緑のワンピースを着た少女に導かれるかのように、ハヌルセンターの倉庫で変死体を発見したウギョン。
ウギョンは変死体で見つかった女性の娘が、その少女なのではないかと思い始めます。
そして、ついに娘の居場所を発見!
ジホンと共に娘が保護されている施設を訪ねたウギョンは、そこで緑色のワンピースにおかっぱ頭の女の子と対面するのでした。
果たしてウギョンの前に現れた女の子は、いつも現れるあの少女なのでしょうか?
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目次
【9話 前半】
園長先生の後ろに恥ずかしそうに隠れる少女。
緑色のワンピースを着たおかっぱ頭の女の子は、園長先生の背中から半分だけ顔のぞかせています。
あまりにそっくりなその姿に、ウギョンも緊張を隠すことができません。
しかし・・・その子はウギョンが見た少女ではありませんでした。
女の子の名前はハナといい、園長の説明では、少し発達障害が見られると言います。
1ヶ月前、ハナはこの施設の前の草むらで寝ているところを発見され、保護されていました。
園長 「母親を探さないから、親がいない子だと思ってたんですよ。」
ウギョンは園長先生に交通事故で死んだ男の子の写真を見せますが、園長は見覚えが無いと言います。
ハナが草むらで寝ていた時、側で飼われていた犬が吠えたせいで早く発見されたのだと聞いたジホン。
犯人はハナが早く発見されることを望んでおり、この施設を良く知っている人物だろうと推理します。
ウギョンはその日、ハナを自宅に泊めることにしました。
しかしどうしたことでしょう、ハナは手づかみで物を食べ、ベッドがあるにもかかわらず、布団もかけずに床の上で寝るのでした。
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【9話 後半】
ハナが変死体で発見された女性の娘だとすると、父親は元夫のソンファンという可能性が高くなります。
当然、警察ではDNA検査の協力を求めますが、ソンファンはこれを拒否します。
容疑者扱いされ怒りをあらわにするソンファン。アリバイを聞いても覚えておらず、元妻が娘を生んでいたことすら知らないと言い張ります。
しかしどこか怪しい雰囲気のソンファンに、ジホンは疑いの目を向けるのでした。
公園のベンチに座っているウギョンとジホン。ハナは少し離れた場所で砂遊びをしています。
ウギョン 「母親の話をすると、口をつぐんで聞こえないフリをするんです・・・」
ジホン 「それは反対に、母親について言いたいことがいっぱいあるってことですよ。」
無邪気で好奇心も旺盛、周りの子たちと溶け込むのも上手にできるハナ。
言葉を上手く言えないことを抜かせば、どこにでもいる普通の女の子です。
ウギョンはハナの言葉の発達が遅いのは、母親がちゃんと話しかけなかったのが原因だとジホンに説明します。
ウギョンは母親の死体を発見した時、その姿はまるで審判を受けているようだと感じていました。
ジホン 「じゃ、子供の面倒を見なかった罪で罰せられたというんですか?」
ウギョン 「母親が死んだことによって、むしろハナの環境は良くなりました。犯人の目的がそこにあったのだとしたら・・・。」
一方、自殺では保険金の支払いができないと言われたドンスク。
保険会社のロビーで大声を出しながら悪態をつきます。
そのころ、ウギョンとジホンは事務所でハナのカウンセリングをしていました。
相変わらず母親のことについては何を聞いても聞こえないフリをしています。
しかし父親のことを質問すると、ハナは口に人差し指を当て、こんなおかしな言葉をつぶやいたのです。
「しっ!いいか、喋ってみろよ・・・首をねじって殺してしまうぞ!」
それを見たウギョンはハッとします。
そうです、緑色のワンピースを着た少女も、今のハナと同じ仕草をしていたではないですか!
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【10話 前半】
ウギョン 「一体、何を喋ったら殺されると言うのでしょうか?」
ジホン 「あそこまで口を開かないのを見ると、何か決定的なものを目撃したのでしょう。」
刑事の勘でそう推測したジホンは、ウギョンが見る緑色のワンピースを着た少女についてもこのように推理しました。
「僕は緑のワンピースを着た少女は、事故で亡くなった少年の妹ではないと思います。ウギョンさんは、あの少女の細かいところまで覚えていた・・・ということは、ウギョンさんが知っている子供なんだと思うのです。」
ジホンの意見を聞いたウギョンは、自宅に戻り昔のアルバムを見直すことにしました。
するとそこに母親がやってきます。「そこで何をしているの?」
ウギョンは母親に、「自分の友達の中に緑色のワンピースを着た少女がいなかったか?」と質問してみます。
それに対し、母親は「知るはずがない」と答えました。
なぜならこの母親は、ウギョンが小学生の時に父が再婚した相手だったからです。
ウギョンのもとにドンスクから電話がかかってきます。
ドンスクは夫の死亡保険金が出ないことをウギョンに伝え、何か方法はないかと尋ねます。
とんでもない質問をするドンスクに気分を害したウギョン。
「どうして私にそんな話をするんですか?迷惑です。」と冷たく言い、電話を切ってしまいました。
ウギョンに相手にされなかったドンスクが次に向かったのは、なんと警察でした。
ドンスクはそこで、自分の夫は自殺ではなく殺されたのだと訴えたのです。
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【10話 後半】
そんなある日、ウギョンはカウンセリングを担当している子供の絵に、見覚えのあるスタンプが押されているのを発見します。
それは交通事故で死んだ男の子の絵に押されていたのと同じスタンプでした。
ウギョンがスタンプについて聞いたところ、それはスタンプではなくて“スタンプのように描いた絵”であることがわかったのです。
そのスタンプを描いた人物・・・それはハヌルセンターで用務員として勤務しているウンホでした。
さっそくウンホを訪ねたウギョン、事故で死んだ子供の写真を見せますが、ウンホはその子に見覚えがないと言います。
しかしその子が描いた絵には、何か見覚えがあるような表情です。
ちょうどそこにジホンがやってきました。
「ウンホ、久しぶりだな。」
警察はウンホを“ハナを拉致して施設前に放置した”重要な容疑者として睨んでいました。
実はジホンとウンホは、これが初対面ではなかったのです。
以前、とある放火事件を通じて顔見知りだった2人。
ジホンは放火したのはウンホではないかと思っていましたが、証拠がなかったため逮捕に踏み切れなかったのでした。
場面は変わって、ハヌルセンター。
ウギョンとジホンは、母親の死体発見現場に落ちていた喘息用の吸入器をハナに見せます。
喘息の発作を起こした母親、しかし犯人はこの吸入器を踏みつけ、使わせなかったため母親が息絶えたのだとジホンは推測しました。
ジホン 「薬を飲ませなかった人の顔を覚えているかい?」
ハナ 「うん、優しい人・・・優しい人の顔だったよ。」
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【赤い月青い太陽 9、10話の感想】
いや~、すっかり騙されました・・・。
8話の最後で園長の後ろから半分だけ見えた女の子の顔は、絶対にあの緑のワンピースを着た少女だと思ったんですけど、違いましたね(笑)
同じ服を着せて同じ髪形で登場させるなんて、このドラマ、本当に紛らわしいわ~。
このシーンだけじゃなく、あちこちに引っ掛けがたくさんあって、一体どれが真実なんだか・・・。
これまで何もかもがベールに包まれていましたが、今回犯行の目的については少し見えてきましたね。
子供を虐待したり放任したりしている親に罰を下す・・・それによって子供の環境は親といる時よりも良くなっていく。
つまり子供を救うために犯行を犯しているという訳ですね。
確かに、ゴミ箱を漁ったり床で寝る習慣がついていたハナちゃんは、母親が死亡したことによって明らかに環境が良くなりました。
ここまで出番があまりなかったVIXXのエン演じるウンホですが、この先は物語に大きく関わっていきそうな雰囲気です。
物静かでミステリアスなウンホは一体何者なのか?今後の展開が楽しみです!