赤い月青い太陽5、6話のあらすじ・ネタバレの感想

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韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

交通事故で死なせてしまった男の子の靴の中から1枚の絵を発見したウギョンは、そこに詩の一部が書かれていることに気付きます。

一方、刑事のスヨンもまた、車の中で死体となって発見された男の所持品を調べている最中、現金を包んだ新聞紙に書かれた詩を発見するのでした。

夫に愛人がいることを知ってしまったウギョン。

自宅で夫と口論になると怒りを抑えきれなくなり、とうとう台所から包丁を取り出してしまいました。

ところがその時、包丁を片手に夫のもとへ向かおうとしたウギョンの前に現れたのは、あの緑色のワンピースを着た女の子だったのです。

 

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目次

【5話 前半】

警察から夫のソグォンが死体となって発見されたと連絡を受けた妻のドンスクは、夫の死に喜びを隠し切れませんでした。

これまで貧しい暮らしを余儀なくされてきたドンスクですが、夫の保険金を受け取ると生活は一変、デパートで洋服を買いあさりレストランで外食する毎日を送るようになりました。

その日もレストランで食事をしていたドンスク、席を外している間に娘のソラがドンスクのスマホを触ってしまいます。

慌ててスマホを取り上げるドンスク。

スマホには「赤いウルム(韓国語で“泣くこと”の意)」という人物からのメッセージが表示されていました。

“元気ですか?最近どのように過ごされているのか気になります”

刑事のジホンはソグォンとドンスク夫婦が携帯電話を持っていないということに疑いを持っており、ソグォンの死も自殺かどうか怪しいと考えていました。

そのジホンの考えを裏付けるかのように、ソグォンの車の中から携帯電話が発見されたのです。

そのころウギョンは、交通事故で亡くなった子供の家族を探していました。

現場近くの孤児院の近くなどでビラを配ったりしていたのです。

一方、児童センターにはシワン少年の親から「担当をウギョンから違う先生に変えて欲しい」という要望が入っていました。

シワン少年は治療が必要だと訴えるウギョンでしたが、センター長はその言葉を跳ね除け、担当を変えてしまうのでした。

 

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【5話 後半】

ジホンとスヨンがウギョンの事務所にやってきました。

その理由・・・それは、死体で発見されたソグォンの通話記録にウギョンの電話番号が記録されていたからだったのです。

もともとソグォンとドンスクの娘・ソラの相談を担当していたウギョン。

その日はドンスクの携帯が繋がらなかったので、父親に連絡したのだと言います。

そしてウギョンの証言で、ソラとドンスクはソグォンからDVを受けていたことが判ったのです。

警察署に戻って来たジホン。

ジホンは、ウギョンの事務所で見かけた絵の裏に書かれた詩のことが気になっていました。

その詩は“ムンドゥンイ(癩病患者)”という題名の詩でした。

詩にについて知っていたスヨンから、「癩病(らいびょう)患者が子供を食べてしまう」という内容の詩だということを聞かされ、驚くジホン。

昔は子供を食べると癩病が治ると信じられていたのです。

「まるで児童虐待ですね・・・」そうスヨンがポツリとつぶやくと、ジホンは急に何かを思い出し、捜査資料を探し始めます。

その中からジホンが取り出したもの、それは火を点けられて焼死したジヘの自宅にあった写真でした。

裏側には、“麦畑に月が昇れば”と記されています。

なんと、ここにもムンドゥンイの詩の一節が書かれていたのです!

夫に愛人がいることを知ってしまったウギョンは離婚を決意、夫のミンソクと役所で手続きを済ませます。

その帰り、駐車場で車に乗り込んだウギョンの前に、またあの緑色のワンピースを着た少女が現れたのです。

 

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【6話 前半】

ソグォンの携帯には死亡する直前、ウギョンの他に2人の人物と通話した記録が残っていたのですが、その中の1人が警察で事情聴取を受けていました。

その男は、ソグォンはこれからは金が入って来ると言っていたので、自殺など絶対にあり得ないと証言するのでした。

同じころ、ウギョンの目の前にまたあの緑色のワンピースを着た女の子が現れます。

ウギョンは女の子にこう声をかけます。

「あなたが本物なら・・・私が助けてあげるわ。だから本物だと証明して!」

それを聞いた女の子は、無言で天井を指さします。

すると次の瞬間、天井にヒビが入ったかと思うと、その割れ目から大量の水が流れ落ちて来たのです!

ジホンとスヨンは捜査を進めて行くうちに、ソグォンが賭博中毒だったことや、地方に行って来ると言って家を出たにもかかわらず、本当は自宅にいたということを突き止めました。

警察に対しウソの証言をしていたドンスクに対し、ジホンは疑いの目を強めていきます。

ドンスクに再び話を聞こうと自宅を訪れたジホンは、この短期間にドンスクの印象がすっかり変わってしまったことに驚きます。

みずぼらしい格好をしていたドンスクは、きれいな身なりをして、化粧までしていたのです。

 

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【6話 後半】

しかし解剖の結果、ソグォンの体内から大量の睡眠剤が検出され、死因は一酸化中毒だということがわかりました。

しかもソグォンはそのとき泥酔状態だったことが明らかとなり、自殺の可能性がいっそう高まったのです。

先日、ウギョンの事務所で偶然見たムンドゥンイの詩が気になっていたジホン。

事務所を訪れ、詩が書かれていた絵は誰が描いたのかをウギョンに尋ねます。

ジホン 「その絵を描いた子供は、ここの相談を受けている児童ですか?」

ウギョン 「いいえ、知らない子です・・・その子は・・・死にました。」

ジホン 「え?!」

場面は変わって、ブラックチャットというサイトで“赤いウルム”にメッセージを送るドンスク。

ドンスク “警察が私を疑っています。どうしたらいいでしょうか?”

赤いウルム “証拠もないのに、心配することなどありませんよ”

同じころウギョンは、事務所の上の階にある倉庫の中にいました。

緑のワンピースを着た少女が天井を指さしたことが気になっていたのです。

少女は何を訴えたかったのか?そう思ったウギョンは、今では使われていない薄暗い倉庫の中を探し始めました。

そしてウギョンは、倉庫の1番奥のスペースにとんでもないものを発見したのです!

そこには壁一面に赤い文字が書かれており、その下にあったもの・・・それは椅子に座ったまま死んでいる女性のミイラだったのです。

 

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【赤い月青い太陽 5、6話の感想】

人が死んでいる現場に必ず残されている一節の詩・・・一見どれも関連のない事件かと思われましたが、これはもう偶然ではなさそうです。

これらの事件とウギョン、そして緑のワンピースを着た少女は一体どんな関係があるのでしょうか?

それにしても、あっちにもこっちにも謎や伏線が隠されていて、すごい速さで物語が進んで行く本作。このドラマは本当に真剣に見て行かないと話しについて行けなくなりそうです。

事件だけではなく、人物にも謎がありそうです。

参考人を捕まえようとした際、スヨンは必要以上に参考人に暴力をふるい、ジホンが止めなければ大変なことになるところでした。

ジホンが調べると、スヨンは過去にも同じような問題を起こしたことがあったのです。

ロボットのように感情を見せないスヨンにも、まだ明かされていない秘密がありそうですね!

だんだん謎が深まって行く「赤い月青い太陽」、次回も楽しみです!

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