赤い月青い太陽29、30話のあらすじ・ネタバレの感想

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韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

ウンホの死後、疑わしい点があることに気付いたジホンは、事件を再度洗いなおすことにしました。

そしてとうとう、ウンホが赤いウルムではなかったという決定的な証拠を発見したのです。

さらに警察は、ウンホに13歳も年の離れた兄がいることも突き止めました。

やがて捜査線上に1人の有力な容疑者が浮かび上がります。

その人物は、なんとウギョンの大学の先輩で精神科医のハン・テジュだったのです!

 

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目次

【29話 前半】

赤いウルムから招待を受けたウギョン。

チャットが始まります。

赤ウルム “お久しぶりです”

ウギョン “あなたは誰ですか?”

赤いウルム “私が誰だか知りたいですか?緑色のワンピースを着た少女の秘密を知りたいですか?”

その秘密を知る方法を教えてくれるという赤いウルム。

ウギョンは警察に知らせないという条件で、赤いウルムの提案を受け入れるのでした。

赤いウルムは最初の指示として“継母を信じるな”とウギョンにメッセージを送ります。

シウォンの父にDVの前科があると知ったジホンは、今回の事件は単純な強盗殺人事件ではないと睨みます。

家に2億ウォンもの現金を保管していたにもかかわらず、防犯システムを中断していたことや、犯人がなぜ金庫の番号を知っていたかということも不思議でした。

病院で継母の精密検査の結果を聞くウギョン。

継母は造血幹細胞の移植をしなければ命に係わる病気なのだといいます。

ウギョンの心の中には、ある疑問がありました。

それは“セギョンは本当に自分の妹かどうか”ということでした。

自宅に戻ったウギョンは、継母にこう言います。

「私とセギョンがドナーに適合するかどうか、検査を受けてみることにしたわ。」

すると明らかに継母の様子が変わり、怒ったようにこう答えるのでした。

「本当の親子でもないのに、どうしてそんな余計なことをするのよ!」

ウギョン 「私はたとえ何万分の1の確率でもあなたを助けるわ。あなたが隠している秘密を聞くまで、絶対に死なせない!」

 

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【29話 後半】

そのころ、ウギョンのもとには赤いウルムから2番目の指示が来ていました。

“子供に注目してください”

翌日、ハヌルセンターにあるウギョンの部屋を訪れたジホン。

以前、交通事故で死亡したとされていたシウォンの妹は、実はシウォンのせいで死んでいたという話をウギョンに伝えます。

しかし話を聞いたウギョンは、その話を信じませんでした。

ウギョンは、シウォンが友達を階段から落とした時、「階段から突き落としたら、本当に死ぬかどうか確かめたかった。」と言ったのを思い出したのです。

ウギョン 「妹を階段から落として死なせたのならば、それが気になるでしょうか?」

考えてみると、これまでシウォンは何度も「階段」というヒントをウギョンに示していたのです。

「どうしてそれに気付いてあげられなかったのかしら・・・」と、独り言のようにつぶやくウギョン。

 

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【30話 前半】

ウギョンとジホンは母親に席を外してもらい、シウォンから話を聞くことにしました。

優しく、ゆっくりとシウォンに話しかけるウギョン。

ウギョン 「これまでシウォンが先生に何度も話そうとしていたのに、先生が気付いてあげれなくてゴメンね。もう我慢しないで全部話してもいいのよ。」

涙を浮かべ、ウギョンを見つめるシウォン。

ウギョン 「(シウォンが作った模型の家を見ながら)どうして妹を階段の後ろに隠したの?シウォンが妹を押したんじゃなかったのね。」

シウォン 「お父さんが・・・」

こらえきれず泣き出してしまったシウォンは、ついに事実を語り始めたのです。

うるさく泣く妹を誤って死なせてしまった母親。

その時、父親はシウォンに向かい「言うとおりにしなければ、お母さんが困るんだ!」といい、警察にはシウォンのせいで妹が死んだと報告したのでした。

捜査を続けると、シウォンの家の金庫にあった現金は、母親によって海外でも使用できる口座に送金されていたことがわかりました。

ジホンがその事実を問い詰めると、母親はとうとう白状したのです。

あの日、意識を取り戻し夫が死んでいるのを見た母親は、このままでは金庫のお金は夫の親戚たちに取られてしまうと考え、警察が来る前に他の場所に隠していたのでした。

そして母親は、赤いウルムとチャットしていたことも告白したのです。

 

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【30話 後半】

そのころウギョンは継母の主治医と会って、ドナー適合検査の結果を聞いていました。

本当の親子じゃないと適合が難しいと言われていた検査でしたが、なんとセギョンの造血幹細胞が継母に適合すると言うのです!

テジュのクリニックで、2度目の催眠治療を受けるウギョン。

そこでわかったことは、緑色のワンピースを着た少女が、ウギョンの本当の妹だったということでした。

キレイ好きだった継母は、ウギョンとセギョンが家を散らかすのが我慢できず、2人に冷たく当たっていました。

しかしウギョンはすぐそれに気付き、継母の機嫌を取ったり、食べ物をこぼしても自分で拭いたりしていたのですが、セギョンはまだ幼過ぎてそれに気付きません。

ある日、ウギョンのお気に入りのワンピースをセギョンが着ていたため、2人はケンカを始めてしまいます。

そこへ継母がやってきて、セギョンが着ているワンピースを破き、そのまま隣の部屋に引きずって行ってしまいました。

隣の部屋から泣き叫ぶセギョンの声が聞こえます・・・ウギョンは内心「自分じゃなくてよかった」と思いつつ、セギョンの声が聞こえないよう、テレビのボリュームを上げるのでした。

夜中、目を覚ますと横に寝ているセギョンの体が冷たいことに気付くウギョン。

「セギョン、セギョン!セギョンの体が冷たい・・・氷のように冷たい・・・」

催眠治療はそこで終わりました。

同じころ、ジホンたちはテジュがウンホの本当の兄だという証拠を掴んでいました。

テジュのクリニックに家宅捜索が入ります。

催眠治療を終えたウギョンは、思い出してしまった記憶を確かめずにはいられませんでした。

怒りを抑えきれないウギョンは、継母に声を荒げます。

「なぜ私の妹セギョンの座に、自分の娘を座らせてるのよ!どうしてよ!!」

すると継母は、ある日遊園地でセギョンが行方不明になったため、ウギョンの父が自分の娘を連れて来て育てようと言ったというのです。

そんな作り話で自分を騙そうとする継母に対しウギョンは、決定的な一言を浴びせます。

「まだ状況を把握していないようね・・・私は全部思い出したのよ。セギョンはあんたが殺したんじゃない!」

 

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【赤い月青い太陽 29、30話の感想】

物語もいよいよ最終段階ということで、一気にいろいろな事実がわかってきましたね!

やはりテジュはウンホの本当の兄でした。

幼い頃にアメリカに養子に行ってしまったというテジュですが、韓国でウンホとどのように再会したかは今のところわかっていません。これは次回明らかになるのでしょうか?

血を分けた本当の兄弟だったからこそ、ウンホは自分の命を懸け、罪を全部背負おうとしたんですね。

こんなに心が純粋な子を殺人魔にしてしまったハヌルセンターの会長と園長のやったことを考えると、改めて怒りを感じます。

それにしても、今回シウォン役の子役の演技がすごかったです!

ウギョンの話を聞きながら、だんだん涙をためていって、最後に声を上げて泣く・・・いやー、とても子供とは思えない演技でした。

子供の頃からこんなに演技が上手だから、韓国の俳優さんはみなさん演技派なんでしょうね~。

さあ、次回はついに最終回を迎える「赤い月青い太陽」、どんな結末が待っているのか楽しみです!

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