ソウンの姉のソン・ジヨンが性的暴行にあった日、加害者の先輩はジヨンを無理やりペンションの中に連れ込みます。
その姿を遠くから見ていたスホは興味なさそうな顔をして本に目を向けます。
ジヨンが抵抗すればするほど先輩は暴力を振り舞うだけでした。
おぞましい経験をした彼女は事件後、先輩を性的暴行として訴えました。
そして裁判が開かれました。
被害者であるソン・ジヨンが証人席に座っています。
彼女に弁護士が質問をします。
[当時の状況を詳しく説明していただけますか。]
その質問にジヨンは当時のことを思い出しながら苦しんでいるよう叫んでいます。
裁判は暴行罪のみ認めされました。
毎日地獄で住んでいるようなジヨンはある日妹のソウンと山登りをしました。
山の中に位置した橋を渡っている最中、突然ジヨンがソウンに向かって「君だけは幸せに」と言いながら橋から飛び降ろうとしました。
ソウンはさっそく姉を止め、「お姉ちゃんが死んだら私はどうすればいいの」と泣きながら叫びました。
ジヨンはただただ怖いよと繰返しただけでした。
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目次
序盤
ソウンは帰宅後、いつも通り焼酎に飴を入れて寝室に向かいます。
そしてリモコンを手に取ってテレビを付けました。
[法を恐れている人はは法の下にいる人です。しかし法を恐れない人はその上にいる人です。]
とテレビの中でガンホが話しました。
おそらく今朝、裁判所の前でインタビューをしたみたいです。
ガンホの言葉にソウンは今日の裁判を思い出して喜んでいます。
同時に被害者の家族のことを思い出しました。
ソウンはサンチョルに電話をかけお酒を飲もうと話します。
居酒屋の中
ソウンとサンチョルが酒を飲みながら話をしています。
「なんで法は平等ではないかしら。なんでイ・ホソンみたいな人は7年懲役になって入院なんかしてる?被害者は今苦しんでるいるのに」
ソウンはイ・ホソンが裁判の後、腰を痛めながら病院に入院した件で腹をたっていました。
「人間が作ったから不平等に決まっているんだよ」
とサンチョルはあいまいな返事をします。
その言葉にソウンはイラっとしてサンチョルに話します。
[私、お兄ちゃんが好だったの。一生、隣にいてほしいと思っていた。
でも、これはないでしょう。なぜ被害者が損害をしなくちゃいけないの?
そしてお姉ちゃん事件…お兄ちゃんの父親が私たちに何をしてたか分かってるでしょ?]
彼女の言葉にサンチョルは「なんで俺がその責任を取れないとならないの?」と言いました。
彼の言葉も一理があります。
イ・ホソンの件は弁護士として弁論をしただけで姉の事件にはサンチョルはかかわっていません。
[ごめん]と彼女が謝ります。
一方、ガンホは自分の判決で被害を受けた被害者の家族のことで眠れません。
ガンホは5000万ウォンを持って被害者の家の前に行きました。
そしてお金を家の前に置いて、公衆電話で電話をかけました。
[あなたの家の前に私の全財産の半分をおいて来た。
そのお金でイ・ホソンと戦うんだ。わかったのか?
裁判は1年以上続くと思うけど諦めるな。
そのお金で1年は何とかなるさ]
ガンホの声を聞いて被害者は判事だと気づきました。
しかしガンホは自分ではないと否定しながら急いで電話を切ります。
これでガンホは楽に寝られそうです。
・
・
次の日
今回の裁判は飲酒運転の事件です。
この件の弁護士はオ・サンチョルです。
加害者は20代半ばの女性でした。
事件はこうでした。
お酒に酔った加害者がある女性を車で引く。
被害者はその場で即死、当時女性は妊娠4週だった。
加害者は事件が起きた後そのまま倒れてしまい、警察を呼べなかった。
そして毎日反省の手紙を家族に届けているが被害者の夫が無視している。
とのことでした。
泣きながら申し訳ないという加害者に対し、被害者の夫はあの女、悪魔だと殺したいとガンホに向けて訴えます。
カンホは法廷でそんなことは言ってはいけないと、被害者の夫を法廷の外に引き出します。
そして来週宣告すると言って裁判は終わりました。
この事件についてガンホはソウンに判決を書いてみてと提案しますが彼女は両方の気持ちがよく伝わってきて難しいと言います。
そんな彼女に加害者は初犯で反省もしているから宣告猶予でいいと言います。
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中盤
オ・サンチョルと彼の父親、そしてホン検事が一緒にお酒を飲んでいます。
サンチョルの父親はホン検事に酒を注ぎながらハンスホについて話をします。
ハン・スホの賄賂調査や再任用の件について話しながらスホを判事席からおろせることに三人の意見が一致しているようです。
一方、ハン・スホはマダムのところに行きます。
マダムに自分を憎む人、特に自分を殺したがっている人について情報を集めてほしいとお願いします。
・
・
スホの家
朝からガンホは誰かに起こされます。
目を覚めたガンホは目の前のジュウンを見てびっくりしました。
「な、、なんだよ。」
「なんだよってなによ。そんなに嫌がってるなら家のパスワード変えたら?
ほら、早く起きて、朝ご飯食べよう」
突然の彼女の訪問にガンホはうかうかと一緒にご飯を食べます。
ジュウンの目的はスホの心よりスター判事のインタビューでした。
そしてジュウンはガンホを見ながら話しします。
「ごめんねと言って。だったら許してあげるよ」
「後で話そうよ」
彼女の質問にガンホはスホではないのであとで話そうと言いました。
しかし彼女はすぐにでも泣きそうな顔をしてガンホを見つめます。
心が弱くなったガンホはついに謝罪をします。
「ご、、ごめんね」
「それだけ?」
「本当にごめん」
「それだけは足りないよ」
とジュウンはガンホに口づけをします。
何が何だかよく話からなくなったガンホは彼女にある場所へ連れていかれます。
スタジオの中
いきなりニュースのインタビューをすることになったガンホはテレビに出ちゃいけないとジュウンから逃げようとしています。
しかしジュウンはスター判事である以上ニュースで取り上げるとほかの人から接近することが難しくなるよとガンホを説得します。
無事ニュース収録を終えたガンホは控室でジュウンから家族について質問されます。
「最近も家族はどう?いつもお母にお金送ってるでしょ?そのお金だけ貯金しても数億になるんじゃない?」
話を聞いているその時スホの携帯が鳴りました。
発信先は「お母さん」です。
ガンホは無視しようとしましたがジュウンが電話を出てガンホの耳に当てます。
「もしも。。」
「ガンホの兄ですか?私、ガンホの友達ですけど」
電話をかけてきたのは母親ではなくジャン・ウクテでした。
ガンホが電話に出ないからスホに電話を掛けたと言い、お金を出せないと母さんの家を燃やせると脅迫しました。
ガンホは急いでお金を準備し実家に帰りました。
そして5000万ウォンをウクテに渡しながら二度と来るなと言います。
母親は泣きながらガンホに向けて申し訳ないと謝罪します。
[本当にごめんね、今度は私一人で解決しようとしたけど。。でも、仕方なかったの、あなた兄ちゃんだろ。 ガンホのこと兄のあなたが面倒を見てくれないと。本当にごめん、そうだ。ご飯食べて帰ってよ。すぐ用意するから]
お母さんの切実な声にガンホはただ母を眺めるだけです。
そして母はそんなガンホを怪しく思います。
[スホはどこ?あなたガンホでしょ。 あんたの兄はどこだ?]
ガンホだと気づいた母親の態度が変わったのを見て、なぜ自分にはご飯食べてと言わないのよとガンホは愚痴をこぼします。
一方、ソウンは姉を探してあげるとお金をもらって消えたサマリョンと再会しました。
サマリョンはガンホの刑務所の師匠で、ソウンの姉を探してやるとソウンに詐欺を働いた人物です。
サマリョンはこれまで刑務所に入って姉を探せなかったとあと2ヵ月あれば姉を探してやるとまた500万ウォンを要求します。
ソウンはそんなサマリョンに覚書を書くよう言って、いくらでも関係ないから姉を探してくれとお願いします。
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後盤
麻薬事件非公開裁判
カンホは被告人の席に座っているパク・ヘナを見てファンだとアピールしています。
周りの人たちはそんなガンホを情けないように見ています。
続いてパク・ヘナに話をかけながら彼女の気を油断させた後、鋭く訊きました。
[イ・ホソンと麻薬したでしょ?]
[いいえ、私一人でしましたか。]
あっ、とパク・ヘナは後悔しました。
オ・サンチョルと担当検事のホン検事は事件とは関係ない質問だと反論をしますがガンホは事件に関係あるよと強く言います。
そしてガンホはホン検事に向かって調査を正しくやったのかと、本来麻薬事件は周辺人たちまで調査するべきだと言いながら被告人の所有の携帯電話の押収捜索令状を発給します。
「そしてこの事件は今後非公開で行いますよ。」と言いながら席を外します。
裁判が終わった後、ソウンはイ・ホソン事件の被害者にお金をあげたのを知っていると一緒にビールを飲もうと話します。
二人は酒を飲みながら楽しそうに話をしています。
そしてそんなガンホを監視している男がいます。
彼女はハンスホを誘拐した人物です。
彼の片手には武器に見えるものを持っています。
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7-8話を見た感想
今回を通じて母親の愛を感じました。
スホばかり愛していると思っていましたがガンホのこともいつも心配だったです。
しかし兄弟はお互いを嫉妬しているようです。
そして、死んだと思ったソウンの姉が生きていました。
行方不明となっていますがいつかドラマに登場すると思います。
その時も楽しみですね。