ユン部長を殺害した真犯人は園長でした。
幼いころから会長に支配され、園長の後処理をさせられていたウンホは、今回も園長のかわりに殺人の罪を背負おうとしたのです。
釈放されたウンホは会長の屋敷に向かいます。
息子が逮捕され、心労が重なった会長に詩を朗読して慰労するウンホ。
そのころ病院では、ウギョンの妹セギョンが、長い間の植物状態から意識を取り戻していたのです!
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目次
【25話 前半】
意識を取り戻したセギョンは、今後筋肉と間接の運動をして行くことになりました。
ハヌルセンター。
逮捕された園長に変わり、復職すること役員たちに報告する会長。
そこへ裁判所から派遣された職員たちがやって来ました。
逮捕された園長は、このハヌルセンターを担保に多額の借金をしていたのです。
センターにある物はすべて裁判所に差し押さえられてしまいました。
一方、ジホンは園長は赤いウルムではないと考えていました。
いろいろと物証は出ていますが、園長のような大ざっぱな人間が一連の事件を起こしたとは思えないのです。
そんなジホンにウンホが話しかけます。
ウンホ 「どうして犯人を捕まえたいんですか?子供たちを救ったんだから、僕なら捕まえたくない・・・」
ジホン 「でも殺人じゃないか!」
そう答えるジホンに、ウンホは意味深にこんな言葉をいうのでした。
「刑事さん、本物を必ず捕まえて下さい。」
ハヌルセンターの事務所で、ウンホが会長に暴力を振るわれている場面を目の当たりにしたウギョン。
ウンホに「ここに連絡してみて。」と他の職場を紹介するメモを渡します、
ウンホ 「僕が可哀想に見えるんですか?みんな余計なことに関心を持つんですね・・・でも、こんな生活もあとわずかなんですけどね・・・」
ウギョン 「え?それはどういうこと?」
ウンホ 「あ、いえ、この職場、連絡してみますね。」
ウンホはそう言ったにもかかわらず、ウギョンが立ち去るとそのメモをゴミ箱に捨ててしまうのでした。
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【25話 後半】
リハビリの効果で徐々に回復しているセギョン、言葉も少しずつ話せるようになりました。
そんなセギョンに、緑色のワンピースを着た少女の絵を見せてみるウギョン。
するとセギョンは、自分のカバンの中にある写真を見るようにとウギョンに言います。
自宅に戻り、セギョンのカバンを探すウギョン。
見つけた写真には、本当の母親と幼い頃の自分、そしてあの緑色のワンピースの少女が写っていたのです!
会長の屋敷。
事件が報道され、ハヌルセンターはもう閉園寸前のところまできていました。
センターが崩壊していく姿にすっかり気を落としている会長に向かい、ウンホは少しずつその本性を現し始めます。
ウンホ 「園長をあんなふうにしたのは会長です、」
口調は淡々としていますが、言葉の奥には強い憎しみを感じます。
そのころ、ジホンたちもウンホに対する疑惑を強めていました。
場面はまた会長の屋敷へと戻ります。
理由をつけて家政婦を帰らせたウンホ、屋敷の中にはウンホと会長の2人きりになりました。
会長 「お前は今のこの状況が楽しいのか!」
ウンホ 「心がスッキリした感じがしています。やっと僕がやりたかったことができるような気がします。」
会長 「お前がやりたかったこととは何だ!」
ウンホ 「会長は詩が好きじゃないですか。ここにあるたくさんの詩集で、会長を本当に慰めてあげたいんです。」
ウンホはそう言うと、目の前に積み上げた詩集を片っ端から破り始めるのでした。
もういつもの穏やかなウンホではなく、その表情は憎しみに満ち溢れていたのです。
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【26話 前半】
ウンホへの疑惑を強めたジホンは、スヨンと共にウンホの部屋へと向かいます。
そこには証拠のスニーカーと罪を告白した手紙が残されていました。
同じころウギョンは、センターを他の団体に譲渡するよう説得するため、会長の屋敷へと向かっていました。
呼び鈴を押すと、屋敷から出て来きたのはウンホでした。
結局、会長には会うことができず、一度は帰ろうと屋敷を出たウギョンでしたが、ウンホとの会話の中で気になったことがあり、また屋敷へと戻ります。
そして会長の書斎でウギョンが発見したのは・・・破かれた詩集を口いっぱいに詰められて死んでいる会長の姿だったのです!
ウギョンが振り向くと、そこには猟銃を持ったウンホが立っていました。
幼い頃、詩が好きだという会長のためにいつも朗読していたウンホ。
しかし会長の本当の目的はそんなことではありませんでした・・・。
ウンホは会長から性的虐待を受けていたのです。
ウンホはウギョンにこう言います。
「記憶してはいけないことは、思い出さない方がいいですよ・・・」
ウンホは猟銃でウギョンを脅し、車を走らせソウルから出るように命令します。
その途中、これまでの事件について告白するウンホ。
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【26話 後半】
着いた場所は、白い灯台がある海辺でした。
ここはウンホが母親に捨てられた場所だと言います。
それから間もなく、ウギョンの車を追跡していた警察も灯台のある場所に到着しました。
まるで警察の到着を待っていたように車を降り、ウギョンに猟銃を突きつけるウンホ。
それを見たジホンは、ウンホに向けて銃を構えます。
ウギョン 「ウンホさん、警察を挑発して死のうとしてるんじゃないですよね?」
ウンホ 「誤解しないでください。僕は先生を殺そうとしているんです。」
ウンホ 「緑色のワンピースの少女が誰だか思い出しましたか?思い出すのはやめた方がいいですよ・・・さもなくば先生も僕のようになってしまいます。」
ウギョン 「それはどういうこと?」
ウンホ 「思い出した瞬間から、地獄が始まるんです・・・」
そう言ったウンホに、ウギョンはこう答えます。
「本当の地獄はね、純粋だった子供が殺気立った目で人を殺すと言っている今のあなたの姿よ!それが本当の地獄よ、わかる?」
そしてウギョンはウンホに「もうやめて・・・銃を下ろして・・・」と涙を流しながら訴えます。
一瞬、心が動いたように見えたウンホ。
しかし、「こんな綺麗な場所に子供を捨てて、僕のお母さんは一体どこに言ったんでしょうか?」とつぶやくと、今度は安全装置を外し銃口をウギョンに向けたのです!
次の瞬間、鳴り響く銃声・・・
その音と同時に、ウギョンは緑色のワンピースを着た少女のことを思い出しました。
あの少女は・・・本当の妹、セギョンだったのです!
ジホンが撃った弾丸がウンホに命中します。
その場に倒れるウンホ。
「ウンホ!ウンホ!しっかりしろ!」
ウンホに駆け寄るジホン、そしてその横で泣き叫ぶウギョン。
こうしてウンホは母親に捨てられた場所で、その短い生涯を閉じたのでした・・・。
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【赤い月青い太陽 25、26話の感想】
今回のお話は涙なくしては見れませんでした。
ウンホが幼いころから抱えていた秘密・・・会長に支配され、虐待され・・・。
孤児だったウンホが生きていくには、それを受け入れるしかなかったんでしょうか?
「大人になって背も大きくなったのに、どうして僕はあんなに会長を怖がったのでしょうか?こうして殺すことなんて、なんてことないのに。」
そうウギョンに告白するウンホの言葉が印象的でした。
それにしてもジホンはなぜ腕や足を狙ってくれなかったんでしょうか?
なにも致命傷を与えなくても・・・と思いましたが、ドラマなので仕方のないことなんですよね。
犯人であるウンホが死んでしまって、物語はこれからどうなっていくのでしょうか?
次回の展開に注目です!