ヨンテに拉致られたエリン。またしてもヨンテの仕業だと知りショックを受けるもエリンにはどうしようもありまえん。いつもはボンが助けてあげるのですが、現在ボンはNISに追われている。そして、そんなエリンの前に現れたのはジヨンです。ジヨンもまたエージェント、ジヨンは華麗にヨンテを制し見事にエリンを救って見せます。しかもヨンテの身柄も確保。ジヨンはその足で今度は危機一髪のボンのもとへ向かいます。
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目次
本編
NISに追われるボン。ボンは余儀なく川へと飛び込むのですが、NISに紛れ込んでいた魔法使い(殺し屋)の銃弾に撃たれます。
NISはすぐにボンの身柄を確保すべく、川の捜査をはじめるのですが。ジヨンとエリンのほうがが彼らより一歩早かったです。
動画
↓
http://imbbs.imbc.com/view.mbc?list_id=2610031&page=1&bid=terrius_clip
ボンが飛び込んだ川へと走るエリンとジヨン。ヨンテには手錠がされていますが、さすがに自分をおいていっちゃう二人には唖然とします。
ヨンテ「今どうなってるんだ、これ」
逃げなきゃ。この隙にヨンテは自力で脱出。手錠なんてヨンテにとっちゃ一瞬です。
一方のボンは意識を失っており、川の底へと落ちていく。そんなボンをひっぱりあげる救いの手。エリンです。彼女は人魚姫のごとく、鮮やかに底へと落ちてゆくボンをひっぱりあげます。
エリン「心配しないでください。私がぜったいに守ってあげますから」
ちょっとした日常の中で交わした約束。誰もが思ったことでしょう。非力なエリンにはできっこない約束だと。しかしエリンは見事にその約束を果たしました。
普通だったら、もっと整うべき装備をつけてから川へ飛び込むと思います。だから、NISにはボンの身柄が確保できなかった。エリンはただボンの命を救いたかった。健気にそのか弱い単身だけで水のなかへと飛び込みました。だからエリンがボンを救ったんだと思います。
その後、ジヨンのお兄さん。自称「手術の上手いハンサムな医者」のおかげで無事にボンの手当てができました。
ドウ「ところで、得意だったんですか?泳ぎ」
エリン「あ、実は海女の血が流れてるんですよ」
エリン「お婆ちゃんとお母さんが海女なんです」
なるほどね…。
ボンは無事に救うことができました。ヨンテには逃げられましたが。でも、砂時計だけは手に入ったことだし。よしとしますが、肝心な砂時計にあるべきUSBが見当たりません。いったい、だれが持ち去ったのか。実は子供たちが砂時計で遊んでいる際に、USBを抜取ったのです。USBが結構キレイだったため、現在、エリンの双子の娘が持っている状況です。
一方のNIS副局長。彼女はボンを探しますが、まったく跡形もなくいなくなりました。副局長はJインターナショナルの捜査にあたりますが、それらしいものは見つかりません。ただ、気になることがひとつ。Jインターナショナルにキングスバックのカバンが多数みつかりました。キングスバックはジヨンらが拠点に使っているカバンのお店。そのカバンが見つかったということは何らかの関係があるってこと。
そして、エリンです。Jインターナショナルとキングスバック、両方で働いたことがあるエリンです。副局長はすぐにエリンに目をつけるのですが…。
副局長はエリンのところへいっては
副局長「あなた、キム・ボンって人知ってるでしょ?」
エリン「知らないんですけど」
副局長「嘘をついたら、怪我…しますよ?」
エリン「いやいや」
エリン「会長こそ私のことスカウトするって嘘ついたんですか?」
エリン「いきなり人の家に来ては知らない人のことを聞く」
エリン「脅迫までするんですか??」
エリン「いったいどういう神経をしてるんですか?」
エリン「本当に不愉快です」
エリン「どいてください。子供たちが待ってますから」
副局長「・・・」
エリン「いかないんですか?警察呼びますよ」
なかなかの名演技のエリン。エリンの家にはボンがいた状況の中、彼女は見事に乗り切りました。
一方のヨンテ。彼の逃亡生活が始まりました。ヨンテは完全にはめられており、警察、NIS、そして組織にも追われる身になってしまいました。ヨンテは不安でホテルにも泊まれません。とりあえず、チムジルバンにとまるヨンテ。
しかしそこも安全ではなかった。チムジルバンで自分を探す魔法使いを見てしまうヨンテ。急いで逃げます。しかも急いだせいで財布も忘れてしまう。それから始まる苦難。ヨンテはお金もなく、いくあてもありません。家族にもあえない。
実はヨンテもまたある種の被害者だったのです。昔、詐欺師だったヨンテ。彼は凄腕の詐欺師だったのですが、結局は捕まってしまいます。とある巨大な組織につかまったヨンテ。目を覚ましたら、自分の顔が変えられてしまう。組織に整形されたのです。「死にたくなければ命令に従え」その一言から始まる組織の生活。詐欺師の腕を見込まれたのか、命だけは救われますが、ヨンテは元の自分の名前も、顔も、人生すべてを奪われ、もし組織に歯向かえば捨てられる捨て駒。それがヨンテだったのです。
ハンバーガー屋で誰かが残したものを食べる日々の中、ヨンテは考えました。NISには頼れない。すでに組織の手が回っている。警察はもっての外。ヨンテが頼れるのは「ボン」しかいない。長年の詐欺師の感がそう囁いているのです。
しかし、ボンはNISの追跡から3年も逃げ切っている男です。ヨンテが会いたいからといって会える男ではない。そうこうしているうちに、ヨンテはエリンに会いに行きます。
エリン「いったいどういうおつもりなんですか!?」
ヨンテはすぐに跪き精一杯お願いします。
ヨンテ「エリンさんには本当に悪いことをしたと知っている。すまない。本心だ」
ヨンテ「ゆるしてくれ」
エリン「テレビは見たんですか?」
ヨンテ「いや、違う!それは俺がやったんじゃない!」
エリン「ジヨンさんが探しています」
エリン「私とキングスバックに行きましょう。ジヨンさんが助けてあげます」
ヨンテ「いや、ダメだ。そこはダメなんだ」
ヨンテ「あのシーター。キム・ボン。彼もまた追われているみたいだけど」
ヨンテ「あの人に会わせてくれ」
ヨンテ「俺はあの人だけを信じるつもりなんだ」
ヨンテ「まさか、死んでないよな??」
エリン「連絡する方法はあるんです」
エリン「でも、すぐにはできません」
エリン「多分、明日ぐらいには」
ヨンテ「OK。じゃぁ、悪いけどこれをボンに渡してくれ」
そういってメモを渡すヨンテ
エリン「待ってください」
エリン「お金。持ってないんでしょ?使ってください」
エリンはいろいろ気がつく女です。ヨンテに今切実に必要なものを渡すエリン。
ヨンテ「返すから…」
そういってヨンテは闇の中へと消えます。
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終盤
ヨンテが渡したメモには時間と場所が書かれていました。ボンは約束の時間へとその場所へ向かうのですが…。
ヨンテは約束の場所で待っているのですが、なかなか現れません。約束の時間まで3分あまり、そして不安に怯えるヨンテの前に現れるある男。彼は通り過ぎるように見えたのですが、振り返ってはヨンテを刺す。男は魔法使いだったのです。「この出血じゃ助からないんだろう」そう思ったのか魔法使いは闇へと消えるのですが…。
そして現れるボン。
ヨンテ「助けて…助けてください」
ボン「心配するな。助けてやるからな」
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感想
このままヨンテは味方になるみたいですね。彼もまた被害者だった。エリンと一緒に組織と戦うと思います。
今までのヨンテはなんというかかなりのナルシスト然としていて、お金に困ること無く、すごく偉い態度をとっていました。そんなヨンテが完全に落ちぶれちゃって、衣食住に困る姿はちょっと面白かったです。どこかがギャグめいた演出だったんですが、すごくよかったです。