ユジンは告白しました。自分は奴婢だったの賎民であったとエシンに告白したのです。彼の告白に驚くエシン。ユジンはエシンの顔を見て全てを察します。「やはり、私達は結ばれないんだ」。もし奴婢の出だと言えば、彼女は自分を去るだろう…。予想はしたのです。そしてそれが現実となるんだ、と実感するユジン。
ユジン「あなたが救おうとしている朝鮮には誰が生きるんですか」
ユジン「白丁は生きれるんですか」
ユジン「奴婢は生きれるんですか」
ユジンの問いにエシンは何も答えてくれません。だから、何も言わず、ユジンは彼女を帰します。
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本編
結局、あの証書は朝鮮の手に戻った。本当に隈なく証書を探したドンメです。「そんな書類、存在しないのでは?」そう思えるほど探したのです。じゃぁ、あの書類はどうやって朝鮮の元に帰ったんだ?ドンメは考えます。ドンメは頭がきれる男です。ローガンの家は隈なく探した、一つだけを除いて。女子供は泣かしたくなかった、だからローガンの赤ん坊までは調査してなかった。もし、証書があったのなら、それ以外にない。だから、ドンメはローガンの赤ん坊のめんどうを見ていた従者を問いただします。やはり、そうだった。こいつがあの証書を持っていたんだ。だったら誰に渡したんだ?
ドンメ「もし、言ってくれたら捕まったりはしない」
ドンメ「もし、言わなかったら捕まえることになる」
ドンメ「どうする?」
従者の女の子は何も言わない。だったら、連れて行って問いただすまでです。しかし、よりによってこの女の子はエシンに助けを乞いたのです。すぐ助けに入るエシンです。
ドンメ「大損をしたんだ、この子は私が探しているものを別の人に渡したんだ 」
エシン「だったら私が払う。いくらなんです!」
ドンメ「それならよろしい 」
エシン「いくらなんです」
ドンメ「あるだけもってきてください」
ドンメ「駆け引きをしましょう」
ドンメ「半月の時間をあげましょう」
ドンメ「直接、金をもってくるのです」
エシン「いくらなのか話して」
ドンメ「いくらかは来てから聞くのです」
ドンメ「そうすれば、半月は生きられるのです」
そういって去ってしまうドンメ。一方のエシンは女の子に事情を聞きます。女の子はすべては話してくれません。何があっても自分を助けてくれたユジンのことを言うわけにはいかないのです。女の子はすべては話さなかったのですが、話を聞き、すべての事情を把握するエシンです。
上司のカイルが旅行から戻り、久しぶりに笑い合うユジンとカイル。カイルとの時間を楽しんでホテルへ戻ると、先日、エシンに貸したオルゴールが部屋に戻ってきたのです。
ユジン「これが、私の問いの答えなんだ」
ユジンは彼女の隣を歩きたかった。でもそれは叶わない。だから、ユジンは逃げるように朝鮮を去ることを決めます。日本でも中国でもどちらでもいい、朝鮮の王様が「朝鮮のために残ってくれ」そういってもその決意はゆるぎません。朝鮮から逃げたいユジンです。でも、朝鮮を去る前にせめて、命の恩人である陶工のおじさんに会いたかった。何度も会いにいったユジンですが、今回やっと会えることになります。
ユジン「一晩だけ泊めてください」
ユジン「あまりにも辛いのです」
最初に陶工のおじさんと出会ったあの日言ったセリフを言ってみるユジン。しかし、陶工のおじさんはユジンが誰であるか知っているくせに、知らないふりをします。
陶工のおじさん「宿なら他にあるだろ、帰れ」
ユジン「これは米国の酒なんですが、いかがです」
酒は拒まないおじさん、まずいと言いながらユジンが持ってきたビールをすべて飲み干します。
ユジン「それで、泊めてくれますか?」
陶工のおじさん「さっきから泊めろ、泊めろとうるせぇんだよ、失せろや!」
ユジン「じゃぁ、ビール代の代わりに割れた皿でもください」
ユジン「泊めてくれないのでしたら、日が暮れる前に帰ります」
陶工のおじさん「すねたのか?」
ユジン「すねたのでもう帰りますよ」
ユジン「会えて本当によかった」
ユジン「そう、知らないふりしないで欲しい」
ユジン「もう知ってるじゃないですが」
ユジン「私の部屋に入ったときに」
陶工のおじさん「こんやろう、俺は忙しいんだよ、なに寝ぼけたこといってんだ」
ユジン「あの飾り、見たではないですか」
陶工のおじさん「そんなもん見たんなら売っぱらうはずだろうが」
ユジン「そうですね」
ユジン「私は生きて、米国へ着きました」
ユジン「恩は返せなくて申し訳ないです」
ユジン「あのときの子供が私です」
ユジン「本当に遅くなりましたが、ありがとうございます」
陶工のおじさん「…既にもらってる」
陶工のおじさん「あの娘を助け、あの証書を朝鮮に返し、売国奴を裁いた」
陶工のおじさん「お前はもう十分に恩を返したんだ」
陶工のおじさん「ははは、恩は何倍に返したんだけど」
陶工のおじさん「酒は少ないんだよ」
陶工のおじさん「…寝ていけよ」
陶工のおじさん「泊めてやっから」
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終盤
エシンはユジンの問いに何も答えてやれなかった。だって、本当に知らなかったんだ。自分の救おうとする朝鮮に奴婢も白丁も生きられるのか。自分はただ言われたまま銃を撃ってきた。それしかしなかったんだ。師匠にも聞いてみた。自分らの組織のてっぺんは誰なのか。ヤンバンなのか?それとも平民なのか。師匠は自分の問いにこう答えた。「この10年ですべてを学んだはずです」。師匠は平民でエシンはヤンバンだ。本来、平民であるスングがヤンバンであるエシンの師匠なんかをしたら、罪を問われることになる。この10年、エシンは国のため尽くす師匠のために銃を撃ってきたんだ。
夜の街、ユジンに会いたいエシン。そんな彼女の前に電車が走り、電車が消え、エシンの前に立っているのはユジンです。ユジンの顔をみて涙を流すエシン。
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次回
ある男が朝鮮に帰ってくる、そして物語は何か動きをみせるようです。
ユジン「あなたはこのまま進んで、私は一歩下がる」
エシンに伝えるユジン。
一方のヒソンはエシンに一つ警告をするようですが…
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感想
やはり、身分の差は重かったのか、あんなに恋し会った二人の中が一歩下がる事になりました。しかし、またよりを戻すみたいでよかったです。
いつも面白いミスターサンシャイン。今回も面白かったです。特に陶工のおじさんとユジンが再びちゃんと出会えてよかった。ユジンは朝鮮を去ると言っていますが。本当に米国へ帰っちまうのでしょうか。
いつもbad Endingを匂わせるミスターサンシャイン。主人公かヒロインが死んでしまうのではないのかと心配です。