ボイス2、5話のあらすじネタバレ結末の感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

ついにその顔が明らかになった仮面の男。なんと、驚くべきことにその男は警察の制服を着ていました!

 

一体どんな理由で一連の犯行を引き起こしているのでしょう?また、ガンウとはどんな接点があるのかも気になります。

物語はどんどん佳境に入っていき、ますます見逃せない展開に!

 

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目次

【序盤】

 

仮面の男であり、ヘラクレスである一連の事件の真犯人バン・ジェスは、市内のとあるアパートの101号室に住んでいました。

 

迷惑駐車をしている車を1人で押している警備員を見かけ、自らも手伝うジェス。

車を移動させた後、警備のおじさんにジュースをあげたりして、一見とても良い青年に見えます。

 

ジェスと入れ違いに、会長と呼ばれる口うるさい中年女性が警備室にやって来ました。

この女性、自分の家を工事する間、地下の倉庫に荷物を置かせて欲しいと言うのです。

 

警備のおじさんは、「その地下室は1階に住む人(ジェス)が使用できる空間だ」と説明します。

すると会長は「何日間かちょっと置かせて欲しいって言ってるだけじゃない。警備員のクセに態度が悪いわ!」と言い捨て立ち去ります。

 

カマキリという手下にグォンジュのことを調べるように指示していたジェス。

カマキリの報告で、グォンジュが耳に特殊な能力を持つ、国内初のボイスプロファイラーであることを知ります。

 

「センター長(グォンジュ)はとても貴重なものを持っていたのに、今まで見逃していたなんて。フッフッフ・・・マジで欲しくなったよ、カン・グォンジュの耳が。」

そうつぶやいて不気味な笑みを浮かべるジェス・・・。

 

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【中盤】

 

パク刑事の妻が拉致された現場に、ガンウをはじめとする出動班のメンバーたちが到着。

そこには、パク刑事の妻がゴールデンタイムチームに差し入れしようとしていたキムチの容器が転がっていました。

 

妻が事件に巻き込まれたのを確信するパク刑事。急いで妻に電話をしますが、もちろんつながりません。

 

ゴールデンタイムチームが総力を挙げて調べたところ、犯行グループの手口が明らかになってきました。

 

スニおばあさんに近づいた犯人は、おばあさんが持っている500万ウォンに目を付け、お金を冷凍庫にかくすように誘導します。

次に、“集金者”と呼ばれる一般人を使い、そのお金を持ってくるように仕向けるのですが、この場合集金者は犯罪を犯している自覚が無いことがほとんどでした。

 

今回の事件の真相はこうです。

 

息子が交通事故を起こして病院に運ばれたという、ボイスフィッシングの電話を受けたスニおばあさん。

あわてて家を飛び出します。

 

その間に家を訪れたのが、パク刑事の妻でした。

妻はペク女史に「叔母さんの家の冷凍庫から、黒いビニールに入った物を持って来てほしい」と頼まれたのです。

 

当然、食品だと思い引き受けてしまったパク刑事の妻。

冷凍庫を開けていたその時、ガスの消し忘れに気付いたスニおばあさんが家に戻って来たのです。

 

鉢合わせになる妻とスニおばあさん。

その瞬間、おばあさんはさっきの電話がボイスフィッシングだったとピンときます。

 

そこへ外で見張り役をしていたタグィが入ってきて、犬を殺し、おばあさんの首を絞めて自殺に見せかけたのでした。

そして自分の顔を見てしまったパク刑事の妻を殺すために拉致したのです。

 

ゴールデンタイムチームのコールセンターでは、防犯カメラに映ったタグィの車を発見!

出動班は現場に急行します。

 

自らも現場に出動しようとするパク刑事でしたが、ガンウや仲間に止められ、やむなくその場に残ることに。

 

心配そうなパク刑事に、ガンウはこう言い残して車に乗り込みます。

「責任を持って助けるから、ここにいろ!」

 

一方、タグィは防犯カメラが設置されていない道路を選んで捜査の網をかいくぐっていました。

しかしゴールデンタイムチームのソユルは、タグィが廃止されたトンネルを抜けて、その向こうの湖へ向かったことを見破ります。

 

その湖では、数日前にドラム缶に入れられた女性の死体が発見されていました。

死体は手首が切り取られており、腕には古いタバコのやけどの跡が付いていました。

 

さらに、ペク女史という女が前科9犯の詐欺師であることもわかったのです。

 

激しいカーチェイスの末、ついにタグィを逮捕したガンウ。

パク刑事の妻も無事に保護しました。

 

そのころ警察署ではペク女史が取り調べを受けていました。

 

ガンウはペク女史に、スニおばあさんのお金の行方について聞きます。

しかしそれに対しペク女史は、「タグィが隠しておくと言っていた場所を見たけ、お金は無かった」と答えます。

 

そして「きっとタゴ(黒幕)が持って行ったに違いない」というのです。

しかしペク女史の陳述にどこか違和感を覚えるグォンジュは、ペク女史の資料を見ているうちに今までの陳述が嘘であったことを見破ります。

 

急いで取調室に戻りますが、もうそこにはペク女史の姿はありませんでした。

女史は体調が悪いと偽り、トイレに行った際、同行の女性警察官を殴って逃走したのです。

 

調べてみると、スニおばあさんの家に奉仕活動に訪れていた女性も、このペク女史の変装でした。

この女にすっかり心を許していたスニおばあさんは、ペク女史に自分の身の上話をしてしまったことで今回の事件に巻き込まれてしまったのです。

 

しかし、事件の真相はこれが全てではありませんでした。

実は本物のペク女史は、すでにこの世に存在していなかったのです!

 

そう、あのドラム缶の死体が本物のペク女史で、今逃走中の女はワン・オクリョという、いくつもの偽名をもつ国際指名手配犯だったのです!

しかもその罪状は、殺人や人身売買など極悪非道なものばかりでした。

 

ガンウは空港で海外に逃げようとしていたオクリョを発見、すぐに追いかけます!

そしてついに埠頭で追いつくのですが、後がなくなったオクリョはナイフを取り出し、漁夫を人質に取ってしまいました。

 

銃を向けるガンウに、オクリョは「警察が銃を撃って人を殺すところを見たことがない」と強がります。

ところがガンウは、「じゃ、今日見れるな」と本当に発砲してしまうのでした!

 

発砲と同時に海へ飛び込んだオクリョは、九死に一生を得ました。

しかし泳げないのか溺れています。

 

コールセンターでこの一部始終を聞いていたグォンジュは、「トチーム長!はやくオクリョを救出して!」と言いますが、ガンウはなぜかすぐには助けず、溺れるオクリョをしばらく見下ろしていたのでした。

 

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【終盤】

 

パク刑事の妻が運び込まれた病院。

 

パク刑事は病室で妻と再会、安心した表情のその目にはうっすら涙が浮かんでいます。

妻 「ごめんなさい・・・」

パク刑事 「大丈夫か?」

 

この簡単な会話に、夫婦のたくさんの思いが込められています。

 

「私のせいで、あなた警察クビになるんじゃない?」と聞く妻に、パク刑事はこう答えます。

「ト・ガンウチーム長が取り計らってくれて、今回お前は罪に問われないことになったよ。」

 

場面は変わって、警察署。

ガンウはグォンジュを呼び出し、こんな話をします。

 

地下鉄人質事件を起こして逮捕されていた男が、自分に犯行をそそのかしたのはプンサン署の刑事だったと証言したというのです。

プンサン署とは、ゴールデンタイムチームがある警察署です。

 

ガンウはこの人質事件と同じ日に、チャンチーム長殺人事件があったことを疑問に思い、相棒のドッキに調べさせていました。

すると、男に爆弾の扱い方を教えた人物のカバンの中に、警察の帽子が入っていたというのです。

 

その男が書いた帽子の絵を見たグォンジュは、驚きを隠しきれませんでした。

なぜならその帽子の模様は、強力班の係長クラスの人物が持っている帽子だったからです。

 

「まさか、ナ係長を疑っているの?」

そう問いかけるグォンジュに、ガンウは無言という返事で答えるのでした。

 

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【ボイス2 5話の感想】

まずはパク刑事の奥さんが無事に救出されて、本当によかったです!

今まで、ことあるごとにガンウと衝突していたパク刑事でしたが、妻の命を救ってくれたガンウをかなり信頼し始めた様子。

 

それにしても、ここに来てナ係長に疑いの目が向いてきました。

果たして本当にナ係長は悪い人なのか?それとも犯人の策略なのか?

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