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全てのファンから反対されてもイ・スマンがSuperMを諦められない理由

2019年8月、SMエンターテインメントの総括プロデューサーのイ・スマンが、7人組に男の子グループSuperM(スーパーエム)を発表しました。

SMエンターテインメントの新人グループ!ではなく…SHINee、EXO、NCTからメンバーが集まった連合チームということ。

この異例的すぎる連合チームの結成に、ファンからは大きな非難の声が上がり、現在、どのチームのファンからも歓迎されていない状態です。

しかしSMのイ・スマンさんはファンに何を言われようとSuperM(スーパーエム)を押し通す考えを持っているみたい。

ファンにここまで反対されているのにイ・スマンさんはなぜSuperM(スーパーエム)を諦めないのでしょうか。

そこに隠れているSMエンターテインメントならではの意外な事情についてお話したいと思います。

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SMエンターテインメントのイ・スマンが自ら発表したSuperM(スーパーエム)

2019年8月7日(現地時間)、アメリカLAでSMエンターテインメントのイ・スマン総括プロデューサーは、このような発表を行いました。

画像:SuperM公式ツイッター

「私は最近、キャピトルミュージックグループのスティーブ会長から東洋と西洋のシナジーを引き出せる新しいチームのプロデュースを頼まれました。それで誕生したのがSuperM(スーパーエム)です。」

「優れた7人のアーティストで構成されたSuperM(スーパーエム)は、差別化された音楽をお見せして、各メンバーのダンス・ボーカル・ラップの実力は、別格のパフォーマンス・ファッション・ヴィジュアルでK-Popの価値をお見せすると思います。」

引用:https://newsen.com/news_view.php?uid=201908081109416710

 

SuperM(スーパーエム)のメンバーは、SHINeeのテミン、EXOのベッキョンとカイ、NCTのテヨン・テン・ルーカス・マークの7人。

2008年にデビューしたSHINeeのメンバーと2016年~18年にデビューしたNCTのメンバーが同じチームを組むことになります。

内部のつながりが強いSMエンターテインメントは、先輩・後輩チームがコラボして曲を出したり、コンサートでコラボステージを披露したりすることは多々あったのですが。

アメリカ進出のための本格的なグループとして、3つのチームからメンバーが選抜されたのは初めてです。

画像:SuperM公式ツイッター

これに対して各チームのファンからは直ちに大きな反対の声が上がりました。

SHINeeやEXOファンからしたら、ソロとしても十分にやっていけるメンバーがなぜ元々のチームでもないチームとして活動しなければならないのかという部分がありますし。

NCTファンからしたらアメリカで徐々に人気が出始めたこの時期に、なぜNCTをもっと売り出してくれないのかとい部分があります。

それにメンバーローテーション制度があるNCTならまだしも、SHINeeとEXOはK-Pop界でもグループを守るという意識が強いファンたち。

ファンからしたらどこからどう見ても、SuperM(スーパーエム)というグループに、不満を感じるしかないんです。

しかしファンがSNSなどを通じて大きな不満の声を上げても、SMエンターテインメントはまったく動揺しない様子。

おそらくイ・スマンさんはファンになんて言われようとSuperM(スーパーエム)をやり通すつもりだと思いますが、そこには実は、SMエンターテインメントならではの事情が隠れているんです。

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ファンに反対されてもイ・スマンがSuperM(スーパーエム)を諦められない3つの理由

その1、メンバーローテーション式はイ・スマンの長年の夢

画像:https://twitter.com/SMTOWNGLOBAL/

ファンに反対されてもイ・スマンさんがSuperM(スーパーエム)を諦められない理由としてまず考えられるのは、メンバーローテーション式のグループは、イ・スマンさんの長年の夢だからです。

イ・スマンさんは今のK-Popの形を作ったと言われる、H.O.Tというグループをプロデュースしていた90年代から、メンバーローテーション式に確信を持っていたと知られています。

メンバーローテーション式とはグループの名前はそのままに、メンバーが自由に入れ替わるシステム。

日本でいうとAKBのシステムがそれに近いと思います。

しかしグループへの忠誠心、ファンの団結力(悪く言えば閉鎖的な部分)がものすごく強い韓国では、AKBのようなシステムはまったく好まれていません。

イ・スマンはこれまでSMからデビューしたグループのメンバー全員かほとんどが事務所を辞めてもグループ名の商標権は渡さなかったり(H.O.T、神話の場合)、デビュー後に海外進出を理由に新しいメンバーを入れたり(Super Juniorの場合)、何度もメンバーローテーション式をチャレンジしてきた過去があります。

神話は長い年月をかけてSMと裁判を続けて商標権を取り戻し、デビューメンバーそのままのチームを維持しました。

Super Juniorはファンたちがお金を集めて株を買い、SMエンターテインメントの株主としてメンバーローテーション式に反対したため、イ・スマンの夢を叶うことはなかったんです。

その後、2013年、やっとの思いでNCTというメンバーローテーション制度を大前提にしたグループをデビューさせたのですが、これさえもファンから反対が大きく”NCT127はメンバー入れ替えをしない”という中途半端なことをしています。

画像:http://mbn.mk.co.kr/pages/news/newsView.php?news_seq_no=3908374

そんな中で、アメリカの大手レコード会社のキャピトルレコードからの提案はイ・スマンにとっては長年の夢であったメンバーローテーション式を試せる良いチャンスになったと思います。

各グループのエリートメンバーを選んだと言えば、アメリカのレコード会社を説得しやすかったんでしょうし。

韓国ファンの反対する声も、あくまでアメリカ向けのチームという名分で、ある程度、見て見ぬふりすることも出来ます。

ですから今回のSuperM(スーパーエム)は、イ・スマンの長年の夢がやっと叶えた形なんです。

 

その2、韓国最大手なのにまだアメリカで実績を残せていない

イ・スマンさんがSuperM(スーパーエム)を諦められない理由としてもう一つ考えられるのは、SMエンターテインメントがアメリカ市場で実績を残せていないということです。

イ・スマンさんはSMエンターテインメントの創立者であり、練習生制度などK-Popのシステムをすべて作り上げた人物。

SMエンターテインメントが設立された90年代以降、ずっと業界1位の芸能事務所を、K-Pop産業を、先頭で引っ張ってきた存在なんです。

しかしそんなSMエンターテインメントは、少女時代・東方神起を最後に、業界1位としての存在感を徐々に失ってきています。

今は、K-PopアイドルとしてスタートしたBTS(防弾少年団)が、アメリカのビルボードミュージックアワードでハリウッドスターたちを肩を並べている時代。

アメリカでこれといった実績を残せていないSMエンターテインメントのイ・スマンさんは焦りも、嫉妬も感じていたんだと思います。

そこで最初から何の実績もないグループをデビューさせるよりかは、すでに人気も実力も検証された、各チームのエリートメンバーたちなら間違いなくアメリカでも実績を残してくれると、判断したのではないでしょうか。

 

その3、イ・スマンの経営方式に関する株主との葛藤

イ・スマンさんがSuperM(スーパーエム)を諦められない最後の理由は、最近、浮上しているイ・スマンの経営方式に対する投資家たちからの不満です。

韓国の複数のメディアの報道によると、イ・スマンさんはSMエンターテインメントとは別に、自分が代表を務める小さい会社を作り、そこで莫大な利益を得ていました。

SMエンターテインメントが、イ・スマンが代表を務める会社に、コンサルティング料などの名目で大きなお金を払い続けてきたんです。

最近、SMエンターテインメント自体はこれといった実績を残していないのに、イ・スマンさんだけが大きな利益を得ていたってことですから、投資家たちが怒っても仕方がないですよね。

SMエンターテインメントの株式を多く保有する投資家たちは韓国メディアにこのことを大々的に発表し、イ・スマンを含むSMエンターテインメントの経営陣らを強く批判。

これによりSMエンターテインメントの株価は1年前に比べてかなり下がってしまいました。

要するにイ・スマンさんは投資家からの不満の声を鎮めるためにも、一日でも早く実績を出す必要があったんです。

そこでイ・スマンさんはSuperM(スーパーエム)という戦略を考え出し、もっとも早く実績を出せる方法だと確信したのではないでしょうか。

 

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まとめ

ここまでSMエンターテインメントのイ・スマンがファンの反対がどれだけ強くてもSuperM(スーパーエム)を諦められない理由について分析してみました。

各チームのエリートメンバーを集めたSuperM(スーパーエム)ですから、きっとものすごいレベルのパフォーマンスを見せてくれることは間違いないと思います。

しかしこの戦略がアメリカという市場で受け入れられるかどうかは、本当に誰も予想出来ない部分。

K-Popの歴史を作り上げてきたイ・スマンさんが、SuperM(スーパーエム)という新しい形でのチームでまたもや伝説を残すことは出来るのか、注目が集まっています。

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