森は義兵団の女性の遺体を橋に吊るしました。ユジンはその話を聞きすぐに森のところへ向かいます。まずは森にビンタを一発。立ち上がった森にもう一発ビンタを。そしたらとなりにいた日本軍がユジンの腕に銃を撃ちました。ユジンはやられたらやり返す。その軍人の腕にも銃を撃ちます。雰囲気はもっと険悪に
ユジン「お前は軍人でもない。戦時に軍人は軍人だけを相手する。あの女が軍人に見えるのか!」
森「お前はあの女が何なのか知ってるようだな」
森「あれが私の質問だ」
森「ユジン、お前が答えたんだ」
森「そして、それが正解なんだ」
一方、王の守り人となったスングもまた橋に来ました。なかなか吊るされた女性を見上げられない。スングはそれが誰なのか、その顔を確認したくなかった。見上げるスング、しかし直視できない。見間違いのはずだ。もう一度吊るされたその顔を確認する。
スング「下ろせ!」
スング「俺の妻であるぞ!」
スングは結婚などしていない。しかしあの女性とは同じ仲間であり、よくよく会っている親しい仲です。
橋の下で聞こえるスングの叫び。橋の上でユジンは言葉を続きます。
ユジン「丁重に遺体を扱い、下ろせ」
ユジン「あの方は朝鮮の警衛院の総監で、あの女性は総監の婦人だ」
森「警衛院の総監?予想もできなかったが、これもまた正解だな」
森はハンソンの義兵が誰であるか、その全てを調べ尽くしています。スングもあの女性も義兵団であると調べがついているんです。
遺体は下ろされ、そして亡き女性を抱えて泣き叫ぶスング。彼の悲しみ、そして怒りの矛先はどうなることでしょう。
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本編
コ・サホンの49日葬式。そこにへ日本軍の数十名が出兵され、コ士家の人々を無残に殺していました。そこへ義兵団が現れ、日本軍を狙撃し始める。その中にはエシンの姿も見えて、一番高い場所で狙撃しています。
そしてエシンらの活躍で日本軍は全滅。多くの人々が亡くなりましたが、それでもコ士家は助かりました。
エシンは自分の育ての母親に、そしていつもお供をしてくれる従者の2人に別れを告げます。エシンはこのまま義兵団と行動を共にすると、そう告げたのです。
その夜、エシンは銃を持ってワンイクのところへ行きます。自分の家を壊した、祖父を殺したワンイクを許すことなんて到底出来ない。エシンは無慈悲にワンイクを殺します。あっけなく殺されるワンイク。
その後、ワンイクの遺体なんですが、日本では朝鮮人だから朝鮮で遺体を処理しろと、そして朝鮮ではそいつは朝鮮人ではない、日本でなんとかしろと。遺体の処理すらされずに捨てられます。売国奴の末路でしょうか。
亡くなった女性の葬式のあと、義兵も動きます。黙って森を見過ごすなんてできない。スングとユジンは森を拉致し、女性が吊るされたあの場所に森を吊るしておきます。しかし、スングは殺しなどはしなかった。ただ、森に「義兵がその生命を助けた」という紙を貼って置きました。
完全にメンツを潰された森、後日、森は王に会いに行きスングの身柄を要求します。
森「警衛院の総監というものが、昨晩、私を拉致し吊るしたんです」
森「これは両国の友好を侮辱した行為であり…」
高宗「大佐」
高宗「大佐の本国ではどうなのかは知らないが」
高宗「ここ、大韓帝国では、大韓帝国の宮では」
高宗「私がまず言葉を述べ、下問もまた私が先だ、怒るのもまた私が先である」
森「…無礼を許して下さい」
高宗「大佐の様態から察するに、昨晩の襲撃は真であるようだ」
高宗「しかし、誤解は解くべきである」
高宗「昨晩、総監はずっと私の隣で私を守ってくれた」
森「そんなはずありません!」
高宗「今、私に嘘をついていると申しているのか」
森「両国に被害がないよう、徹底的に調査をすすめるべきです」
高宗「大佐、大佐は今、銃剣を所持したまま一国の王の前にいる」
高宗「たとえ私が弱小国の王だとしても、大佐ぐらいは今この場でぶち殺し、礼儀というものも教えられる」
高宗「私は時にみすぼらしくなる。これ以上私の雅量を試すな」
もちろんこれは高宗の嘘です。
森が下がった後、スングは聞きます。
スング「私は昨晩、王を守らなかったです」
高宗「知っている、しかし日本軍をああしたのなら私を守ったのと同じだ」
高宗「総監の履歴を知っている」
高宗「その時も総監は私を守っていた」
高宗「しかし、あの時私は彼らを守らなかった」
高宗「私は謝らない。私は謝る者ではない。だから長い時間、恥ずかしかった」
スングは30年前、米国との戦争で捕虜となりました。しかし、王は捕虜となった人を助けはしなかった。だから、スングは王を許せはしなかった。今回の王との会話でスングは高宗を許したんでしょうか。
場面が変わり、エシンはユジンに別れを告げます。時々連絡をすると、そう言っては消えたエシン。しかし、半年が過ぎてもただの一度も連絡などなかった。ユジンもヒソンもそしてドンメもエシンを待ちましたが、ついぞ彼女は姿を見せなかったのです。
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終盤
時は1904年となりました。もう日露戦争の始まりです。内部大臣が日本に拉致され、彼を救うべく、義兵団は日本へゆく必要があったのですが、その方法がなかなかありません。エシンは自分がその任務をやりとげるといいます。女性の身ではもっと難しいのでは?しかしエシンには方法があった。
久しぶりにユジンに顔を見せてはエシンはこういいます。
エシン「私を米国へ連れてください」
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次回
いつも男の洋服を着て任務に向かうエシンですが、予告では女性用の洋服を着ているエシンの姿があります。結局、ユジンと共に米国へいったのでしょうか。しかし、町並みから察するに日本に見えます。
エシンにある危機が訪れるようですが…。どうなることでしょう。
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感想
なるほど、朝鮮の女性は国をされない。そういう制約があるみたいなんですが。米国を経由すればその制約がなくなるのでしょうか。その手で日本へいくのですね。
ところが、義兵団での生活はほぼほぼ野宿に見えたんですが、エシンは大丈夫だったんでしょうか…