写真=公式MV
スティーヴ・アオキとBTS(防弾少年団)が再びタッグを組んだ新曲『Waste It On Me』がリリースされ、両者のコラボはグラミー賞を見据えたものなのではないかとの見方が広まっています
スティーヴ・アオキとBTSがグラミー賞を取る可能性はどれくらいあるのでしょうか?
グラミー賞の目玉は主要4部門と呼ばれる最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞です。
過去には小澤征爾が最優秀オペラレコーディング賞、オノ・ヨーコがジョン・レノンと最優秀アルバム賞を受賞しました。
スティーヴ・アオキ(40)は、アメリカでエレクトロ・ハウスミュージシャン、音楽プロデューサー、DJなどとして活動しています。
写真=スティーヴ・アオキ公式ツイッター
彼は自身が2012年にリリースしたアルバム『ワンダーランド』で、グラミー賞最優秀ダンス/エレクトロニカ・アルバム賞にノミネートされたこともあります。
『ワンダーランド』はスティーヴ・アオキのデビューアルバムでしたが、彼はそれ以前から名の知れたDJだったため話題を呼びました。
そして今回のBTSとのコラボ曲『Waste It On Me』ですが、こちらは宣伝からとても力が入っていました。
曲の解禁に合わせて、アメリカのロサンゼルスにはBTSが新作を出すことを示唆する広告看板が設置されました。
また、公開されたリリック・ビデオはアートワークを起用したカラフルな映像が印象的です。
こうして『Waste It On Me』大々的に解禁され、世界的に注目を集めました。
グラミー賞の作品のエントリーは10月から翌年の9月までです。
スティーヴ・アオキとBTSがこのタイミングで楽曲をリリースしたことは、両者が2020年のグラミー獲得を真剣に考えていることを示しています。
大々的なプロモーション活動が行われ、曲に対する関心も高まっていることからグラミー賞を受賞する可能性は充分にありそうです。
アジア人タッグが受賞すれば大きな話題になることは間違いないでしょう。
今後の彼らの活動からも目が離せません。