祖父と父は銀行頭取、超絶エリート俳優イ・ジソンの現在は?

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

『チェオクの剣(茶母)』、『火の鳥』、『恋人』、『イ・サン』などで日本でも有名な韓国俳優のイ・ソジン。

最近、あまりドラマに出ていないと思いきや…韓国ではもうバラエティー番組にしか出ないタレントになっちゃった?!

気になるイ・ソジンの現在について、調べてみました。

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目次

イ・ジソンの現在を徹底調査

〇イ・ソジンのプロフィール

・生年月日:1971130

・身長:178cm

・血液型:A

・デビュー:1999

イ・ソジンは1999年にドラマでデビューし、今まで多くのヒット作に出演した韓国の人気俳優です。

お爺さんもお父さんも銀行の頭取を勤めたことがあり、財閥のLG家とも親戚関係という名門家に生まれて、自身もニューヨーク大学経営学科を卒業したエリートなのですが、20代後半に俳優に転身。

一般的に考えるとかなり遅い芸能界デビューですが、その優しそうな雰囲気と、それまでになかった知的なイケメン俳優ということで、デビュー後すぐに人気を得るようになりました。

日本では鳩山由紀夫元総理夫妻と、交流があることでも有名ですよね(さすが名門家のお坊ちゃま)。

1999年にデビューしたので、もう20年近くなる俳優ですが、今でも韓国だけではなく、日本や香港、台湾などアジアでも高い人気を誇っています。

 

〇イ・ソジンの代表作

1999年、ドラマ『波上の家』でデビューしたイ・ソジン。

韓国で国民的な人気を得るようになったのは、2003年に放送されたドラマ『チェオクの剣(原題:茶母)』です。

韓国の時代劇として初めてワイヤーアクションやCGを使い、印象的な演出で若い人たちに多くのマニアが出来た『チェオクの剣(原題:茶母)』。

イ・ソジンは、ヒロインのハ・ジウォンが演じるチェオクの相手役として、凄腕の武士として冷静沈着だけど、愛するチェオクにはものすごく優しい…

今になってみればパーフェクトな‘ツンデレ男’を演じました。

知的で冷静そうなイ・ソジンのイメージにぴったりのキャラクターだったし、ドラマ自体の評価も高くて、イ・ソジンもトップ俳優として認められるようになったんです。

その後は、『火の鳥』、『恋人』、『イ・サン』などで主演を務め、そのドラマが日本をはじめアジアにも放映され、俳優として輝かしいキャリアを積んできました。

ちなみに日本ではチェ・ジウと熱愛説があった俳優としても有名ですが、二人はバラエティー番組に一緒に出演した仲で、実際付き合ったという証拠などは全くありません。

 

〇イ・ソジンはもうバラエティーでお馴染みのタレント

アジアで大人気のイ・ソジンですが、実は5年ほど前からは、なんと演技よりバラエティー番組に出演するタレントとして人気が高いようです。

イ・ソジンがバラエティー番組に出るようになったのは、凄腕ディレクター(韓国では‘プロデューサー’と言いますが)として知られるナ・ヨンソク氏との出会いがきっかけだと知られています。

ナ・ヨンソク氏は、有名バラエティー番組『12日』を演出した有名ディレクターで、俳優一筋だったイ・ソジンが初めてバラエティーに出たのが、『12日』です。

イ・ソジンと同じ所属事務所で、仲の良い後輩であるイ・スンギが『12日』に出ていたから、それが縁になったらしいのですが、それまでイ・ソジンは一切バラエティー番組に出てなかったから、当時、韓国の視聴者にとってはかなり衝撃的な出来事だったそうです。

でもそこでナ・ヨンソク氏は、イ・ソジンに何かの可能性を発見したのでしょうね。

その後、ナ・ヨンソク氏がCJ E&Mに移籍してから初めて手掛けたバラエティー番組『花よりおじいちゃん』にイ・ソジンをスカウト、この番組が大ヒットしたんです。

『花よりおじいちゃん』は平均年齢76歳の大御所俳優4人がバックパック旅行に出るという変わった番組ですが、そこでイ・ソジンはおじいちゃんたちのサポート役に出演。

英語ぺらぺらのイ・ソジンの知的な魅力はもちろんのこと、おじいちゃんたちだけではなく、スタッフへの素晴らしい配慮が話題になり、イ・ソジンは第二の全盛期をむかえることになったんです。

『花よりおじいちゃん』が初めて放送されたのが2013年。

イ・ソジンは『三食ごはん』、『花よりおじいちゃん シーズン3』、『ユン食堂』と立て続けにナ・ヨンソク氏が手掛けた番組に出ています。

それに『花よりおじいちゃん』、『三食ごはん』、『ユン食堂』が全てヒットしたので、韓国ではイ・ソジンはすっかりバラエティー番組でお馴染みのタレントという感じです。

韓国では‘イ・ソジンはナ・ヨンソと同じ人格を持っていると言われるくらいですからね(笑)

俳優としてのイ・ソジンのイメージが強い日本では、ちょっと意外なことかもしれません。

 

〇もちろん演技でも成果出している

2013年からナ・ヨンソクのバラエティー番組に出るようになって、ドラマへの出演が確かに少なくなっているイ・ソジンですが、だからと言ってまったく演技をやっていないわけではありません。

2016年に久々に出演したドラマ『結婚契約』が、最高視聴率22.9%を記録したんです!

イ・ソジンはお金にしか価値を感じない冷徹な人間だったけど、一人の女性を愛することで変っていく財閥の御曹司を演じて、多くの女性を魅了しました。

2018年には『チェオクの剣(原題:茶母)』の監督が制作する映画に出演することが決まって、ちょうどいま、撮影をしているそうです。

このようにバラエティー番組でも、ドラマでも大成功を収めたイ・ソジン。

今後は、日本でもファンミーティングとかイベントとかも開催してほしいですね♪

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