「もう結婚なさい」と言うエシンの祖父。そしてエシンは「私には他に想い人がいます」と祖父に伝えます。祖父は想い人を連れてこいと言いますが、エシンはユジンには迷惑をかけたくはなかった。想い人の正体すらも告げないエシン。
祖父はただヒソンと結婚してほしかった。義兵活動をしているエシンがもしもの時、自分を守ってくれる、エシンの盾となってあげられるヒソンと結婚してほしいのです。エシンは誰かに守られるのはごめんだと思っています。だから今、祖父から自分を守ってくれる「想い人」を呼ぶことなんてできないのです。
それでエシンは庭で跪く罰を受けるのですが、そんなエシンの前にヒソンが現れます。
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本編
ヒソンが現れたのは昼頃でしたが、もうすっかり夜になってしまいました。
祖父に真っ向から対抗するエシンを責めるヒソン。これは家と家の約束です。その約束を破る時は時間をかけてゆっくり破るべきなんです。そしてそんなエシンに「悪い気を起こす」と伝えるヒソン。前回、ドンメとユジンに自分に「悪い気を起こさせるな」と告げたことのあるヒソン。
ヒソン「花を見る方法は2つです」
ヒソン「花を折って花瓶に飾るか」
ヒソン「花に会いに道に出かけるか」
ヒソン「私は道にでかけるつもりです」
ヒソン「私がでかけた道には花など咲かないでしょう」
ヒソン「それは私にとってとても悪どい」
エシンに「破婚をする」と告げるヒソン。もしも破婚したらエシンにはとてつもない傷がつきます。当時、女性にとっては破婚はとてつもない傷だったそうですが、エシンはそんな傷のある女になりたいという。
そして、「そろそろ罰を終えるべきだ」と言うヒソン。彼は倒れたふりをして無理やりエシンの罰を終わらせます。
しかし、エシンの苦難はまだ終わっていません。祖父は「想い人」をつれてこいと言いますが、エシンはまたもそれを拒否します。だから祖父は「だったらそのままずっと家にこもっていろ」とエシンに命令します。このままでは銃を撃ちに山に登ることも、街にでかけることもできません。
エシンの従者たちはエシンをそのままにはしておけず、ユジンに助けを求めます。従者の話を聞き、すぐにエシンの家へとかけつけるユジンです。
祖父「米軍がいったいどういう用件でここまで来た?」
ユジン「私を探していると聞きました」
祖父「私がいったいどういう…」
祖父「あ…」
すべてを察した祖父はユジンを部屋に入れます。
祖父「いったいお前はなんなんだ」
祖父「朝鮮人がどうやって米国人になるというんだ」
ユジン「生きるため朝鮮を去り」
ユジン「米国人となるため軍人になりました」
自分の成り行きを簡略に話すユジン。しかし祖父は米国は侵略国であると、「ユジンだけはだめ」だと言います。しかもユジンと少し話すうちユジンが奴婢だったことまで知ってしまう祖父です。ユジンは幼かった頃、祖父と一度会ったことがあるのです。
ますますユジンのことを許せなくなった祖父。ユジンを帰らせ、エシンにこう伝えます。
祖父「一生、一人で生きろ」
祖父「それがお前の選択の結末だ」
エシン「はい」
祖父の言葉は絶対らしく祖父に従うというエシン。話を終え、先に帰ったユジンのもとへ走るエシン。
エシン「挨拶もできなかったから」
ユジン「だからこんなに走ったのですか」
エシン「いつまた会えるかわからなかったから…」
一方、自由となったドンメはあることを調べます。拷問の際、「コ・サホンの名前を言え」と強要されたドンメです。コ・サホン、つまりはエシンの祖父です。ドンメはエシンを裏切ることなどできず、自分の部下の命を天秤にかけられても、その名前をいうことができなかったのです。しかし、気になることが一つ、なぜ「コ・サホン」だったんだでしょう。そのことを調べるドンメ。まずは自分を尋問した警察の人間を拉致してはそのことを訪ねます。
しかし、その人物は詳しい事情は知ってないらしく、「ただワンイクに言われたままそうした」と答える警察の人間。ドンメは殴る蹴るの脅迫を始めます。そしたら必死に考えたのかあることを答える警察の人間。
警察の人間「郵便局の人に聞いたことがある。コ・サホンが手紙を出そうとしてたんだ」
警察の人間「それだと思います」
すぐに郵便局の役人をさらってくるドンメ。そしてあることを知ることになります。前回、コ・サホンは朝鮮のすべての士人たちに手紙を出しました。「日本は朝鮮を食い物にしようとしている、このままでいいのか?」そういう旨の手紙でした。ワンイクはその手紙を全部、燃やすように命じたのです。そのことを知ったドンメです。郵便局の役人はもしものときのため、一枚の手紙を残していたのですが、ドンメはそれを手に入れます。
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終盤
その晩、ドンメはコ・サホンの家へと、エシンの家に行きます。そしてコ・サホンに手紙を渡すドンメ。エシンの祖父は大変驚きます。これは紛れもなく自分が出した手紙なんです。
祖父「なぜ、これが」
ドンメ「送った手紙が送られなかったようです」
ドンメ「残りは全部の燃やされ、一枚だけ残されたのを持ってきました」
ドンメ「誰かがこの家を狙っているという意味です」
ドンメ「私に言えるのはこれだけです」
エシンの祖父に危険を伝えてはすぐに帰ってしまうドンメ。もし、ドンメがこのことを伝えてなかったら。手紙が出されてないことを知らず、朝鮮の士人たちが自分に答えてくれなかったとひどく絶望したはずです。コ・サホンは自分の身の危険を顧みず、またも手紙を出すのですが、今回は義兵団に手紙を頼みます。
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次回
コ・サホンの呼びかけに朝鮮の士人が集まりました。そしてそのためか警察に連行されるコ・サホンと士人たち。
そしてドンメが誰かに撃たれます。
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感想
コ・サホンが本当にいいキャラで見ていて面白かったです。一見頑固な爺に見えますが、その実誰よりも国を、そしてエシンを愛しています。ユジンを拒否するのもエシンへの愛ゆえでしょう。そしてついにコ・サホンの手紙が出され、朝鮮の士人たちが集結するようですが、一体何が起きるか楽しみです。