会社の中で変死体で発見されたソユルと、ナム刑事の甥っ子ソジュンが全く同じウイルスの感染していたことがわかり、2人とも体に針で刺されたような跡があるのを発見したジヌ。
ここにきて何者かが故意にウイルスを注射した可能性が出てきたのです。
その夜、病院には同じウイルスに感染した人が次々に運び込まれてきました。
誰が何のためにこんな無差別殺人を行っているのか?
今回、ジヌはついにこのウイルスの正体を突き止めます!
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目次
【序盤】
夜の街で女性の首に注射針を刺した黒ずくめの人物は、女性が鼻と口から血を流して倒れる様子を携帯で撮影すると、その様子をSNSにアップします。
ニヤリと笑う犯人・・・その口元を見ると、犯人も女性のようです。
そのころ病院では、運び込まれた患者のうち2名が命を落としていました。
患者を助けられず悔しがるジヌ、しかしウイルスの正体が1つ判明していないため、手の施しようがないのです。
ナム刑事の甥っ子ソジュンは、子供向けイベントに出かけた際、劇場で針に刺された可能性が出てきました。
ジヌたちはすぐにその劇場に向かいます。
劇場の座席に針が仕込まれていないか調査しようとしますが、何者かが配電盤に細工をしていたため電気が点きません。
明日は団体で子供たちが観覧に来る予定になっているといい、もし針がまだ残っていたら大変なことになってしまいます。
そこへ少し遅れて劇場のマネージャーだという若い男性がやってきました。
ジヌはその男性の手首に傷があるのを見逃しませんでした・・・。
マネージャーはあの日、ソジュンのお尻に針が刺さって泣いていたのを知っていたにもかかわらず、母親に報告していなかったのです。
暗闇の中、金属探知機で劇場を調査したジヌたちは、座席部分に注射針が取り付けられているのを発見します。
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【中盤】
コダス・クヮクチーム長の部屋を訪ねて来たハンジュグループの女室長。
ハンジュの室長は、「現在、社員が死亡して訴訟を起こされているが、その原因を会社(ハンジュグループ)とは関係ないところに作って欲しい」とチーム長に頼みます。
実はチーム長は9年前にハンジュの室長に大きな借りがあり、いつかその借りを返すと約束していたのです。
しかしながらハンジュ室長のあまりに危険な依頼にリスクを感じたクヮクチーム長は、その見返りにハンジュが今推進中のアジア最大AI治療センターのトップの座を要求するのでした。
鑑定の結果、劇場の座席から発見された針に付着していた成分と、ソジュンが感染していたウイルスの成分が一致しました。
さらに捜査を進めて行くと、ソユルが感染したのは会社の隣にある「マッサージチェアカフェ」であることが判明、設置されているマッサージチェアの1つから針が発見されたのです。
一般人には購入できない医療用の注射針に、これだけ多くのウイルスを付着させることが可能な人物・・・犯人は医療関係者か医療廃棄物業者だと考えられました。
その頃、ある人物のSNSに、街で倒れている被害者を写した写真がアップされていました。
ハッシュタグは、#即死テロ。
警察がこの人物を特定し取り調べをすると、写真はすべてフェイクだったことがわかりました。
女2人がニュースで報じられているウイルステロを見て、注目を浴びようと自作自演でそのような写真をアップしていたのです。
ウイルステロと並び、もう1つ報じられているニュースがありました。
それはある教会の牧師の死体と、ハンドン日報の報道局長の死体が発見されたというニュースでした。
むろんこれはサンピルの仕業で、別々に殺しておいて、わざと立て続けに死体が発見されるようにしたのです。
このニュースを見たハンジュの室長は、クヮクチーム長にこう言います。
「誰かが私たちの過去を知った上でやっているんじゃないかしら?」
自宅に戻ったジヌ。
一晩かけて考えに考えた末、ついにウイルスの正体を発見したのです!
「ウエストナインウイルス」はもともとウガンダで発見され、通常は蚊や鳥から感染します。
脳に致命的な損傷を与える恐ろしいウイルスですが、韓国ではまだ発見された事例はありませんでした。
これらのことから、ジヌと解剖チームのメンバーたちは、「犯人はウエストナインウイルスに感染している医療関係者」と結論付けました。
一方、警察ではそのころマッサージチェアに針を仕掛けたと思われるカップルのSNSを調査していました。
中には鳥を惨殺した写真など、通常では考えられない写真までアップされています。
あの劇場で子供たちを写した写真もありました。
ハッシュタグを見ると、もはや犯人であることは間違いなさそうです。#子供たち#劇場#始まり#イス#探してごらん
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【終盤】
この事件の犯人は劇場のマネージャーでした。
ジヌがあの時見た手首の傷は、鳥を虐待した時にできたもので、それによりウエストナインウイルスに感染してしまったのでした。
警察が身柄を拘束しに行った時、すでに症状が重症化していた犯人は、そのまま病院へと運ばれます。
犯人の恋人は医療関係者でした。
犯人はSNSで注目を集めることによって楽に大金を稼げることを知り、今回の事件を計画したのだといいます。
取り調べの際、共犯の恋人は泣きながらこう言いました。
「人が死ぬなんて思っていなかったんです。でも本当にそうなってしまい・・・2人ともとても怖くなってしまって・・・。」
病院に運ばれた犯人は脳死の判定を受け、二度と目を覚ますことはありませんでした。
翌日、ソジュンが目を覚まします。
喜ぶソジュンの両親、そしてナム刑事。
ナム刑事は嬉しさのあまり、思わずジヌの頬にチューをしてしまいます(笑)
場面は変わって、夜、人気のない法医官事務所。
またコダスが自動で起動し始めました。
そこへ解剖チームのチョ室長がやってきます。
室長が入って来ると自動的にコダスの電源も切れてしまいました。
パソコンの電源を入れたチョ室長は、題名に“remember”と書かれたメールが来ていることに気付きます。
メールを開くと、そこにはかなり前に撮られたと思われる古い写真が添付されていました。
その写真はありふれた子供たちの集合写真のように見えましたが、それを見たチョ室長はとても驚いた様子で絶句してしまうのでした・・・。
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【神のクイズ リブート 8話の感想】
前回と今回はSNSに関連した事件がテーマでした。
普段、何気なく見ているSNSですが、度を越してしまうと犯罪に繋がってしまう危険性があるというということを訴えた内容になっていましたね。
ドラマの中では、事件を真似してウソの写真を撮りSNSにアップした女性まで登場、そこまでして「いいね」が欲しいものなんでしょうか?
今回の事件をややこしくしたのは、犯人が鳥を虐待した際に希少ウイルスに感染してしまったからです。
注目を集めたくてこんな事件を起こした犯人ですが、そのせいでウイルスに感染、最後には脳死状態となり、SNSだけではなくニュースでも大きく報道され、全国民の注目を浴びるという皮肉な結果となってしまいました。
今回、クヮクチーム長とハンジュグループの女室長との間に、何か秘密があることが明らかになりました。
どうやらその秘密は9年前の出来事のようで・・・9年前といえば“remember”と書かれた写真の白骨死体が発見された時期と重なります。
この“remember”事件には、クヮクチーム長とハンジュグループの室長、そしてチョ室長が関係していそうです。
物語もちょうど折り返し地点、後半はいよいよこの事件の詳細が明らかになっていきます!