韓国のイケメン俳優としてデビュー以来、トップスターとして活躍し続けているチョン・ウソン。
最近では俳優として活動するかたわらUNHCR(国連の難民機関)の親善大使として、難民問題の解決にも力を入れています。
チョン・ウソンがなぜそれほど難民問題にこだわっているのか、その理由を探ってみました。
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韓国のイケメン俳優チョン・ウソン
画像:https://www.youtube.com/watch?v=pkay3Cn3Ey8
・お名前(韓国語):정우성
・生年月日:1973年4月22日
・出身:韓国 ソウル
・身長:186センチ
・血液型:O型
・デビュー:映画『クミホ(1994年)』
・所属事務所:アーティストカンパニー
・公式SNS:https://www.instagram.com/tojws/
チョン・ウソンは1994年にデビューしてから、20年以上も韓国を代表するイケメン俳優として活躍しています。
90年代に男らしいけど美少年という相反する魅力で一世を風靡したチョン・ウソン。
1997年に出演した映画『ビート』でのチョン・ウソンは今でもレジェンドとして語られているほどです。
もちろん演技力も認められていて2016年映画『アシュラ』で、釜山映画評論家協会から主演男優賞をもらったこともあります。
日本で有名な作品と言えばやっぱり2004年の映画『私の頭の中の消しゴム』でしょうか。
韓国でも266万人の観客を動員した『私の頭の中の消しゴム』は、日本でも興行収入ランキング4週連続第1位という大きな注目を集めてチョン・ウソンの代表作となりました。
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政治問題に興味を持っているチョン・ウソン
画像:https://www.youtube.com/watch?v=7-6QXfJUvF4
日本と同じく韓国でも芸能人が政治的な発言をすることはタブーだとされていますが、チョン・ウソンは数年ほど前から政治に関する発言する俳優としても有名です。
そのきっかけになったのが国民により罷免された朴槿恵(パク・クネ)政府時代に作られた文化・芸術界のブラックリスト。
チョン・ウソンは韓国の軍事政権下で起きた冤罪事件を描いた映画『弁護人』を後援したことを理由にブラックリストに名前が載り、数年間、作品活動が難しくなりました。
朴槿恵(パク・クネ)元大統領の罷免によりすべてが明らかになったことで、チョン・ウソンは積極的に自分の異見を言うようになったんです。
今でもチョン・ウソンは、たまに報道番組に出て政治に関する話をしたり、ファンに選挙への参加を促したりしています。
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難民問題にも力を入れているチョン・ウソン
画像:https://www.youtube.com/watch?v=YT6XjD4qk2A
こちらも政治的な発言の一環だと言えるかもしれませんが、チョン・ウソンは難民問題にもすごく力を入れています。
2014年から国連の難民問題を扱う国際機関であるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使になったチョン・ウソン。
国際機構の親善大使なんて、PRしたり広告に出たりするくらいだろうし、アジアで人気だから選ばれたんだよね…と思いきや、彼、意外と真剣に難民問題に取り込んでいます。
知られているだけでも毎年、500万円近く寄付をしているし、今まで訪れた国は南スーダン、レバノン、イラクなど本当に危ない地域ばかり。
韓国の済州島に数百人の難民が入国した際には、韓国の国民多くが難民の入国を反対する中、UNHCRを代弁して、難民の受け入れを検討してほしいという声も上げています。
画像:https://www.facebook.com/wdbox2015/
また2019年6月にはこれまで会ってきた難民ボランティア活動のことを綴ったエッセイ『私が見たものをあなたも見ることが出来たら(내가 본 것을 당신도 볼 수 있다면 )』を出版、本の収益はすべてUNHCRに寄付するとのことです。
チョン・ウソンのこういった活動にはもちろん賛否両論があって、”難民が入ってきたってお金持ちのあなたとは関係ない”、”カッコいいイメージ作り”という非難もあります。
そんな非難の声を知りながらも、チョン・ウソンが難民ボランティア活動を続けることには意外な理由が隠れています。
チョン・ウソンが難民問題に力を入れている理由とは?
良家で良い教育受けてそうなエレガントな雰囲気があるし、芸能界デビューして、すぐに人気を得たんだから、苦労なんて知らなそうなチョン・ウソン。
しかしチョン・ウソンは韓国ソウルの貧困村、いわゆるパンジャチョンで生まれ育った苦労人です。
画像:http://www.skyedaily.com/news/news_view.html?ID=8135
(ソウルにあるパンジャチョンの写真であり、チョン・ウソンの出身地域ではありません)
「サダン洞に住んでいたのですが、再開発の工事に押されて山の上に上にと引っ越していました。どうせ撤去される建物だってヒビが入った壁もそのまま放置されていて、家の中でも口から白い息が出るほどでしたね。部屋の壁にもなっていた隣の家の壁も撤去された時は、真っ裸になった気分でした」
引用:https://www.mk.co.kr/news/culture/view/2016/05/352935/
えぇぇ(汗)1973年生まれのチョン・ウソンにこんな経験があるなんてびっくりですね。
チョン・ウソンは生計のために中学校の時から年齢を騙してアルバイトを始め、高校に進学するもアルバイトが忙しく、学校にもほとんど行くことが出来なかったそうです。
そうこうしているうちに芸能界からスカウトされ、チョン・ウソンは高校も中退して、芸能界入りしてお金を稼ぐことになります。
チョン・ウソンが難民問題に大きな興味・関心を持っているのは、やはり子供時代の経験が影響しているのではないでしょうか。
韓国の中央日報とのインタビューで「難民は乞食ではない。私たちと一緒に生活していた誰かである」と語ったチョン・ウソン。
引用:https://news.joins.com/article/23158053
今後、チョン・ウソンが俳優としてだけではなく、難民問題に対して声を上げる社会運動家としてどんな姿を見せてくれるかが注目されています。
それでは最後にチョン・ウソンが出演したおすすめ作品を紹介させていただきます。
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チョン・ウソン出演のおすすめ作品
<チョン・ウソンに胸キュンしたいあなたに>
私の頭の中の消しゴム
https://www.amazon.co.jp/私の頭の中の消しゴム-字幕版-チョン・ウソン/dp/B00GCH5EDI/
『私の頭の中の消しゴム』は、若年性アルツハイマーにかかった妻と、彼女への愛を貫く夫のラブストーリーです。
原作は日本のテレビドラマ『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』で、映画は日本でもかなり大きな人気を得ました。
ヒロイン演じるソン・イェジンとチョン・ウソンがとてもお似合いだし、ロマンチックなチョン・ウソン、ツンデレなチョン・ウソン、セクシーなチョン・ウソン、純愛のチョン・ウソン…
チョン・ウソンのカッコいい姿が本当にいっぱいつまっていて、とにかく見てみる価値がある映画です。
ラブストーリー好きな方なら必見ですし、ラブストーリー好きじゃなくてもチョン・ウソンファンなら見逃してはいけませんよ!
パダムパダム 彼と彼女の心拍音
ほとんどドラマには出たことがないチョン・ウソンの珍しいドラマ作品です。
2011年の作品ですが、チョン・ウソンにとっては今のところ、これが最後のドラマ作品なので、本当に気に入って出演したドラマだと思います。
チョン・ウソンが演じるのは殺人の罪を着せられ15年間という長い時間を服役して、家族との縁も切ってしまったガンチル。
そんなガンチルは同じく深い傷を持つ女性ジナ(ハン・ジミン)に惹かれていきます。
冤罪、家庭内暴力、裏切り…かなり重いテーマで終始、切ない雰囲気ですけど、それがまたこのドラマの魅力。
チョン・ウソンの切ない演技も素晴らしく、『私の頭の中の消しゴム』とはまた違うカッコ良さを見ることが出来るドラマです。
<悪役を演じるチョン・ウソンが見たいあなたに>
監視者たち
韓国で550万人の観客を動員した大ヒット映画『監視者たち』。
チョン・ウソンは犯罪組織のリーダーとして緻密な犯罪計画を実行していく悪役のジェイムスを演じました。
『監視者たち』に出るまでは’チョン・ウソンはカッコ良すぎて悪役は似合わない’という話があったのですが、『監視者たち』でのジェイムスは本当に悪役そのもの。
登場する度にピンと緊張が走るほど圧倒的な存在感を見せてくれます。
映画自体もよく出来たスリラー作品って感じで、たとえチョン・ウソンのファンじゃなくても楽しめると思います。
ザ・キング
『監視者たち』に続いて血も涙もない悪役のチョン・ウソンを見ることが出来る映画です。
チョン・ウソンが演じるのは大統領選挙を利用して絶対的な権力を手に入れた超エリート検事のガンシク。
ガンシクは権力を手に入れるためには他人を踏み台にすることも、闇の勢力と手を組むことも躊躇しないエリート型の悪党です。
それまでチョン・ウソンが演じてきた役柄とはまた全然違った雰囲気の40代のチョン・ウソンだからこそ出来たという感じの演技を見ることが出来ます。
チョン・ウソンの他にダブル主演として登場するチョ・インソンにも注目です!
<チョン・ウソンのアクションが見たいあなたに>
グッド・バッド・ウィアード
『グッド・バッド・ウィアード』はチョン・ウソンが出演した映画の中で、もっとも多くの観客を動員(660万人)した映画です。
映画タイトルの通りグッドな人、バッドな人、ウィアードな人の3人が主演で、それぞれチョン・ウソン、イ・ビョンホン、ソン・ガンホという超豪華キャスティング!
韓国映画界でこんなに豪華俳優3人がまた集まることはないだろうとも言われています(笑)
かなりスピード感のあるアクション映画で、馬に乗ってカッコよく戦うチョン・ウソンをもうお腹いっぱい~!って感じまで鑑賞することが出来ます。