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NTFLIXオリジナル韓国ドラマ「キングダム」が不評の理由

Netflix(ネットフリックス)で2019年1月25日に公開された韓国ドラマ『キングダム』。

日本を始め海外では好評を得ている『キングダム』ですが、韓国では意外と不満の声が上がっている?!

Netflix(ネットフリックス)初の韓国ドラマ『キングダム』の韓国での評判と不評の理由をまとめました。

 

→【体験談】韓国人彼氏と付き合うってどんな感じなの?

◆韓国では不評のNetflixドラマ『キングダム』

アメリカの映像ストリーミングサービスNetflix(ネットフリックス)。

日本でも韓国でもサービスしていて、大きな人気を得ています。

最近は、オリジナルコンテンツの制作にも積極的で、初めての韓国ドラマとして制作されたのが『キングダム』です。

 

Netflix(ネットフリックス)制作に、有名脚本家キム・ウンヒさんが脚本を担当。

主演は演技力に定評があるチュ・ジフンとリュ・スンリョン、ハリウッドでも活躍する女優ペ・ドゥナが起用され、『キングダム』は公開前から大きな注目を集めました。

Netflix(ネットフリックス)も公開前にシンガポールで世界中のメディアを集め、お披露目会を開催し、『キングダム』に大きな期待をかけている様子でした。

 

そして2019年1月25日、いよいよ『キングダム』が公開。

世界中から”素晴らしい”、”ゾンビが本当に生きているようだ”、”カッコいい時代劇”と絶賛の声が上がる中、韓国では”ちょっと期待外れ”という声が上がったんです。

韓国語のコンテンツだし、物語の背景も韓国で、一番理解されやすいはずの韓国で、なぜ『キングダム』は不評なのか?!

その理由について調べてみました。

 

◆Netflixドラマ『キングダム』の不評の理由

〇主演級俳優の演技がいまいち

『キングダム』の不評の理由として一番言われているのが、主演級俳優の演技力問題です。

もっとも指摘されているのはチュ・ジフン演じる主人公世子イ・チャンの、継母チョ氏役のキム・ヘジュン。

彼女は2015年にウェブドラマでデビューして、短編映画などに数作品出ているまだあまり知られていない女優ですが、『キングダム』では主演級の大きな役割を任されました。

 

『キングダム』は作品の雰囲気自体が終始重いですし、継母チョ氏は世子イ・チャンと真っ向から対立する人物です。

チュ・ジフン、リュ・スンリョンと言った大先輩たちと対等に演じなければならないことに緊張もあったと思います。

しかし彼女の演技はシーズン中ずっと改善されることなく、最後の最後まで何かと物足りない感じで終わってしまいました。

これに対して韓国の視聴者たちは「継母チョ氏が出ると集中が切れちゃう」「見るに堪えない」と厳しい意見を述べています。

 

しかし面白いのは継母チョ氏の演技について海外の視聴者からはあまり指摘がないということです。

『キングダム』で継母チョ氏は王室の人物なので、走ったり動いたりすることがなく、ほとんど言葉だけで演じています。

ですから韓国語を分からない海外の視聴者は、彼女の演技に不自然さを感じにくのです。

そのことで韓国では「キングダムは中国語ダビングと韓国語字幕で見たらもの集中できる」との冗談を言っている人もいるんだとか。

シーズン2の制作も決まったことですし、キム・ヘジュンさんにはもっと成長した姿を見せてほしいですね。

 

〇ドラマなのに6話は短すぎる

Netflix(ネットフリックス)初の韓国ドラマ『キングダム』に関して指摘がある部分は、ドラマなのに全6話と短い!ということです。

ドラマと言えば短くても15話前後はある韓国では、6話だけのドラマというのにちょっと物足りなさを感じているんでしょうね。

これに関して韓国メディアは「シーズン1の内部試写会での反応が良かったため、短く切り上げてシーズン2の制作を決めた」と報じており、Netflix(ネットフリックス)側も否定していません。

ただこれに関して韓国の映画・ドラマ制作に詳しい関係者は面白い意見を語ってくれました。

 

「『キングダム』が全6話と短くなったのは、もちろんシーズン2が決まったからもあると思いますが、韓国ならではの制作習慣が影響している可能性もあります。」

 

韓国ならではの習慣とは、何があるのでしょうか。

 

「韓国ドラマは、事前に最初から最後まで撮り終えてから放送するってことがほとんどありません。

脚本家もまずは前半部分を書いて、視聴者の反応を見たり、監督と相談しながら、後ろのストーリー展開を考えていくんです。

ですから韓国のドラマ脚本家には一気に12話とか15話を書き上げる習慣がないんです。」

 

なるほど…!!!

まだ制作も公開もされていない作品を長く書く文化自体が韓国にはなく、事前制作の『キングダム』は必然的に短くなったってことですね。

 

〇スタッフが過労死している

画像:http://news.mk.co.kr/newsRead.php?year=2018&no=36799

『キングダム』が公開される約1年前の2018年1月16日、韓国映画産業組合は一つの声明を発表しています。

声明発表の数日前である2018年1月12日、『キングダム』の美術スタッフA氏が、撮影を終えて帰宅している途中に倒れて、病院に運ばれたものの亡くなってしまいました。

A氏はまだ30代で若かったですし、持病などもなかった極めて健康な方でした。

 

韓国映画産業組合は今回の件を、劣悪な撮影現場で休みもなく働いた結果による過労死事件として声明を発表したんです。

韓国映画産業組合によると、韓国の放送関係者の1日平均労働時間は19.18時間、1カ月だと507.4時間を働いています。

1日平均19時間って‥寝たりと食べたりする時間もなさそうな勢いですよね。

これは当時、韓国では大きな問題になり、『キングダム』の撮影が中断されましたし、『キングダム』へのイメージダウンにつながりました。

今、公開されている『キングダム』のエンディングにはA氏への追悼メッセージが添えられていて、制作スタッフも1年前の事件を意識しているのでしょうね。

 

◆Netflixドラマ「キングダム」の今後は

ここまでNetflix(ネットフリックス)初の韓国ドラマ『キングダム』の韓国で不評な理由についてお話しました。

もちろん『キングダム』が批判だけされているわけじゃありません。

韓国初のNetflix(ネットフリックス)ドラマ・韓国初の時代劇ゾンビ物として大きな人気を得ています。

期待が大きかった分、ちょっとがっかりした部分もあるという話なのでしょうね。

Netflix(ネットフリックス)側もある程度、韓国の反応を意識しているのか、シーズン2では新しい監督さんを迎えると発表しています。

まだ公開日などは決まっていませんが、よりパワーアップした『キングダム』を見ることが出来たら嬉しいですね。

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