ナインルーム7話あらすじ・ネタバレの感想

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韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

マヒョンチョル事件の容疑者として、ウルチヘイ弁護士(チャンファサ)を疑うオボンサム。

ウルチヘイ弁護士を呼び出して、指のケガのことを問いただしましたが、チャンファサはこの危機を逃れることができたのでしょうか?

 

気になる第7話を見てみましょう。

 

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目次

<あらすじ>

マヒョンチョルが隠し撮った映像から、ウルチヘイ弁護士がチャンファサかもしれないという疑いが完全に晴れないでいるギサン。ウルチヘイ弁護士を監視るうため、昔自分が懐柔した、現在の義理のお兄さんにダムジャンの代表になってくれることをお願いします。

 

チャンファサはギサンの部屋でみたペン型のUSBを探すために、ギサンの妻にプレゼントを届けることを名目に行って、ギサンの部屋に忍びますが結局見つけられません。

 

しかし、本物のギサンが事件当時、シカゴ大学にいたことを思い出します。ギチャンソン事件の被害者であるモーガンキムという女性が、ギサンとシカゴ大学の同級生であることを知ったことで、すべての事件がつながっていることに気づき始めます。

 

一方、ナビザム病院に勤めていた元看護士が、チョンウォン刑務所で服役中であることを知ったギユジンは、彼女を訪ねますがお金の取引と同時にチャンファサの血液サンプルを検査してくれるよう頼まれます。

 

検査結果が良くなかったため、チャンファサの検査に訪れたことで、チャンファサが本当はウルチヘイであることに気づくのでした。

 

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◆序盤

2018314日。ホワイトデー

花束を手に持ったギユジンはどこかに向って走っています。彼がついたところは、ウルチヘイがジュエリーを選んでいたジュエリーショップ。

ウルチヘイはカップルリングを手に取り、自分の指にはめていました。しかし、ギユジンがあらかじめ予約していた者は手首にはめるブレスレットでした。

ギユジンは店員に、ブレスレットに“Veritas”を刻んで欲しいといいます。

それは、“互いの絶対の真実と信頼を示すラテン語”

 

過去を振り返っていた、刑務所にいるウルチヘイは、自分がウルチヘイでいたときは、ギユジンという人を愛したのではなく、サンへ病院のドクター、SHCグループ会長の唯一の弟という彼の背景やタイトルを愛していたこと、そしてチャンファサと体が入れ替わってしまった今、年老いて醜い体になってしまった今、彼を愛していることに気づくのでした。

 

 

オボンサムからカフェに呼び出されたチャンファサ。いきなりチャンファサのケガした手を取り、いつケガしたのかと責め立てるオボンサム。チャンファサは「警察ならこんな無礼に問いたててもいいのか」と言いながら、おとといケガした、と嘘をつきます。

 

店の外までチャンファサを追いかけてきたオボンサムは、どこの病院で手当てをしたのかしつこく聞きます。自分は参考人調査ですべてを話したので、友達の刑事に聞くか、令状を持って来なさいと白を切るチャンファサ。

 

チャンファサはギサン会長の秘書に電話し、オボンサムに疑われていることを伝えます。それを聞いた秘書は、ギサンに、ウルチヘイ弁護士(チャンファサ)がオボンサムに疑われているので検事にこの件を渡しますと言いますが、ギサンは彼女に危機が迫るまで放っておきなさいというのでした。

 

チャンファサはガムミランにお願いし、知り合いの病院で医療記録を偽造するように頼みます。

 

マヒョンチョルが追いかけてくる悪夢に苛まれているチャンファサ。彼女の悲鳴にびっくりしたガムミランがチャンファサを起こしに行きます。チャンファサを心配したガムミランは復習などやめて一緒に海外に逃げようといいます。

 

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◆中盤

チャンファサはマヒョンチョルに追いかけられる夢の中で、ペン型のUSBを見ました。そして夢から覚めたとき、ギサンの家に呼び出されて行ったとき、ギサンのデスクの上でノートパソコンと繋がっていた同じものを見たことを思い出すのです。何かを考えていたチャンファサは「そう、行ってみよう」と言っては、ドレスルームで小さい箱の中のクラッチバッグを取り出します。それは、ギサンの妻が手に入れたがっていた限定品だったのです。

 

その限定品を持って、ギサンの妻を訪ねたチャンファサ。

バッグを渡した後、お手洗いに行くと言って、ギサンの部屋に忍び込んでは、ペン型のUSBを探します。一方、そとで待っていたガムミランはギサンの帰宅を携帯メッセージで何回も送りますが、チャンファサは携帯をカバンに置いたまま、持っていないのでした。

 

ギサンの部屋で結局USBを見つけられなかったチャンファサは、デスクの上にあった、アメリカシカゴ大学の学位証明のような杯を見つけてそれを眺めるのでした。

そしてあの時間のあった1984年の夏、ギセウン会長に言われ、アメリカに留学中のギサンに生活用品を送っていたことを思い出します。

 

帰りの車で、ガムミランとアメリカにいたギサンを思い出した話をするチャンファサ。死亡した確率の高いギサンがどうして死んだのか、どう死んだのかを解明するのが今の課題であることを確認します。

 

一方、帰宅したギサンはウルチヘイ弁護士(チャンファサ)があの杯を手に取って見つめていた様子を部屋の外から見ていました。チャンファサが帰った後、部屋に入ったギサン。

事件のあった1984年の1227日。当時、事件担当刑事だったキムジョンスを自分の兄貴として仕えることと、彼の妹であるキムヘソンをサンへグループ代表の妻にすることを条件に懐柔したことを思い出します。

 

ギサンの連絡を受け、ギサンの家に来た元検事のキムジョンス。

ギサンは彼にガムミランのプロフィールを見せます。そしてキムジョンスに何かを頼むギサン。

 

ギサンがお願いしたことは、空席になっている、ダムジャンの代表の座を受け持つことでした。

ダムジャンを訪ねたキムジョンス。彼の姿を見たチャンファサは事件当時、自分を取り調べした自白させたあと、法廷で証言を覆さないように自分を脅していた刑事が、あのキムジョンスであることを思い出し驚きます。

 

オボンサムの同僚、ファン刑事と会ったギユジンは、ナビザム病院について何か調べたかを聞きます。そしてファン刑事から、当時中部病院で勤務していた看護師が現在チャンファサの収監されているあのチョンウォン刑務所で服役中であることを聞きます。ファン刑事が見せてくれたその看護師はギユジンの見覚えのある人でした。

 

オボンサムは、上司の前でひざまずき、自分を高通班から強力系の刑事に復職させてくれることをお願いしますが、断られてしまいます。

 

ウルチヘイ弁護士(チャンファサ)を、面談を名目に自分の部屋に呼び出したキムジョンス。

最初会った時と、目の印象がだいぶ変わったことを指摘するキムジョンスに、人は変わるものです、と交わすチャンファサ。キムジョンスはそんなチャンファサに、ギチャンソンの2審の戦略を聞きます。

 

ギセウンの別荘に、チョンウォン刑務所の医務課長ソヨンチョルを呼び出したギサン。

ギサンはマヒョンチョルが隠し撮りした、チャンファサ(ウルチヘイ弁護士)の映像を見せます。そして意見を聞くギサン。映像を何度も見返したソヨンチョルは、確かに解離性正体性障害だったけれども、この映像での姿はそれとは少々違うという見解を話します。

 

キムジョンスにギチャンソン2審の戦略について聞かれたチャンファサ。幸いなことに、刑務所のウルチヘイがすでにその戦略をチャンファサに伝えていたのでした。それをそのまま伝えて危機を逃れます。

 

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◆終盤

あの元看護士との面愛のため、ファン刑事とチョンウォン刑務所を訪ねたギユジン。元看護士はギユジンだけに会うといい、ナビザム病院のことを話す代わりに、自分の夫の通帳にお金を振り込むようにといいます。携帯電話でお金を振り込むと、今度は採血庫からチャンファサの血液サンプルを取り出しては、ケースに入れ血液の総合検査をするように言います。

検査結果がでたら、話してあげるという元看護士の言葉に力なく部屋を出ようとするギユジン。

 

元看護士は、「味見だけ」といいながら、1984年の1224日、隕石により病院が壊れてしまったことと、出産中であった外国人の産母が出産中に死んでしまったことを話します。

隕石の件は知っていたが、産母が外国人であったことは初耳のギサンは、「外国人だったのですか?名前は何だったのですか?」と聞くのでした。

 

ウルチヘイ弁護士の事務所。

ギチャンソン事件の2審の準備中であった、ガムミランとチャンファサはギチャンソン事件の被害者に賠償金としてSHCから支払われたお金が、本人の遺言によってすべてシカゴ大学に寄付されたことを知ります。

 

ガムミランの知人のハッカーにギチャンソン事件の被害者であるモーガンキムの調査をお願いしたチャンファサたち。彼女のSNSから、「私の愛する友エステル。34年ぶりにやっとあなたに会いに行く」と書かれた投稿を発見します。

 

刑務所のウルチヘイを訪ねたチャンファサはギチャンソンが引いて殺したモーガンキムがギサンと同級生であったことを話し、これが事故ではなく殺人であるのかを問いただします。弁護士はそんなこと知る必要もないと、接見を終わらせて帰ろうとするウルチヘイに、

「知っていたでしょう!人が二人も死んだの。弁護士が人を弁護するのではなく、お金を弁護したの?あなたがやってきた弁護というのはそんなものだったの?」と怒りと失望が混じった気持ちをウルチヘイにぶつけます。

 

ウルチヘイは「ギチャンソンの裁判で負けてしまえば、あなたはマヒョンチョルの殺人犯として捕まるの。ギチャンソン弁護以外に何も考えないで!私の体を危険に落とさないで!その体は私のものなの!」と叫びます。

 

チャンファサにはそれぞれの事件が一つにつながり始めました。

犠牲になったモーガンキム、イサンヒ、ソウンヨン、チャンファサのお母さんのケガまで。すべてが、ギサンが実はチュヨンベであることを知ったり、疑った人物たちだったのです。

チャンファサは本物のギサンとエステルという人を探せばパズルのすべてのピースが合いそうだというのでした。

 

刑務所でルームメイトたちと部屋を掃除していたウルチヘイは、接見のときチャンファサが自分を問いただしていた時の言葉を思い出していました。そのとき、腹部に激痛を感じて倒れこんでしまいます。

 

オボンサム刑事はウルチヘイのマンションの駐車場でウルチヘイの帰宅を待っています。

そこに到着したチャンファサたち。車を降りたオボンサムはウルチヘイ弁護士(チャンファサ)にお酒いっぱいくらい一緒にできる仲だと言いながらウルチヘイ弁護士を一緒に酒を飲みます。

 

オボンサムが持ち出した、外国の大学からスカウトされていた幼馴染の話。その幼馴染は出国を何日後に控えたある日、間違って友達を階段で突き落として死なせたが、色々を無くしてしまうことを恐れ誤った判断で結局死んでしまったとのことでした。

 

「既に終わった事件だから2度とマヒョンチョルの話はしないで」と言い残して帰ろうと振り返るチャンファサに、オボンサムが「あなたを苦しめるつもりじゃなく、助けたいからだよ。きっと何か理由や事情があっただろうと思って」と叫ぶも、振り向きもせず帰ってしまうチャンファサでした。

 

ダムジャンの代表となったキムジョンスは、ウルチヘイ弁護士のアシスタントであるバンサンスと面談をします。バンサンスからウルチヘイ弁護士が最近、チャンファサの再審を調査しているとの近況を報告してもらったキムジョンスは、バンサンスにこれからダムジャンで起こるすべてのこと、特にウルチヘイ弁護士については事細かくすべて報告するように命じるのでした。

 

看護師から渡された封筒に書かれていた番号“122番”から収監中の元看護士が渡した血液サンプルがチャンファサのものであることを知ったギユジン。彼は検査結果を持って刑務所の元看護士を訪ねます。

 

元看護士から死んだ産母の名前が“エステル”であることを知ったギユジン。誰か産母と一緒に病院にきた人はいなかったのかと聞くギユジンの質問に、元看護士は、不思議なことに死んだ産母を探す人も、また赤ちゃんを探す人も現れなかったので結局無縁故者として処理された、と言います。

 

赤ちゃんのことを聞くギユジンに、検査結果を見ていた元看護士は結果の異状に気づき驚いて聞きます。医者としての所見は膵臓や胆のうに疾患が疑われるとのことでした。医務課長と相談を進まれるも、元看護士はチャンファサが自分の命の恩人なので是非助けと欲しいと言います。

 

ウルチヘイ(チャンファサ)は嘔吐を繰り返していました。そんなチャンファサを医務室に呼び出した元看護士。チャンファサの血液検査結果が看過できるものではないことを医務課長に伝えるギユジンですが、血液を外に持ち出したこと自体が好ましいことではないと嫌な顔をされてしまいます。

 

結局、元看護士のお願いで、チャンファサ(ウルチヘイ)の腹部超音波をすることになったギユジン。診察室に入り、ギユジンを見たウルチヘイは、最初は検査を受けることを断りますが、検査を受けなければならない状況であると思い検査を受けます。

金属類をすべて外しなさいという話に、首にかけていたカップルリングを枕の下に隠すウルチヘイ。

 

自分に冷たく言い放つギユジンに、以前はそんな人じゃなかったのにずいぶんと冷たくなったね」と話すと、「私のことを知っているかのふりをしないで!」と不快感をあらわにしてギユジンは部屋をでます。チャンファサの体は膵臓癌が疑われる状態でした。

 

ギサンは一人息子のギチャンソンに、2審で無罪判決を必ずもらうから、2審の後には15年ほど外国に行くように話します。そしてこの世で守りたいものは、ただ一つ息子のギチャンソンであることを言います。

 

オボンサムは上司に懇願した甲斐あって、強力3チームに復帰できます。チーム長にマヒョンチョル事件をプレゼンテーションしていたところ、オボンサムは事件当日のCCTV映像からマヒョンチョルが手に持っていた上着が、ギサンの秘書の部屋でウルチヘイ弁護士が羽織っていたものと一致することに気づきます。

 

刑務所の医務室に戻ってきたギユジン。インスリンの注射を打とうとしていたチャンファサ(ウルチヘイ)は入ってきたギユジンに驚いて、注射器とギユジンのためのカップルリングを落としてしまいます。そしてそのリングはギユジンの足元に転がり止まります。

 

指輪を持ち上げたギユジン。そのまま返そうとしたところ、どこかで見覚えがあることに気づきます。ジュエリーショップで、そして自分の誕生日にウルチヘイのマンションのキッチンンお引き出しの中で見かけたものでした。その指輪には自分のイニシャルと“Veritas”がしっかりと刻まれていました。

 

以前、自分のことをウルチヘイだと言っていたチャンファサの姿を思い出したギユジン。

感極まった表情で「ヘイ?ヘイ?本当にヘイなの?」と涙ぐんでいるチャンファサ(ウルチヘイ)に聞くのでした。

 

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<感想>

ギサンとチュヨンベの関係を知ったり、疑ったりした人たちが犠牲になっている事実。

その大きな絵が、徐々に見え始めたチャンファサは、真相を突き止められるでしょうか。

正体をバレないでどう戦っていくのかがとても気になります。

 

やっと刑務所のチャンファサが恋人のウルチヘイであることに気づいたギユジン。

次回の予告ではチャンファサを訪ね、ウルチヘイの体を返して欲しいとお願いする場面がありました。そしてその方法を見つけたとも。

 

果たしてチャンファサとウルチヘイは元の体に戻ることができるのでしょうか。

 

以上、ナインルーム第7話のあらすじとネタバレ感想でした。

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