ソウルのある裁判所
判事服を着たハン・スホが裁判所に歩いて入ります。
彼は判事の席に座ってみんなに挨拶をします。
「今年一年、願いのことみんな成し遂げ、幸せのみ願います」
そして判決を待つ被告人バク・ジェホと彼の妻は希望を抱いてお互いを見つめあいます。
ハン・スホが判決文を開き言います「宣告します。被告バク・ジェホ死刑 」
一瞬、裁判所内がざわめきます。
そしてバクク・ジェホの妻の悲鳴が聞こえます。
ハン・スホと同じ顔をした男性が警察に追われています。
彼は「暴行」「貨幣違反」など前科5犯という派手な履歴を持っています。
彼の名前はハン・ガンホと言います。
このドラマは、頭脳も顔も同じ遺伝子を持っているが全然違う人生を送っている双子の兄弟の話です。
彼らの母親はいつも全国1位の兄ばかり可愛がって喧嘩ばかりの弟には厳しいです。
そんなある日、兄が突然消えこっそりその場を占めた弟がいます。
果たして突然変わった人生を通し二人は何を得るでしょうか?
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目次
序盤
2018年 ある国立科学捜査研究院
検事試補の研修生たちと彼らの担当検事であるホン・ジョンスが
死体の前に集まっています。
今日は死体の解剖を見学する日です。
解剖が始まると研修生たちは吐き気を我慢できず次々と現場を逃げだします。
この現場に最後まで残っていたのはいまでも吐きそうな顔をしたソン・ソウンという女性です。
そんな彼女を見てホン検事は気にいってるようです。
解剖が終わった後、彼女はトイレで顔を洗います。
彼女は変な気配がして後ろを向けるとホン検事が立っています。
ホン検事は今日のことなどを話し、ソウンの顔を自分のハンカチでふき取り耳をこっそり触ってその場を去ります。
その日の夜、ソウンは大学の先輩のオ・サンチョルにホン検事について質問します。
サンチョルは大手企業の専門弁護士です。
サンチョルはホン検事についてこういいました。
「ナイスな人だよ」
彼女は一人で呟きました。
「ナイスな人」、、
・
・
一方、ハン・ガンホは刑務所であった仲間ジン・ウクテと警察署に連行されています。
彼らの犯罪は10ウォン玉を溶かして金属だと騙し販売したという罪です。
この事件の審問担当になったソウンはホン検事にアドバイスをもらいます。
「犯罪者の涙には注意しなさい。」
・
・
審問室の中
ガンホとソウンが向かい合って座っています。
審問を始まるとガンホは急に泣きだします。
そして自分の家族について話し始めます。
彼の話はこうでした。
兄よりたった2分遅れて生まれただけなのにいつも母親は兄ばかり考えました。
喧嘩をしても叱られるのは弟の自分だけでした。
そして彼が中学生になったころ彼は思いました。
どうせ勉強では兄を勝てないなら、喧嘩をしようとそれが母親への復讐だと信じました。
そんなある日、兄が誰かにナイフで襲われるのを見かけ助けようとしたのですが、間違ってナイフを持った人を刺してしまいました。
そしてなぜかそのナイフには彼の指紋しかついてなかったです。
この事件で警察に連行されましたが、自分の行為は正当防衛だったので刑務所に入る心配はありませんでした。
しかし他の人がナイフを取り出すのを見たかという警察の質問に対し、「いいえ、見たことありません。」と兄は嘘をつきました。
母親は兄は嘘をつく人ではないと言い、彼は刑務所に入ることになりました。
母親への憎しみが消えなかった彼はその後も何回も刑務所に入ったり出たりしました。
そして彼はもうこのような生活に疲れてきて新しい人生を向かおうと決心した時ジン・ウクテに10ウォン玉を溶かし売ろうと誘惑されたとのことでした。
彼はそれが法律違反だと知らなかったとソウンに訴えますがソウンには通じないようです。
ホン検事はソウンの活躍に酒を奢ると言い二人は帰りにホン検事の行きつけのあるバーに行きます。
そしてソウンはホン検事から無理やりにお酒を勧められますが拒否できません。
ホン検事は、ソウンが試補を無事に終わり検事になるかどうかは自分次第だと言います。
そしてソウンのももを触りながら一緒にホテルに行こうとソウンの耳に呟きます。
怖くなったソウンは急いでその場を逃げ出します。
その時他の部屋でオ・サンチョルに接待を受けていたハン・スホとぶつかりますが
ソウンはそのことに気づきません。
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中盤
バーの外
中年の男性とサンチョルがスホを先にタクシーで見送ります。
そして中年の男性は「あんな奴を接待するところじゃないんだよ」とサンチョルを殴ります。
そしてサンチョルは頭を下げながら「すみません。父親」と言い、父親を送ります。
その日の夜、ソウンの家
ソウンは過去、姉が性的暴行され自殺しようとしたことを思い出しました。
姉の自殺を止めようとしたところ誤ってソウンは自分の手首を切ってしまいました。
そして今もその傷跡を見るたびソウンはとても苦しくなります。
一方、スホの家
スホは昼間、母親がくれたおかずの弁当箱を持って帰ります。
家の冷蔵庫の中は一口も食べてないおかずでもう一杯なっています。
スホは面倒だと思いながら手に持ったおかずをそのままゴミ袋に捨てます。
そしてその姿を外である男性が覗いています。
その男性のことにスホは気づいていません。
次の日、部長検事の事務室
ソウンはホン検事のことを部長検事に話しますが部長は褒める言葉が少しひどすぎただけの話だと言います。
ソウンは悔しかったですが証拠がなかったので結局「すみません」と謝るしかないです。
一方、刑務所に入ったガンホは今までの経験を生かして判事に送る反省書の書き方を同じ刑務所の兄貴に教えています。
尊敬もしない判事に尊敬する判事様へと書いても、判事の心は響かないと言いスホは手紙にこう書きます。
「親愛なる判事様へ。」
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終盤
6か月後
ソウンは無事検事試補をパスし、ガンホも刑務所から出所します。
ガンホは帰りの家の前で自分を待っていたジン・ウクテに会います。
ウクテは自分が渡したお金を返せと言います。
ガンホは訴えと言いながらウクテを殴ります。
その日の夜、ガンホは母親と久しぶりにご飯を食べていましたがいきなりウクテが入ります。そしてガンホから殴られて暴力行為と自分のお金を返せないことなどで警察を呼んだと脅迫します。
ガンホはパトカーの音を聞き、その場を逃げようとしますが、母親はこんな状況でも兄のところには絶対行かないでと言います。
スホのアパートの前
ごみを捨てようと外に出たスホは突然何者かに襲われ、誘拐されます。
ガンホが兄の家に着いたのはその後でした。
家は自動ドアロックがかかれています。
ガンホはもしもの気持ちで自分の誕生日をドアロックに入力します。
するとロックが解除されます。
兄の家で一晩過ごしたガンホは出かける準備を終え、出かけようとすると突然警察が現れガンホを捕まえようとします。
もう終わりだと思ったその瞬間
「判事さん、今朝裁判があるのにまだ家ですか」とスホを探しに来たチョ係長がガンホを見て話します。
警察たちは判事という言葉にびっくりして
「判事、、?でしたか?すみません。人を間違いました。
我々のせいで裁判に遅れているようですね。
裁判所まで我々が送ります。」
とむしろ謝って裁判所まで送ってくれます。
裁判所
スホのふりをしているガンホは裁判所でソウンに遭遇します。
ガンホはソウンを見て慌てますがソウンはガンホのことをスホだと信じているようです。
そしてガンホは気づけば判事席に座っています。
逃げることもできないガンホは決心した顔つきで言いました。
「宣告公判を始めます。」
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感想
今回は双子の兄弟がどれほど違う人生を過ごしているのかを
良く見せてくれました。
一見、兄のハン・スホは正義感があって弟のハン・ガンホは大問題児だと思われますが、警察に嘘をついてガンホを刑務所に入らせたスホの仕業を見てスホもガンホに嫉妬していたのではないかと思いました。
これから兄弟の前何が待っているのか楽しみです。
また、女子主人公のソン・ソウンの活躍も期待しています。
彼女の正義はどんなものでしょうか。
次回も楽しみにしてください。