Mr. Sunshine(ミスターサンシャイン)14話のネタバレあらすじ結末の感想

この記事の著者

韓国の大学で日本語学科を卒業し、「大韓翻訳院」の翻訳家育成教育を修了。 日本語能力検定960点。 現在韓国在住で、韓国語教師の仕事にも従事している。

宣教師ヨセフの遺体を見て泣き崩れるユジン、そんなユジンの姿を偶然みてしまうエシンです。宣教師ヨセフとユジンの事情を知っているエシン、彼女はどうすることもできません。

 

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目次

本編

 

朝鮮の警察へ連れて行かれるドンメ。ドンメはそこで酷い拷問を受けることになります。しかも、既に目撃者が用意されており、嘘の目撃情報ですっかりドンメは罠にハマりました。ドンメは酷い拷問で血だらけになっておりますが、決してめげることなく真実を話します。

 

ドンメ「俺はやっていない」

 

ドンメ「もし俺がやったんなら、誰にも見つからないし」

 

ドンメ「もし見つかったとしても遺体が誰だかわからないようにしている」

 

しかし、すべてはワンイクの筋書き通りになっているのです。朝鮮の警察側はワンイクの手に堕ちており、ドンメの背後には誰がいるのか?を責め立てる警察側です。

 

警察1「誰が背後にいたんだ?」

 

ドンメ「誰であって欲しい?」

 

ドンメ「ワンイクか?それとも日本大使か??」

 

警察1「この野郎!」

 

警察2「背後が誰であるかはもう決めてあるんだ」

 

警察2「コ・サホン」

 

警察2「その名前をいうんだ」

 

コ・サホン。つまりはエシンの祖父です。エシンの祖父が邪魔になったワンイクは祖父を排除しつつ、邪魔になったドンメをも排除。そして亡くなった宣教師ヨセフの遺体から、朝鮮の王の密書を手に入れたワンイクです。このことを材料にワンイクは外務大臣の座につくのです。なるほど、いい筋書きだ。

ドンメとしては決してコ・サホンの名前を出すわけにはいきません。なにせ彼はエシンの祖父です。エシンを決して裏切られないドンメ。「一晩が過ぎる毎にドンメの部下を一人ずつ殺す」と警察側はドンメを脅迫します。かなりの危機に陥ったドンメです。

 

一方のユジンはドンメが犯人だとは思えません。なにせ、ヨセフが殺されたあの日、ドンメと偶然あっていたし。その時ドンメは素直にユジンとの偶然の出会いに喜んでいた。そんなドンメがヨセフを殺したとは思えないユジン。そして、真犯人は別にいると思っているのです。

真犯人はきっとあのとき自分を襲った変質者です。変質者はワンイクという後ろ盾を持っています。しかも、朝鮮の警察へ連行された変質者は既に解放されており、現在見どころがつかめない状況です。

5日後、朝鮮を経つ列車があるのですが、それまでにはハンソンにいると見ているユジン。5日が過ぎるまでなんとかして真犯人を捕まえたいです。

 

一方、ワンイクは朝鮮の王の印鑑が押されている密書を手に朝鮮の王を会いにいきます。その密書にはアメリカに助けを乞う内容が書かれているのです。密書によると朝鮮は日本、ロシアに背を向け、アメリカに助けを求めていたのです。そしてこのことが公になれば政治的に困難になってしまう朝鮮です。

そしてその密書を朝鮮の王の前で読み上げるワンイク。

 

ワンイク「…そのことを朝鮮の王として訴えます」

 

ワンイク「死んだ米国人の遺体から発見されたものです」

 

ワンイク「ここに陛下の印鑑が押されているので」

 

ワンイク「現在、捜査中の日本は大騒ぎです」

 

ワンイク「で、私が」

 

ワンイク「これは偽物だ!戯言を言うな!」

 

ワンイク「そういってきたところです」

 

ワンイク「これって偽物ですよね?」

 

ワンイク「まぁ、これが本物なら日本としては黙ってはいられないですよね」

 

いや、これは紛れもない本物の朝鮮の密書です。死んだヨセフは高宗にこういってました。

 

ヨセフ「神から授かった唯一の才能が、信念を守る小さな勇気ですから仕方ないですよ陛下」

 

 ヨセフ「一つの民族が他の民族を無力を持って支配するのは正しくないです」

 

 高宗「そなたを恩を決して忘れない」

 

 

 ワンイク「つまり、朝鮮はなにも企んじゃいない」

 

ワンイク「米国の一個人が自分の私利のため朝鮮の王の印鑑を偽造した」

 

ワンイク「死んで当然のやつが死んだんだのだ」

 

ワンイク「そう、結論を出してもよろしいですよね?」

 

高宗「そうしなさい」

 

高宗「その密紙は偽物だ」

 

ワンイク「あ、そうそう、外務大臣の任命は暇ができたら、やってください」

 

ワンイク「今はこの件が大事ですよね」

 

そういって王の前を去るワンイク。やりたい放題のワンイクです。

 

そしてこのことが、「死んだヨセフは自分の利益のために王の印鑑を偽造した、そして犯人の日本人浪人は死刑だ」こういう朝鮮の結論がユジンの耳にも入ります。夜遅い時間ですが、怒ったユジンはすぐに内部大臣に会いに行きます。

 

ユジン「米国の一個人が私利私欲のため朝鮮の王の文書を偽造しただと?」

 

ユジン「そんな戯言がどこで出たのですか」

 

内部大臣「…」

 

ユジン「ドンメは真犯人ではない」

 

内部大臣「もう結論の出た事件だ。朝鮮のことだからもう関心を持つな」

 

内部大臣「ドンメはああいうやからだ、いつの日かああなる定めなんだ」

 

内部大臣「でしゃばるな。あの宣教師もそれを望んでいるはず」

 

ユジン「知ったような口を聞くな」

 

ユジン「あの人が何を望むかは俺の方が知っている!」

 

ユジン「ヨセフが俺に会いに来た日、王のいでましがあった」

 

ユジン「いでましの時間に合わせるため、俺を待つことができず急いでいったんだ」

 

ユジン「王は米国人宣教師を隠密に会うことは」

 

ユジン「ただ一つ」

 

ユジン「密書」

 

ユジン「あの人は朝鮮を助けたため、殺されたんだ」

 

ユジン「そんな人をこんな不名誉な汚名を着せていいのか!」

 

内部大臣「もし、そなたの推論があったとて、変わることなどない」

 

内部大臣「ここで止まらなきゃお前の命も危なくなる」

 

ユジン「朝鮮を去る時も朝鮮に帰った後も」

 

ユジン「ずっと、朝鮮に威嚇されてきたんだ」

 

ユジン「…ドンメは米国大使館が引き取る」

 

ユジン「ヨセフの名誉を取り戻すまで、捜査は続くという意味です」

 

ユジン「力なき朝鮮が止めてみたらどうだ」

 

それからユジンは上司のカイルのもとへゆき助けを求めます

 

カイル「俺の3番目の誌かな」

 

カイル「いってみろ」

 

カイル「俺が解決してやる」

 

それからカイルは米国公私を脅迫し捜査を続行させます。そうやってドンメを引き取ることがかなったユジン。ユジンはドンメからそれらしき情報を手に入れます。

 

ドンメ「俺がワンイクなら、真犯人を探すより、お前を殺すことを選ぶ」

 

ドンメ「街から離れ、女ひとり、男が通ってもおかしくない場所」

 

ドンメ「例えば民泊かな?」

 

 

一方、内部大臣はユジンを殺すように義兵に命令します。ユジンは善意で動いてはいますが、その善意が朝鮮を危うくさせる。もし、彼の調査がある点まで届くのを黙ってみられないと。

 

その晩、エシンは恩人を亡くしたユジンを慰めるため部屋を訪れるのですが、ユジンの部屋に銃声が。暗殺者です。エシンを避難させた後、ユジンは暗殺者を取り押さえることに成功します。

暗殺者は義兵団のものです。彼を審問するユジン。エシンの父が写った写真をみせるユジン。写真の裏には名前が書かれています。

 

ユジン「ソンヒョンは上海にいると推定される」

 

ユジン「コ・サンホンはなくなった」

 

ユジン「キム・ヨンジュ(ユジンを襲った変質者)は私が知っている」

 

ユジン「あなたがチャン・ソンゼか?」

 

義兵「その写真がなぜ」

 

ユジン「なぜ、私を殺そうとした」

 

義兵「あなたの捜査が真実へ近づくごとに、組織の危険になる」

 

義兵「今、いった名前は、最後まで知らないほうがよかったんだ」

 

義兵「だから我々はあなたを消すことにしたんだ」

 

ユジン「…陶工のおじさんが、本当に私を殺そうとしたんですか」

 

義兵「…大義のため」

 

 

 

一方、エシンは義兵の大長である、陶工のおじさんに呼ばれることになります。

 

 

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終盤

 

義兵の大長を初めて会うことになったエシン。大長は、陶工のおじさんはエシンに命令します。今、川を渡ってくる人物を殺せと。

そして、一歩、一歩と凍った川の上を歩いてくるユジン。物語はいかに…。

 

 

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感想

 

 今回は次回予告がありませんでした。次回、どうなるかさっぱりわかりません。いくら大義のためとは言え、なぜ陶工のおじさんはユジンを殺すよう命令したのでしょうか。内部大臣がそう命じたから?その真意がよくわかりません。そもそも大義ってなんでしょうか。義兵団は何を隠しているんでしょう。

歴史的な観点で語れば、朝鮮は当時、助かるためにいろいろ頑張りました。ロシアにもすがりついたしいろいろとね…。でもそういう動きは全部パーになったんです。だって日本がロシアに勝っちゃうんですよ。誰も日本がロシアに勝つとは予想しなかった。朝鮮もね…。つまりはまぁ…。朝鮮のいろんな頑張りは全部無駄になり、結局は日本の属国となるのですが…。

ドラマではどうなるのでしょうか。まだ、日本とロシアは戦争をしていないみたいなんですがね…。

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