一歩、また一歩と陶工のおじさんのもとへと進むユジン。そんなユジンを殺せと命じられたエシンです。エシンは義兵団の大長である陶工のおじさんに抵抗しますが、結局はユジンに銃を向けることになります。このままではエシンの手に殺されるかも知れないユジン。しかしユジンは既に手を打っていました。
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本編
ヨセフはキム・ヨンスによって殺されました。ユジンにとってヨセフは命の恩人であり、育ての父でもあったのです。そんなヨセフを殺されたユジン。しかも、朝鮮は朝鮮を助けたために殺された宣教師ヨセフに国の都合で汚名を着せたのです。ヨセフの汚名を晴らすため、そして真犯人を捕まえるため、ユジンはドンメの部下と共にヨンスを探します。
ドンメの話によるとヨンスは巫女の家に隠れているはずです。ハンソンの全ての巫女の家を隈なく探すユジンたち。そしてついにヨンスを見つけます。ヨンスは巫女を人質にとりますが、ドンメの部下は巫女ごとヨンスを切ってしまいます。そしてユジンはヨンスの身柄を確保し、義兵団の大長のもとへ向かうのです。
義兵団の大長のもとへたどり着いたユジン。そんなユジンに陶工のおじさんは問います。
陶工のおじさん「お前を訪ねた者、彼はどうした」
陶工のおじさん「殺したのか?」
ユジン「自分を襲った人物をどうしたと思いますか」
陶工のおじさん「だったら、今の状況も理解できるはずだ」
陶工のおじさん「朝鮮は攻撃を受けている、そして米国は何食わぬ顔で日本を助けている」
陶工のおじさん「私の手には銃はないが、お前を狙っている銃口がある」
陶工のおじさん「選択の機会を与えよう」
陶工のおじさん「このまま死ぬか、朝鮮を去るか」
陶工のおじさん「朝鮮人だって国を裏切っている、米国人をどうやって信じられよう」
ユジン「私は朝鮮の主権がどこにいようが、そんなものはどうでもいい」
ユジン「私はそんな大義なんてどうだっていいんだ」
ユジン「私が望んでいるのはただの2つ」
ユジン「おじさんが長生きすること」
ユジン「コ・エシンが死なないこと」
陶工のおじさんにそう伝えるユジン。そしてそんな時に、先日ユジンを襲った義兵がキム・ヨンスを連れて大長のもとへ来たのです。
陶工のおじさん「そいつはキム・ヨンスではないか」
義兵「はい、このものが捕まえては渡してくれました」
陶工のおじさん「なぜ、あのものを渡すんだ」
ユジン「あなた方に任せるため」
ユジン「朝鮮のものに」
ユジン「米国は私を朝鮮人だという」
ユジン「そしてあなた方は私を米国人だという」
ユジン「だからどこへ向かえばいいのか私にすら分からない」
ユジン「機会は今回だけです」
そういって持ってきた銃を陶工のおじさんへ渡すユジン。しかし陶工のおじさんはユジンをうちません。一緒に来た義兵はユジンを撃とうとしますが、おじさんは彼を止め、ただ静かに「行け」といいます。
陶工のおじさん「行け」
ユジン「長生きしてください」
ユジン「もう会えなさそうですから」
そういってユジンは帰ります。
後日、義兵団の大長である陶工のおじさんは内部大臣のもとへ行きます。ユジンがキム・ヨンスの身柄を確保し渡してくれたことを伝える陶工のおじさん。そして此度のすべての汚名をヨンスに着せることを頼み、宣教師の汚名を晴らしてくれとお願いします。
内部大臣は渋ります。朝鮮が出した結論を覆してまで何を得するというのか。そうすればあの米国人を味方にできるのか?
陶工のおじさん「あの米国人にとっては宣教師の善意の名誉を取り戻すことが全てです」
陶工のおじさん「あの者の好意を好意をもって答えるべきです」
宣教師殺しの事件について朝鮮は新しく結論を出しました。真犯人であるヨンスを捕まえたこと、そして王の印鑑を偽造したのはヨンスであること。そしてヨンスを死刑にします。朝鮮はヨセフの汚名を晴らせ、 外国人墓地へと安置します。
一方、ユジンのおかげて命を救われたドンメ。ドンメはユジンに礼をいいます。
ドンメ「おかげで助かりました」
ユジン「何人かが助けてくれたんだ」
ユジン「私の上司、お使いの少年、あんたの部下たち、とあるお坊ちゃん、とあるお嬢様まで」
ドンメ「いつの日か恩を返す機会があるでしょう」
そういって部下のもとへと帰るドンメ。ドンメはまず自分のために死んでしまった部下をしっかり火葬します。
場面は代わりヒソンです。今回の後始末を終えて、ヒソン、ユジン、ドンメの三人はささやかに三人で飲みます。いがみ合ってるように見える三人ですが、よく3人で飲む機会の多い3人です。そして新聞社を経つ上げると話すヒソン
ヒソン「普通、新聞が漢字でできてるんですが」
ヒソン「私はハングルで新聞を作るつもりなんです」
なんというか結構仲のいいドンメとユジンにそう伝えるヒソン。しかし、絶妙なバランスを保っている3人ですが、何かが起きます。
ヒソンの父は街で偶然ヒソンとユジンが同じホテルに泊まっているのを知ります。そのことを妻に伝える父。母はそのことを聞いて、すぐユジンの元へゆきます。先日、ユジンにかえしてもらった飾りをユジンにあげます。
ヒソン母「それはあんたが持っていた時間が長いから、もうあんたのものよ」
ヒソン母「それから…。ヒソン」
ヒソン母「お願いだからヒソンのことだけは許してくれユジン」
跪きながらそう助けを乞うヒソン母です。
場面は変わり、ヒソンはユジンの部屋に入るのですが、そこで母の飾りを見てしまいます
ヒソン「なぜ、母の飾りがここに」
ユジン「そう、それはあなたの母のものだった」
ユジン「生まれた日を聞きたい」
ヒソン「…」
ヒソン「それはなぜ」
ユジン「私の親が日を知りたいんだ」
ユジン「あなたの祖父が出した追奴から逃げたため、日にちをすべて忘れたんだ」
ヒソン「…」
ヒソン「…1,871年4月17日」
ヒソン「他に聞きたいことはないですか」
ヒソンはそれから昔の自分の家の従者のところへゆき、昔のことを聞きます。それでユジンの事情の全てを知ります。昔、祖父がユジンの母を売るため、ユジンの父を嬲り殺したこと。そしてユジンをも殺そうとすると、ヒソンの母を人質にとってユジンを逃がしたこと。ユジンを逃がしては自殺したことを知ります。偶然、そんなヒソンのことを見ていたドンメもその従者に昔のことを聞きます。
一方、内部大臣はユジンに会いに行ってはまた武官学校の教官の仕事を頼みます。前回、ユジンは断りましたが、もう朝鮮に残ることを決心したユジン。違う返事が帰ってくると思います。
内部大臣「その変わり、なんでも願いを叶えてやろう」
ユジン「前にも断りましたが」
内部大臣「そうは聞いたが、その座にお前しかいないんだ」
ユジン「図々しい」
内部大臣とってはワンイクの横暴に屈しない男、そして朝鮮の味方になってくれる米国人が必要です。ユジンは少し渋りますが結局はその仕事を受けます。報酬としてある山をもらいながら。その山には昔、母が好きだった花がいっぱい咲いているのです。母は生前、生まれ変わったらその花になりたいといっていたのです。
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終盤
エシンの祖父はエシンにもう結婚しなさいと言います。しかしエシンは「結婚はしない」、「私には他に想い人がいる」と祖父に伝えます。祖父は大激怒。
ヒソンの家でももうヒソンを結婚させようと書信を送ります。もしこの書信がエシンの家に届けば、もう結婚が決まるのです。
偶然、街で従者から書信を手に入れたヒソンはそのままエシンの家に向かうのですが、そこにはエシンが跪いては罰を受けているのです。一緒にその罰を受けるヒソンです。
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次回
ユジンを祖父の前に連れてきたエシン。祖父は「米国は侵略国である」と大変怒ります。
ドンメは祖父の前に現れては祖父が危険であると警告します。
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感想
今回のヨセフ殺しの事件がうまい具合で収まってよかったです。ユジンは武官学校の教官となるようです。実際にも米国の教官がいて、朝鮮を助けたそうですが、その役をユジンが担うのですね。
あと、地味に時代背景がはっきりと出ましたね。ヒソンが生まれたのが1871年、そしてそれから30年ぐらいが経ってるはずだから、本当にそのうち日本とロシアの戦争が起きそうですね。あの戦争はものすごい変化を起こしました。
朝鮮は完全に日本のものとなり、主権をなくすのですが、ドラマではあのへんがどうなるのか気になりますね。朝鮮では義兵活動は本当に難しくなると思います。ですから、ユジンとエシンのどちらかが死ぬか、外国へ行くかになると思うのですが…。どうなることでしょう。