YGはBigBangタプの大麻問題を起訴前に把握していたことが判明

この記事の著者

韓国出身のKPOP・韓国芸能専門フリーライター。慶応義塾大学卒業。

日本にて韓国ドラマや映画の翻訳及び輸入事業をサポート。広告代理店勤務を経て、2012年から韓国Mnetにて、M COUNTDONWやMAMAなどのPRやマーケティングに関わる。

現在は同社退職後、フリーライターとして、幅広い形で日韓文化交流にかかわっている。

2017年7月に麻薬管理に関する法律違反で懲役10カ月・執行猶予2年の判決を受けたBigBangのT.O.P(タプ)。

そこから2年を過ぎた今、YGエンターテインメントがT.O.P(タプ)の大麻吸引のことを事前に把握していたのではないかという疑惑が浮上しました。

韓国メディアが報じたYGへの疑惑と、韓国の反応をまとめてみました。

 

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YGはBigBangタプの大麻問題を起訴前に把握していた

画像::https://www.yna.co.kr/view/PYH2017073134270001

 

K-Popファンのみなさんはご存じだと思いますが、BigBangのT.O.P(タプ)は2017年6月5日に大麻吸引の疑いで韓国警察による在宅起訴されました。

当時、T.O.P(タプ)も起訴事実を認めて、約1カ月後に懲役10カ月・執行猶予2年の判決が出たんです。

判決からもうすぐ2年なので、執行猶予期間ももう終わりかけている今、韓国の有名メディアDispatchがYGエンターテインメントに対する疑惑を報じました。

疑惑の内容は、YGエンターテインメントが、T.O.P(タプ)が警察の捜査を受ける前から大麻吸引の事実を知っていたということ。

画像:https://www.dispatch.co.kr/2027506

 

こういった疑惑が浮上した理由としてDispatchは、当時、T.O.P(タプ)と一緒に大麻吸引したと同じく起訴されたハン・ソヒの被疑者尋問内容を紹介していました。

 

警察「2016年12月9日にアメリカにはなぜ行くことになりましたか」

ハン・ソヒ「うちの会社の代表から”YGはあんたが外国に行っていることを望んでいるんだけど、どう思う?”って聞かれました。私が個人的なことで出国日を遅らせると、YG側がうちの会社に”早くソヒを行かせないで何をしてるの?”って催促して、12月9日に出国したんです。」

引用:https://www.dispatch.co.kr/2027506

 

うーん、2016年12月は、T.O.P(タプ)が警察から捜査を受ける前です。

YGエンターテインメントはハン・ソヒの存在をなぜ知っていたのか、そしてなぜ彼女をアメリカに行かせようとしたのでしょうか。

 

Dispatchは当時のハン・ソヒの所属事務所の関係者に話を聞いた。

彼は「YGの仕事をしているA氏が訪ねてきた。T.O.P(タプ)と(大麻)問題があるからカムバック前に出国してほしいと言ってきた。会社がチケットを取って、活動が終わるまで滞在するようにした」

引用:https://www.dispatch.co.kr/2027506

 

確かに…ハン・ソヒが出国した12月9日の数日後の2016年12月13日、BigBangは3rdアルバム『MADE』を発売しました。

このアルバムはBigBangのメンバーらの入隊前の最後のアルバムとして大きな人気を得たんです。

もし関係者の話がすべて事実だとしたら、YGエンターテインメントはハン・ソヒとT.O.P(タプ)の関係をすでに知っていて、問題が起きないようにと注意をしていたことになります。

画像:https://www.hankyung.com/society/article/201906206888H

 

確かにiKONのB.I(ハンビン)の時にYGエンターテインメントは社内で自主的に麻薬検査を行っていると明かしたことがあります。

ということは、T.O.P(タプ)は社内の麻薬検査で引っ掛かり、YGはそれを知りながらも適切な措置を取っていなかったということですかね…。

Dispatchはハン・ソヒの被疑者尋問調書からもう一つの内容を公開しています。

 

警察「アメリカに3カ月ほどいたのですが、なぜこんなに長く滞在していましたか。」

ハン・ソヒ「もともと2016年12月9日に出国して、約1カ月ほど滞在してから今年(※2017年)1月に戻ってくる予定でしたが、今年2月9日がタプオッパが入隊する日でした。それで会社の代表が外国に行ったんんだから、もう1,2カ月休んできてと言いました。」

引用:https://www.dispatch.co.kr/2027506

 

またDispatchはYGエンターテインメントがなぜハン・ソヒの一日も早い出国にそこまでこだわっていたのかに関しての疑惑も説明しています。

 

(警察は)ハン・ソヒの出国を止めることもなかった。もし12月9日に空港で捕まっていたら、BigBangのカムバックは不可能だった。

麻薬ディーラーのC氏が12月7日に警察により逮捕された。彼はハン・ソヒのことを陳述していた。

引用:https://www.dispatch.co.kr/2027506

 

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◆ヤン・ヒョンソクはすべてを否定

画像:https://www.yna.co.kr/view/AKR20190620093200005

 

今回の疑惑に対してヤン・ヒョンソク氏はYGエンターテインメントを通じてこのようなコメントを発表しました。

 

「YGエンターテインメントです。

本日、Dispatchの報道と関連したヤン・ヒョンソク前総括プロデューサーの立場をお伝えいたします。

“まず、連日相次ぐ疑惑により多くの方にご心配おかけしたこと、本当に申し訳ありません。

本日のDispatch報道をはじめて、これまで提起されたすべての疑惑は、情報提供者の一方的な主張であり、まったく事実ではありません。

YGはこのような事案に対してメディア対応やコメントを自制しています。

正確な事実関係は捜査機関を通じて綿密に明かすことが正しいと思うからです。

相次ぐ嘘の主張と疑惑提起に対して、今後、真実が明らかになることを期待します。

推測の報道が拡大・再生産しないようにすべてのメディアの方に切実にお願いします”という立場を明らかにしました」

 

要するに今、報道されていることはすべて嘘であるという立場ですね。

韓国では警察がYGの捜査に着手したという話もあり、ヤン・ヒョンソク氏の言う通り、真実が明らかになっていくと思います。

 

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次々と明らかになっているYGの実態

所属アーティストの相次ぐスキャンダルでヤン・ヒョンソク社長も、その弟のヤン・ミンソク代表理事の会社の経営から離れたYGエンターテインメント。

(お二人が株をたくさん保有しているので、実質的には経営から離れたとは言えないのですが、とりあえず代表理事など職務からは辞任しています。)

韓国ではスキャンダルもそうですが、薬や売春斡旋など様々な問題を、YG側がもみ消してきたことが一番問題視されています。

ここ数年間のYGエンターテインメントの実態が明らかになっていく中で、またどんな疑惑が浮上するのか注目が集まっています。

参考記事:

BIGBANG所属事務所YGエンターテイメントの未来が暗すぎる3つの理由

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YGに対する韓国の反応

韓国人

YGは全部分かっていたんだ・・・・・

 

韓国人

YGの裏に誰が付いているのか本当に気になる

 

韓国人

ヤン・ヒョンソクが最大株主であることは変わらない

YGアーティストの音楽は聴かないようにしないと

そうじゃないとYGが深刻な問題だと思わないと思う

 

韓国人

YGがこんな会社だったなんて

B.Iが作曲した歌、小学生の間で一番のヒット曲だったのに

親としては本当にショックだよ

 

韓国人

ディーラーが7日にハン・ソヒのこと喋って、9日にハン・ソヒをアメリカにってwwwwww

警察はYGに捜査内容をリアルタイムで報告してるの?

 

韓国人

YGもそうだけど、ハン・ソヒも普通じゃないよね

 

韓国人

YGの福利厚生、半端ないよね

罪のもみ消し

 

韓国人

お願いだから罪を犯した人はみんな償ってほしい

 

韓国人

BigBangがYGと再契約した理由はこれかもねwwwww

 

韓国人

2016年に何が起きてたの一体…

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