がゾンビになってしまったソウルのとあるマンションが舞台になっています。
韓国でもコロナ禍の中で公開されて約190万人の観客を動員、ネトフリで配信された当日に人気1位になるほどの人気っぷり。
しかし映画ファンの間では設定の矛盾が多すぎるとの声も?!
韓国映画『#生きている』の設定の矛盾をまとめてみました。
※映画の内容・結末に関するネタバレがあります。ご注意ください。
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映画『#生きている』:韓国で指摘されている設定の矛盾7選
1.災難放送を見続けてたはずなのに基本的な対策もしないジュヌ
映画の序盤、ジュヌ(ユ・アイン)は一人で家に閉じ込められて、2週間近くの時間を過ごします。
その間、ジュヌはテレビでずっと緊急災難放送を見ていますが、ジュヌはその間、基本的な災難対策を一切していません。
たとえば断水に備えて浴槽にお水を溜めておくことは、基本中の基本で、災難放送でもかならず案内があったはず。
しかしジュヌは最後の飲み水まで飲みきった後に、雨水か何かを利用してインスタントラーメンまで作って食べてしまいます(もちろんすごくおいしそうでしたがー笑)。
お水もなく、食糧もほぼないという状況を考えると設定の矛盾だと感じる部分です。
2.たまたま死ぬ直前にジュヌを救うユビン
ジュヌが死んでしまう直前に、向かい側に住んでいたユビン(パク・シネ)がジュヌを止めるというシーン。
お二人がお互いの存在に気付く初めてのシーンですが、ユビンもずっとマンションに閉じ込められていたのに、その日にたまたまジュヌを見つけたというのは少し矛盾があります。
しかもジュヌがユビンの存在に気付いた瞬間は、常識的に考えると、とてもじゃないければ取り返しのつかない状態のはず。
ドラマチックな映画的な演出だと考えると全然許せる範囲ではありますが、リアリティーがないなぁと感じます。
3.深刻な災難放送の間に流れるラーメン広告
韓国の首都ソウルが謎のゾンビに襲われいる設定なので、テレビでもずっと緊急災難放送が流れてます。
そんな緊急事態の中でいきなり登場するのが、韓国インスタントラーメンの広告(苦笑)。
普通、緊急災難放送中には一般的な商業広告は流れないはずですよね。
明らかにプロダクトプレイスメント(映画内広告)だと思ったのですが、監督インタビューによると広告ではない、映画ストーリーのために活用したということ!
たしかに映画内には複数のメーカーのラーメンがいくつか登場しているので、広告ではないことは事実だと思います。
4.高所恐怖症のはずなのにベランダから飛び降りるユビン
ユビンとジュヌの会話の中で、ユビンは高所恐怖症があると明かします。
しかし映画のクライマックスシーンで、ユビンはかなり高いマンションのベランダ、何の躊躇もなく地面にカッコよく飛び降ります。
個人的にはパク・シネがめちゃくちゃカッコイイ!と感じたのですが、高所恐怖症がある人の行動とは思えない部分ですね。
5.特殊部隊出身並みに強いユビン
高所恐怖症の設定の矛盾から続いて、ユビンは少なくとも数十人のゾンビを相手に大きな怪我もなく戦い続けます。
映画の序盤、銃を持っている警察官でさえ、ゾンビに襲われてしまったことを考えると、少々無理があるかなって感じしますね。
また映画の終盤でも、ユビンは手も動けない状態で、ゾンビから数分間、攻撃されながらもかすり傷くらいで終わっています。
もちろんこの時もパク・シネがめちゃくちゃカッコイイ!と個人的に思いました(笑)
6.何の確認もせず主人公2人を救助する特殊部隊
ユビンとジュヌは映画の最後の最後に、特殊部隊から救助されます。
しかし冷静に考えるとユビンとジュヌはゾンビと戦って血だらけになっている状況。
外見だけを見たら、二人がゾンビに感染しているかどうかなんて分からないはずです。
そんな中で特殊部隊が感染の確認などもせず、すばやく二人を救助することは少し矛盾を感じます。
たとえば同じくゾンビ映画『新感染』では、人が歌を歌うことを確認してから、救助するというシーンがありましたね(ゾンビは歌えないので)。
ですのでここは特に指摘が多い部分です。
7.よくよく見るとゾンビが衣装替えして登場してる
映画『#生きている』の最後の設定の矛盾は、よくよく見て見るとゾンビが衣装替えして登場するということ!
私は全然気づかなかったのですが、確かに死んだはずゾンビが着替えて登場するというのは、少し残念な部分だと思います。
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まとめ
ここまで映画『#生きている』の韓国で指摘されている設定の矛盾についてお話しました。
色々と設定に矛盾があるということは否定できないのですが、とても面白く、ネトフリで楽しむには良い作品だと思います!
ちなみに主人公ジュヌは映画でずっとインスタグラムをやっていて、映画PR一環でインスタグラムアカウントが解説されているので興味のある方は見てみてください♪