韓国ドラマ【ライフオンマーズ】2話のあらすじネタバレの感想

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韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

現代からタイムスリップしてしまい、1988年でもマニュキュア殺人事件と酷似する事件に遭遇したテジュ。2話では、この殺人事件の内容がさらに詳しく語られて行きます。

 

そしてテジュが時々耳にする、奇妙な声の正体も明らかに!

 

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目次

【序盤】

 

爪に真っ赤なマニュキュアが塗られた遺体は、イ・ヤンジャという20歳の女性でした。

状況からカン係長は自殺と断定しますが、テジュは殺人だ主張し、またしても対立してしまいます。

 

2018年の事件にあまりにも似ている遺体を見たテジュは、心の中でこうつぶやきます。

「犯人はキム・ミンソクだろうか?しかし88年のミンソクは、まだ8歳だ。一緒にタイムスリップして来たのだろうか?いや、キム・ミンソクがこの事件を模倣したのかも知れない・・・」

 

そしてテジュは、犯人を捕まえれば、「自分がここに来た理由もわかるかも知れない」と思うのでした。

 

テジュの強い要望で解剖が行われることになり、テジュと強力班のメンバーたちは立ち合いのため、保健所(この時代は保健所で解剖をやったようです)にやって来ました。

 

あまりにもアナログな設備に驚くテジュ。

解剖医の医者も、どことなく頼りなく見えます・・・。

 

テジュ 「(解剖医は)信じられる人なんですか?」

ナムシク刑事 「町で1番の医者ですよ!」

テジュ 「町に医者は何人いるんですか?」

ナムシク刑事 「・・・1人だけ・・・」

 

解剖の結果、テジュの言う通り、単純な自殺ではなく、殺人だということが明らかになりました。

これに対しテジュは「DNA検査してください」と言います。

 

しかしこの時代、DNA検査するには米国に送らなければならず、期間も3ヶ月はかかると言われてしまいます。

 

一方、現場でテジュが、「これは単純な事件じゃない、連続殺人事件だ!」と言ったのがマスコミの耳に入り、新聞の記事として出てしまいます。

このことをキム課長から強く責められたカン係長でしたが、テジュのせいにはしませんでした。

 

しかしキム課長がいなくなった後に、またテジュとカン係長は衝突します。

カン係長は、「だったらお前のやりたいように、1人で捜査してみろよ!」とテジュに言い放つのでした。

 

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【中盤】

 

テジュは1人で捜査を始めました。

しかし被害者が働いていた「ヤン喫茶店」の場所がわからず、ユン巡査に案内してもらうことに。

 

ヤン喫茶店には、テジュたちよりも先にカン係長と強力班のメンバーが来ていたのですが、あろうことか喫茶店でエッチな映画を見ているではないですか!(※韓国のこの時代の喫茶店とは、こういうところです)

 

呆れ果てたテジュが一言。

「これが係長の言う“捜査”ですか?」

 

喫茶店のオーナー、ヤンマダムから話を聞いたところ、あやしい男が浮上しました。

それはここで働いていたパルボンという男で、被害者のヤンジャに執着していて、事件の翌日に店を辞めていたのです。

 

しかし捜査の結果、パルボンにはアリバイがあり、犯人じゃないことが判りました。それ以前に、パルボンは手が不自由でマニュキュアが塗れなかったのです。

 

捜査はまた振り出しに戻ってしまいました。

テジュはユン巡査に「この男を探してほしい。」と、キム・ミンソクの名前と生年月日を書いた紙を渡します。

 

夜、イ・ヤンジャ殺害現場に来たテジュは、そこでばったりカン係長と出会います。

すると、ヤンジャの遺体が倒れていた場所に不審な人物が佇んでいました・・・。

 

それはユン巡査でした。

報告書を書いていたら、気になることがあって現場に来たのだといいます。

 

ユン巡査は「壁についた血の跡がおかしい」と言い、それに対しテジュは「これは壁にもたれかかるように死体を座らせたからだ。」と推理しました。

 

テジュ 「なぜ、死体をそんなふうに座らせたのだろうか・・・」

ユン巡査 「彼女の顔を近くで見たかったからじゃないですか?犯人は、座って彼女の顔をずっと見ていたんですよ。」

 

大学で心理学を学んでいた経験から、自分なりにプロファイリングしていたユン巡査。

この犯人は怒りのために被害者を殺したのではない、なぜなら怒りで人を殺す場合は、まず顔を攻撃するはずだから、とも分析していました。

 

そして、また若い女性が失踪する事件が発生しました。

女性の名前はキム・オクジュといい、彼女の母親が言うには、オクジュもまた喫茶店で働いているというのです。

 

失踪届を受けた警察は、オクジュが最後に配達した旅館を突き止めます。

しかし部屋はすでに掃除がされていて、一同はがっかりしてしまいます。

 

その時テジュが、床の異変に気付きました。

掃除のおばちゃんに話を聞くと、掃除する前、部屋にはコーヒーと砂糖がこぼれていたと言うのです。

 

そこでテジュは石鹸水を作り、それを床に撒きます。

何が起きるのだろうと、不思議そうな強力班のメンバーたち。

 

すると床に犯人の足跡が浮かび上がったではないですか!

 

カン係長 「これは戦闘用の軍靴だ!」

テジュ 「そういえばヤンジャを付け回す男たちの中に軍人がいたという証言があった・・・。」

 

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【終盤】

 

テジュに頼まれ、ミンソクのことを調べていたユン巡査は、該当の人物はいなかったと報告します。

テジュはユン巡査に、この子供と殺人事件が関係あるのかと聞かれると、こう答えました。

 

「7人も人を殺してるんだ。」

ユン巡査は驚いて、「まだ8才じゃないですか?!」と聞き返します。

 

そしてテジュは、とうとう言ってしまうのです。

「確かにここでは8才です、でも俺がいたのは1988年じゃない!2018年なんだ!」

 

ユン巡査は、テジュが交通事故の後遺症でこんなことを言っているのだと思い、自分が知っている医者の電話番号を渡すのでした。

 

一方、カン係長はその広い人脈を使い、町中のおじちゃん、おばちゃんたちを警察署に集めていました。

 

カン係長 「みなさ~ん!人を探しています!最近引っ越して来た20代前半の男で、帽子を目深にかぶり、軍靴を履いています。みなさんなら近所に住む人のこと、全部知ってるでしょ~?」

 

すると1人のおばあちゃんから、それらしき人を知っているとの有力な情報が!

強力班のメンバーは、すぐにその男、イ・ギョンシクの家に向かいます。

 

ギョンシクの家からは被害者を映した写真と、練炭の粉が発見されました。

 

急いで練炭工場に向かうメンバーたち。

そこから30分のところに練炭工場があることを、カン係長は知っていたのです。

 

そしてその工場の地下室で発見したもの・・・それは、シートの下から飛び出した人間の足・・・

 

行方不明になっていたオクジュでした!生きています!

 

逮捕されたギョンシクに、テジュは「キム・ミンソクを知っているだろ!」と問いただします。

しかしギョンシクから帰ってきた答えは、「知らない」でした。

 

犯人を逮捕したのに、なにかスッキリしない表情のテジュ。

署内を歩いている時に、またあの妙な声が聞こえてきました。

 

今度は声だけでなく、姿まで見えます!

その男性はテジュの担当医者だといい、テジュの潜在意識の中にいるというのです。

 

そして、ソヒョンと一緒にあなたが目覚めるのを待っているのだと言い、最後にこう告げます。

「今あなたが見ているのは幻想です。幻想から目覚めないと、こちらには帰って来られません。諦めないで!」

 

その言葉を聞いたテジュは、「やっと理解ができた。もう目覚めないと・・・」と言い、屋上から飛び降りようとするのでした。

 

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【ライフ・オン・マーズ2話の感想】

 

88年の事件の犯人が捕まったにもかかわらず、なぜか謎はますます深まっている感じがするのはナゼでしょう?!

いつもお茶汲みばかりのユン巡査が、するどいプロファイリングを披露したのには驚きました!この時代、まだ女性は第一線で活躍できなかったんですね。

 

そして何といっても笑えるのは、カン係長の超アナログ捜査!!でも、時にはこれが1番早い解決方法なんですね!

テジュとカン係長の凸凹コンビ、次回も楽しみです♪

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