赤い月青い太陽19、20話のあらすじ・ネタバレの感想

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韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

女子高生のピンナは、大好きな家庭教師が母親のファジョンと親密な関係だと知ってしまいます。
このことにショックを受けたピンナがウギョンに助けを求めたことにより、これまでファジョンがピンナに行ってきた虐待の事実が明るみになりました。

ピンナのことを思ってやって来たことが虐待だったと気付いたファジョンは、赤いウルムからメッセージを受取ると、自らを審判するために飛び降り自殺をしてしまうのでした。

 

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目次

【19話 前半】

ウギョンの目の前で飛び降りたファジョンは、病院に運ばれましたが間もなく死亡が確認されました。

またしても人が死んだ現場に居合わせたウギョンのことを、ジホンは疑わずにはいられません。

母の死後、住んでいた家を出ることになったピンナ。

ピンナは母の写真を見ると、泣きながらウギョンにこう訴えました。

「私・・・お母さんがこうなることを望んでいた訳じゃなかった・・・。お母さんに会いたい・・・」

まだ学生のピンナは、自分が虐待の事実を告白したために母親が死んでしまったと責任を感じていたのです。

ファジョンの死と赤いウルムの関連を調べていた警察は、ファジョンがインターネットで接続したレーザーヘッドというゾンビ映画を集めたサイトに注目します。

そのころ、ハナの父・ソンファンはハナを自分の家に連れていこうと画策していました。

ハナが以前、この父親に虐待を受けていたのは間違いないと思われるのに、その証拠を掴めないウギョンとジホン。

そんな2人をあざ笑うかのように、ソンファンは裁判所を通して正式にハナを引き取る書類を送って来たのです。

その事実を知ったウギョンは悔しさと怒りをあらわにし、ジホンにこう言いました。

「刑事さん、問題はソンファンのような人間がこの空の下で大手を振って息をしているということです。それを解決しない限り、この件に関しては解決策は無いんですよ!」

 

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【19話 後半】

ハヌルセンター前の公園。

ハナが他の子どもたちと楽しそうに遊んでします。

ウンホ 「ハナ・・・最近よく笑いますね。」

ウギョン 「ハナの父親が、ハナを引き取るって言ってるんです。」

ウンホ 「ハナは捨て子じゃなかったんですか?」

ウギョン 「今になって違うって言うんですよ・・・」

とその時、子供たちが砂場に小鳥の死骸を見つけて悲鳴をあげます。

子供たちは誰1人、小鳥の死骸に近づこうとはしませんでしたが、ハナはその小鳥を両手に乗せ、少し離れた場所に穴を掘って埋めてあげたのです。

そして埋めた後、まるで土を固めるかのように、その上を何度も何度も飛び跳ねるハナ。

何度も何度も・・・。

その行動を不思議に思ったウギョンは、ハナに質問をします。

ウギョン 「ハナちゃん、どうしてあんなことしたの?」

ハナ 「・・・死んだから・・・」

ウギョン 「ハナちゃんは、前にお父さんとどんな遊びをしたの?」

ハナ 「先生・・・私、お父さんいないよ。」

父親の虐待によって暗示がかかっていると思われるハナ。

その暗示は思っているよりもはるかに強いと感じたウギョンは、最後まで父親がいないという、ハナのその言葉に衝撃を受けるのでした。

ついに裁判所から、ソンファンがハナを正式に引取る許可が下りてしまいました。

ウギョンとジホンは、なぜソンファンがハナの引取りをこれほどまでに急ぐのか不思議に思っていたのですが、それが“ハナの口を塞ぐため”だと確信します。

ソンファンには何かとんでもない秘密があり、その事実を知っているハナを自分の側に置いておこうとしているに違いないのです。

 

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【20話 前半】

実子と認められた以上、ソンファンがハナを引き取ることについて、他人にはもうどうすることもできません。

ウギョンは数字遊びをするフリをして、自分の電話番号をハナに暗記させます。

それから少しして、ソンファンがハナを迎えに来ました。

ジホンは、ボタンを押せば警察に通報が入る腕時計をハナに渡し、見送りに来たウンホは飴をプレゼントします。

ウンホ 「ハナが笑わないですね・・・よく笑う子なのに・・・」

ジホン 「・・・・」

トラックに乗り、ハナと2人きりになったソンファンはついにその本性を現しました。

やはりソンファンは以前ハナを虐待していたのです。

 

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【20話 後半】

その夜、ソンファンが入って来れないように自分の部屋に鍵をかけて寝るハナ。

それから何時間たったでしょうか?ハナは真夜中にけたたましい音で目を覚まします。

誰かが争っているようなものすごい音と犬たちの鳴き声・・・ハナは恐怖のあまり耳を塞いでしまいました。

同じころ、ウギョンのもとに1通のメールが届きます。

そのメールには“ミン・ファジョンさんが招待しました”というメッセージと共に、どこかのサイトに繋がるリンクが添付されていました。

そのリンクを開こうとしたその時、ウギョンの携帯にハナから電話が入ります。

「先生・・・」泣きながらウギョンに助けを求めるハナ、しかし電話の途中で何者かがハナから受話器を取り上げ、電話線を抜いてしまったのです。

ただごとではないと感じたウギョンはすぐに家を飛び出し、ソンファンの家へと車を走らせます。

その途中、ジホンにも連絡を入れるウギョン。

一足先にソンファンの家に到着したウギョンは、暗く静まり返った家でハナを探しますが、ハナの姿はどこにも見えません。

そして敷地内にある犬の解体施設まで来た時、背後から何者かにクロロホルムを嗅がせられたウギョンはその場で気絶、犯人によって建物の外へと運ばれて行きました。

その際、犯人によって建物の明かりが点けられたのですが、その明かりの下に照らされたもの、それは・・・。

上半身を裸にされ、両腕を縛られたまま無残に殺されているソンファンの死体だったのです。

しかもその背中には、ナイフで詩のような言葉が刻まれていたのでした・・・。

 

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【赤い月青い太陽 19、20話の感想】

ハナちゃんが危ない!と思ったのも束の間、引き取られたその日にソンファンが殺されてしまいました。

ハナちゃんがソンファンに引き取られて行ったのを知っている人物はそう多くありません。

ということは、犯人がだいぶ絞り込まれてきたということですよね?

時々、意図的にウギョンを犯人のように思わせる表現がありますが、それをそのまま信じていいのか?それともただの引っ掛けなのか・・・?

このドラマを見ていて驚いたのは、子供たちの演技力です。

緑色のワンピースを着ている少女もハナちゃんも、年齢的には小学校に上がるかどうか・・・くらいなのですが、本当に演技が上手くて、セリフが無くても目で演技するんですよ!だから余計感情移入しちゃうのかも知れません。

昔、恋人だったヨンジュが妊娠したと聞いたとき、その事実を喜ぶことができなかったジホン。

それが原因でヨンジュの気持ちはジホンから離れて行ったのですが、そんなジホンの父性を開花させてくれたのがハナちゃんです。

だからこそ、どうしてもソンファンからハナを守りたかったジホン。

ソンファンが死んで、ハナちゃんがこれからどうなるのか?ソンファンが隠し通したかった秘密とは一体何だったのか?次の回がとても気になります。

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