車に轢かれそうになったジウを助けたデヨン。話を聞いてみると、認知症の母さんが事故で入院したとのこと。だから、泣きながら信号もちゃんと確認せず走ったのか。とりあえず、デヨンはジウを連れて病院へ行くことになります。
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目次
本編
アバラにひびが入ったようで、幸い大怪我ではなく、明日には退院できるそうです。認知症の施設の人の話によると、ジウの母は階段でころんだそうです。そして、全面的に母に非があり、施設には何の負い目もないと。金銭的に何も助けてあげないといいます。しかも、何度も事件を起こす母さんをこれ以上、施設で預かることはできないとも言います。もちろん、ジウも「これ以上こんな施設に母を預けることはできない」と施設の人に言ってやります。
ジウは母と一緒に住むことにします。しかし、認知症の母です。ジウの家でなんども事件を起こす母。母がもっと住みやすい家へ引っ越そうとするジウ、しかし不動産へ行く時間もあまりありません。認知症の母は家に誰かがいないとすぐ家を出ようとするので、母一人で家に残せません。ジウは母と一緒に住むため、働いている大きな病院をやめ、昼だけ働ける病院を探すのですが、それもうまくいきません。
一方、ウソンの家にちょっとした火事を起こしたソヨンです。その日、ソヨンのせいでウソンは腕に怪我を負います。それでソヨンは腕が不自由なウソンのため、いろいろ頑張るのですが、そういう頑張りがいらないし、鬱陶しいウソンです。
ある日、いつものように半調理の食品、今回はニシンの蕎麦が家に届いたのです。ウソンは仕事で帰っていなかったため、ソヨンが代わりに料理してあげたのです。料理が終わる頃、ちょうど帰ってきたウソン。ウソンは驚いてしまいます。
ソヨンにはニシンの蕎麦がただの半調理の食品に見えたかも知れませんが。ウソンにとってそれは、研究対象であり、仕事の一環だったのです。ウソンは怒ってしまう。
ウソン「今、何をしているのですか」
ソヨン「あ、帰ったのですか?」
ソヨン「蕎麦はすぐ鮮度が落ちるらしいですよ」
ソヨン「だから、早めに調理して起きました」
ソヨン「中にレシピも入っていたので、直接料理しようとしたんでしょ?」
ソヨン「その腕では料理しづらいでしょ?」
ソヨン「だから、私がやりました」
「ありがとう」を期待したソヨン、しかし帰ってきた言葉は違ったのです。
ウソン「なぜ、人のものを勝手にいじったんですか」
ソヨン「いや…。わたしはただ…」
ウソン「それは私の仕事なんです」
ウソン「箱を開け、構成を確認し、料理し、食べる過程までのすべてが私の仕事なんです!」
ウソン「なぜあなたは私の仕事をぶち壊すんですか!」
ソヨン「わたしは…そうとは知らなかったんです…」
ソヨン「ごめんなさい」
ソヨン「じゃぁ、今日は味だけみることにして…」
しかしウソンは彼女の言葉を遮って、彼女が作った蕎麦を捨ててしまいます。
ソヨン「ねぇ!いくらなんでも作った人の誠意ってものがあるんじゃない!」
ウソン「誠意???」
ウソン「はぁ…姉さんはどこでこんな低級な女に絡まれて」
そういい捨て自分の部屋へ向かうウソン
ソヨン「なっ…低級?そういうあなたはどれだけ」
ソヨンは何か文句を言ってやるためウソンに近づくのですが、ちょっと急ぐ拍子で転んでしまいます。ところがソヨンがウソンを押し倒す形になってしまった。すぐに起き上がろうとするソヨン、しかしウソンの様子がちょっと変です。慌てて逃げるように行ってしまうウソン。ソヨンにはわかりました。「こいつ、色恋に弱い」。
それからのソヨンは必要以上にウソンに接近します。やはりこの男「色仕掛けに弱い」。ちょっと胸をチラつかせ、体を押し付けると中学生の小僧のように押し黙るウソン。
ウソン「なぜこんなことをするんですか!?」
ソヨン「謝って」
ソヨン「私に低級な女といったこと」
ソヨン「謝らないとずっと低級な女っぽくするから」
そういってまた、体を押し付けるソヨン。ウソンはそんな彼女から逃げるように会社へ行きます。
先日のことをやはり気にしていたのかソヨンはウソンが頼んだ“ニシン蕎麦”の店へ行き、半調理状態のものを買いますが、その店にはデヨンもいたのです。ちょっと挨拶にいってみるソヨン。
ソヨン「あなたもニシン蕎麦なの?」
ソヨン「でも、これって美味しいの?見た感じくさそうだけど…」
デヨン「なッ…?!くさそうだ??そういう先入観こそくさそうだけど?」
ソヨン「え…?」
デヨン「これはただのニシンじゃないんだよ」
デヨン「このニシンにはな、シェフとニシンの間の20日の色恋沙汰が入ってるんだよ」
ソヨン「色恋沙汰…?」
デヨン「ニシンは乾かす過程からがすごく重要なんだよ」
デヨン「乾燥させる際、ぼたぼたと落ちるニシンの油」
デヨン「それはまるで、過去の恋に傷つき流す涙みたいなんだ」
デヨン「とぎ汁に8時間、その間ニシンは柔らかく、そして臭みもまたとれるんだ」
デヨン「まるで、別れの傷が癒やされたように」
デヨン「桑の葉で臭みを完璧にとって、特性の醤油ソースで煮込めば」
デヨン「それはまるで、新しい恋を始める味といえるかな」
デヨン「そうやって、シェフの愛で生まれたニシン、熟成されたニシンのコクと深みのあるクンムル」
デヨン「暑さにやられた体に最適なんだよ」
そういって美味しく食べるデヨン。ところがソヨンは母さんの認知症のことを知らない様子です。注文した品が入り帰ってしまうソヨンです。
同じものを用意したと、ウソンに蕎麦を渡すソヨン。やはり、不自由な腕ではうまく料理できません。ソヨンはことあるごとに体を近づけて、ウソンを疲れさせます。結局は「謝る」と言い出すウソン。
ソヨン「最初っからそういえばいいのに」
ソヨン「次は気をつけなさいよ。でないと、線!超えちゃうから」
そういって自分の部屋へ帰るソヨン。色恋沙汰に弱いとはいえ、ウソンは男です。ずっとなめられるわけにはいきません。ここは漢をみせるところ。
ウソンはパッとソヨンを抱き上げては、すぐにソヨンのベッドへ押し倒します。今回はウソンが上、ソヨンが下。彼女を押し倒したウソン。
ウソン「あなただけじゃない」
ウソン「私だっていくらでも超えられるんだよ」
ウソン「線」
そういっただんだんソヨンの身体へ近づくウソン。ウソンはソヨンの耳元でささやきます。
ウソン「だから、これから気をつけろよ」
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終盤
ジウは決算のため病院へ向かいます。そこで施設の人に会うのですが、前回とはうってかわり、誠心誠意に「施設に全責任がある」と謝りはじめます。決算もすべて施設の人がやります。どういうことかわからないジウ。
すべてデヨンの仕業だったのです。本当に施設に責任がないか、調べ上げたデヨン。実は施設に非があったのです。母が使った階段の明かりがつかなかったのです。施設は明かりを治す責任があったのですが、それを何週間もやってなかった。
しかもデヨンは母が安心して暮らせる施設を紹介します。これでジウは引っ越す必要も、仕事を変える必要もなくなりました。
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次回
ウソンとジウはゴハンにいくのですが、偶然そこでデヨンに会います。ところがデヨンの隣でよっぱらっている人がいます。酔っ払っているのはソヨン。いったいどういうことでしょう。
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感想
ニシンってうまそうですね。ニシン蕎麦って食べたことないんですけど、一度食べてみたいですね。デヨンはいつもおいしく食べるから、なんでもうまそうに見えます。
ところが、なぜソヨンは酔っ払っているのでしょう。思い当たるのは母の事情でしょうか。デヨンとゴハンに行き、母の認知症をしってしまう。こんな流れでしょうか。