武心会に追われることになったエシン。そして朝鮮にいるドンメもエシンの危機を知ってしまいます。ドンメはすぐにエシンのいる日本へと向かうのですが、そんなドンメを部下たちは止めます。
部下「どこへいくのですか」
ドンメ「日本」
部下「親分…」
ドンメ「月が経っても俺が戻ってこなかったら、みんなどこかへ行ってほしい」
部下「今、あんな女一人のせいで、みんなを捨てると言っているのですか!」
ドンメ「お前は知ってるだろ」
ドンメ「あの女が俺にとって、あんな女一人なのか!」
部下「…」
部下「行くのでしたら、私も付いていきます。親分が今本国へ戻ったら」
部下「殺されます」
ドンメ「だからお前らを捨てるんだろうが!!」
ドンメ「俺はもう、世の中全てを敵に回したんだ」
ドンメ「しかもこの道しかいない」
ドンメ「俺はもう行く」
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本編
ユジンとエシン、2人は駐日米国大使館の保護を受けます。しかし、ユジンは大使館へ銃を撃ってしまった。そして大使館側も仕方がありません。武心会は中国へも進出した力のある組織です。外交的問題もあります。米国人はそうだとしても、エシンまでを保護する義務はありません。カイルの助力により、とりあえず今晩だけはここにおいといて、明日考えることにします。
その朝、ユジンはこのあとのことを知っています。ユジンは大使館へ銃を撃ってしまった。そんな彼が行き着く先は決まっているのです。ユジンはエシンに別れを告げ、最後にエシンを力強く抱きしめてあげます。
最後の手助け、大使館の前にはすでに武心会が陣取っています。しかしユジンとカイルのおかげでエシンは無事に逃げることが叶いました。
一方のユジン。ユジンは大使館に銃を撃った。軍人としてあるまじき行為。ユジンは軍事裁判を受けることになります。その結果、不名誉除隊・実刑3年の刑罰を受けます。
ユジンとカイルのおかげで大使館を出ることは叶いましたが、まだまだ安全ではありません。すぐまた武心会に追われるエシン。そして今回は袋のネズミです。絶体絶命の危機、そんなエシンの前に現れたのはドンメです。ドンメは十数人の相手をいとも簡単に切ってしまう。
ドンメ「…」
ドンメが連れていった先はヒソンが昔住んでいた家。この場所なら安全です。
ドンメ「ハンソンでお嬢さんを守ろうとする人は多い」
ドンメ「ホテルの主が計画をたてて、ヒソンが家を貸してあげた」
ドンメ「皇帝は人を送り、あなたを助けるおつもりだそうです」
ドンメ「そのうち皇帝の名を受けて人がやってきます。彼女をついていけば無事に朝鮮へつくはずです」
エシン「あなたも一緒にいくのですか?」
ドンメ「…宮女としてですか?」
ドンメ「私の心配はいりません。朝鮮より日本での時間が長いです。底の生活も知っている」
ドンメ「どうとでもなります」
エシン「あなたも、あなたも私を助けに来たんですね、ありがとう」
エシンは傷だらけになったドンメをなんとか看護してあげるのですが、物が足りません。自分が着ていた服を破って包帯代わりに使います。
エシン「3ヶ月後、お金を返しにいくから。あなたも直接受け取りに来て」
ドンメ「こうも何回も命を救われては…。休んでください」
次の日、ドンメは武心会の20名と戦う羽目になります。戦いの果、ドンメは生き残り、日もすっかり暮れてしまう。そしてそんなドンメの前に現れたのは武心会の総長。
親分「石田翔。私の息子よ」
ドンメ「親分…」
親分「自分の息子には自分よりも大事なものが見つかったみたいだ」
親分「自分の命を思うようになれんやつが…生意気に!」
親分は自らドンメを切り、ドンメは海へ落ちてしまいます。
そしてエシンは高宗のおかげで朝鮮へ無事に戻ることになります。そして3年の時間が経ち、朝鮮は完全に日本の手に落ちてしまいます。朝鮮は外交を日本に奪われます。以前とは違って王にはもう何の力もありません。
エシンと義兵団も手配犯となりました。王も王位から下ろされます。そして朝鮮軍も解散されます。もちろん朝鮮軍は反発。朝鮮軍の将軍は自決、朝鮮軍は日本軍と戦います。しかし、すでに日本軍はすべての準備を終えています。日本軍の機関銃の前で朝鮮軍は無力です。次々倒れる朝鮮軍。
スングもまた戦いの場へと向かいます。
スング「陛下」
スング「臣、ジャン・スング。陛下に最後の挨拶に参りました」
スング「私は陛下の元から去ります」
スング「臣!いって戦います」
高宗「ならん!いってはならん!」
高宗「だめだ!」
高宗「気持ちは十分に分かる。でも、行くな」
高宗「お前だけでも生きろ」
スング「陛下!私の夢は逆賊です!」
スング「臣!ついに!逆賊になります」
スングはその足で朝鮮軍を助けに行きます。
朝鮮軍「総監!」
スング「時間がない、日本軍はこっちに兵力を向けるはずだ」
スング「武器に差もある。弾薬だってあまり残されていない」
スング「ここに残っても皆殺しだ」
スング「道をあけるから、ここから逃げろ」
朝鮮軍「総監は一緒にいかないのですか」
スング「俺がいったら、ここは誰が守るんだよ!」
そう、昔、スングの父がそう言ったみたいに「ここは自分が守る」とスングはそう言ったのです。スングは前へ前へと敵陣へ走って行きます。スングは撃たれながらも前に進みます。なんど撃たれてもその足が泊まることはありません。そしてついに敵の本拠地。撃たれ、倒されたスングは最後の力を振り絞って、火をつけます。火、昔幼かったスングがそうしたみたいに火をつけるスング。自分がここまでもってきた爆弾に火をつける。
その爆破により、朝鮮軍は逃げることが叶いました。スングは死にました。多くの人達が命を失いました。
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終盤
死体安置所。多くの人がなくなりました。めちゃくちゃな朝鮮。そんな朝鮮に2人の男が戻ってきました。ドンメとユジン。死体安置所でエシンの姿を探す2人。
ドンメ「ここにはなかったです」
ユジン「ここにも」
そして聞こえる銃声、向かった先はクドヒナのホテルです。ドンメとユジン、2人がついたら、ホテルが爆発。ホテルでは日本軍が勝利を祝していました。
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感想
すっかり3年の時が過ぎてしまった。ドンメは生き残ってますね。きっと親分が助けてあげたのでしょう。しかしドンメはすぐ朝鮮に戻ること無く3年の間乞食暮らしをやっていたみたいです。実刑を受けたユジンは3年間監獄にいたのでしょう。
外交を失った朝鮮はこの後主権を失い、それから35年の間合併となるでしょう。35年です。今の登場人物たちが30代そこそこですから、生きていたら朝鮮の独立を見れますね…。35年ですか…。エシンはああいう人物ですから、自分の幸せなど選びやしないでしょう。やっぱりこのドラマは悲しい結末へと向かっています。