ボイス2、1話のあらすじネタバレ結末の感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

普通の人間が聞き取れない音まで聞くことが出来る、絶対聴力を持つカン・グォンジュ。彼女が率いる、ゴールデンタイムチームとは、「通報を受けてから3分で到着、5分で現場確認、10分で検挙」を目的に設立された警察の通報センターのこと。

 

シーズン2では、休職してアメリカに渡ったジニョク(チャン・ヒョク)の代わりに、イ・ジヌク扮するサイコパス刑事ト・ガンウが登場!今シーズンでは、いったいどんな難事件を解決するのでしょうか!

 

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目次

【序盤】

 

3年前、2015622日 PM 11:40

プンサン市 ソクポ前の海。

 

夜、雨が降りしきる中、船の甲板に主人公、ト・ガンウが倒れています。

 

目を覚ますガンウ。しかしまだ意識は朦朧としています。どうやら何か薬を注射されたよう。

遠くからガンウを呼ぶ声が聞こえます。

 

そこには船の手すりに両手をくくりつけられたガンウのバディ、ナ・ヒョンジュンの姿が!隣りには仮面を付けた男が立っていて、その様子をカメラで撮影しています。

 

仮面の男が、もう1人の白いレインコートの男に「そいつの手首を切れ」と命令し、手首を切られてしまうヒョンジュン。ガンウは助けようとしますが、両手を船の欄干につながれていて近づくことが出来ません。

 

レインコートの男は、切り取った手首をプレゼント用に使用するようなキレイな箱に入れました。

次に仮面の男は、ガンウの足首を切れとレインコートの男に命令します。

 

ガンウは寸前で身をかわし、間一髪で海に飛び込びます。

 

手を縛られたまま、海に沈んでいくガンウ・・・

船の甲板には、血で書かれた犯人のメッセージが残されていました。

 

“憎悪だけが人を強くする。邪魔する奴は誰であろうと殺す”

 

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【中盤】

 

2017年の事件解決で功績を認められたゴールデンタイムチームは、規模が拡大され、人員も増えていました。

 

シーズン1の主人公、ジニョクは息子の病気の治療に専念するため休職してアメリカに渡り、その代わりに引退していた元強力班のチャン係長が、ゴールデンタイムチーム出動班のチーム長として戻ってきていました。

 

2018年62日 PM 5:00

サムス駅に停車中の電車内では、ダイナマイトを体に付けた男が女性を人質を取る事件が発生。

ゴールデンタイムチームのチーム長・グォンジュは、小型のロボットカメラを通して映し出される現場の情報から犯人を割り出し、発生から20分でという短時間で事件を解決しました。

 

グォンジュは、チャンチーム長が地下鉄事件の現場に来なかったのを不思議に思い連絡をしてみると、「今は通話できない」とすぐに電話を切られてしまいます。

 

山中にある道路の路肩に停められている1台のRV車。

中には手足を縛られ、口にガムテープを貼られたチャン・チーム長と黒いマスクの男が乗っていました。

 

そして少し離れた場所には、バスを待っているのでしょうか、4人の男女が立っています。

黒マスクの男はチャン・チーム長に「お前はこれから何の罪もないあの人間たちを車で轢いた後、その先の崖から車ごと落ちるんだ」と言って、注射器を取り出しました。

 

抵抗するチャン・チーム長ですが、とうとう注射されてしまいます。

徐々に体の自由がきかなくなるチャン・チーム長。

 

黒マスクの男は、「そうだ!お前の耳を欲しがっている人がいるんだ。」と言って、チャン・チーム長の耳を切り取ると、その耳を小さくて綺麗な箱に入れました。

 

この黒マスクの男は実行犯で、真犯人は他にいたのです。

 

体の自由が利かなくなったチャンチーム長の手にハンドルを持たせ、黒マスクの男は車から降ります。そして、リモコン操作で車を急発進させたのでした。

 

車は真っすぐ4人の男女に向かって走って行きます。

その時、車の中に飾っている家族写真を見つめるチャンチーム長。その目には涙が浮かんでいました。

 

車に跳ね飛ばされた4人は宙を舞います。

 

電話でのチャンチーム長の様子が気になっていたグォンジュは、チーム長の携帯の位置と、道路の防犯カメラを調べていました。そこへ電話が鳴り、悲しい事実が告げられます。

 

チャンチーム長の死を知った、グォンジュと出動班のメンバーたちは急いで現場に向かいます。

 

一方、現場にはグォンジュの到着より先に、ガンウの姿がありました。

ガンウは現場で発見された証拠品の中に、プレゼント用の小箱やインスタントカメラがあったこと、そしてチャンチーム長の耳が切り取られているのを見て、3年前の事件と関連があると直感します。

 

そこへグォンジュたちが到着しました。

チャンチーム長の死体を見て絶句する同僚たち。

 

ガンウは証拠品をポケットに入れて持ち出そうとしていたところをグォンジュに見つかってしまいます。

証拠品はドライブレコーダーの映像を記録したSDカードでした。

 

その様子を見ていたプンサン地警 強力班のナ・ホンス係長は、「なんでこんな奴を入れたんだ!現場の管理はどうなってる!」と怒りをあらわにします。

それに対しガンウは、「この映像があれば犯人を追跡できる!3年前の犯人がまた犯行を犯し、耳を記念に持って来いと言ったんだ!」と主張しました。

 

グォンジュは仲間の刑事に、この人物は何者なのかと聞きます。刑事は、名前はイ・ガンウで、刑事だったこと、3年前のソクポ警察殺人事件の容疑者であり、証拠不十分で釈放されたこと、現在は休職中であると言いました。

 

ガンウの主張により、その場でドライブレコーダーの映像をチェックすることになりましたが、そこには特別なものは何も映っていません。

現場にいた誰もが疑いの眼差しでガンウを見ます。

 

ガンウは「あの車には、何らかの装置が取り付けられていたんだ!それと、お前ら警察なら犯人の靴底を確認しとけよ!このマヌケたちが!!」と言い捨て、その場を立ち去ります。

 

その頃、黒マスクの男は赤いレッカー車に乗って逃走していました。

そして真犯人の指示で車を止め、草むらに何かを隠します。

 

グォンジュは現場に残されていたブレーキ痕から、チャンチーム長は車を止めようとしたのではないかと推測し、現場の鑑識に尋ねました。

すると鑑識の人は、「急発進の後に急ブレーキを踏めば、靴底の上側ににブレーキペダルの痕が残ります。」と答えたのでした。

 

先ほどガンウが言っていた靴底の話を思い出すクォンジュ。

証拠品の中にあったチャンチーム長の靴裏を確認すると・・・そこにはブレーキペダルの痕がクッキリと残っているではありませんか!

 

そしてグォンジュはもう一度ドライブレコーダーの映像を確認します。今度はイヤホンを付けて。

 

雨の音に混ざって聞こえるのは、鉄がぶつかるような音・・・チャンチーム長との最後の通話の時にも聞こえていた音です。

グォンジュは、この音がレッカー車の音だと気付きました。

 

すぐにレッカー車の捜索が始まります。

 

ゴールデンタイムチームは調べを進め、逃走中の男はチャン・スボクというカーセンターで働く人物で、以前に運転中のトラブルで警察沙汰になった際、出動してきた警察に重傷を負わせて逮捕された経歴があることを突き止めました。

 

そのほか、スボクには手首にスズメバチのタトゥーがあること、ネットに「警察を殺す方法」という書き込みをしていたことなどが明らかになり、その内容は現場のクォンジュに報告されました。

 

同時に、クォンジュにはガンウについての情報も入ってきました。

それは、検挙率が高い刑事として有名だったガンウが、3年前の警察殺人事件の容疑者になってから被害者の実兄・ナ係長との関係が著しく悪化したという内容でした。

 

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【終盤】

 

そのころ、ガンウもまた犯人が赤いレッカー車で逃走しているという情報を掴み、捜索していました。

ガンウとゴールデンタイムチームが、ほぼ同時に赤いレッカー車を発見!

 

激しいカーチェイスを繰り広げます!

 

一方、グォンジュの要請を受け、スボクの自宅を調べていたナ係長は、壁一面に貼られたゴールデンタイムチームメンバーたちの写真と、車を急発進させるための部品を発見します。

 

ゴールデンタイムチームのウンスは、部品はスボクの自宅から見つかったが、スボクはコンピューター音痴であったことから、急発進をさせたプログラムは別の人物が作った物に違いないと言いました。

 

真犯人の部屋。

そこには何台ものコンピューターが並べられていて、画面には赤いレッカー車とそれを追跡するガンウの車が映し出されていました。

アップになったガンウの顔を見ると、犯人はこう言って不気味な笑みを浮かべます。

 

「久しぶりだな」

 

そして犯人が何かの装置のボタンを押すと・・・。

ブレーキが急に効かなくなったレッカー車は、ガードレールを突き破り道路下に落下、そして炎上してしまったのです。

 

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【ボイス2 1話の感想】

シーズン1ではイマイチの関係だったグォンジュとチャンチーム長ですが、今ではすっかりお互いを信頼し、良い関係を築いていました。そんなチャンチーム長が、1話でいきなり死んでしまうなんて、なんて悲しい展開なんでしょう。

 

自らは手を下さず、実行犯に全てをやらせた後、用済みになったら殺してしまうという非情な真犯人の正体は誰なのでしょうか?彼はなぜ犯行を重ねるのか?そしてガンウとの関係は一体?!

 

そしてこのドラマ1番の注目は、2人の関係!現場を見ただけで犯人の心がわかるというガンウと、人には聞こえない音を聞き取り、事件の手がかりを掴むグォンジュ。捜査のやり方も、性格もまったく正反対の2人が、この先どのように協力し合って、事件を解決に導くのでしょうか?

 

スリリングな展開で、次回も楽しみです♪

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