ついにダイルが死んでしまったことを知ってしまったハン所長。
しかしダイルの霊がいつもそばにいると知り、ヨウルを通じてダイルの考えていることを聞けるようになったのです。
一方、赤いワンピースの女は、ダイルが自分を邪魔したと考え、身近な人たちに危害を加えようとするのでした。
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目次
【序盤】
死体は出てこなかったけれど、土の中からダイルのドッグタグが出てきたことにより、ダイルの身に何かがあったと悟るハン所長。
肩をがっくり落とし、元気のない声でヨウルに「ご飯を・・・食べに行こう・・・」と言います。
そして2人は近くのサンドウィッチ店に来ました。
ご飯が食べたかったのにというハン所長に、ヨウルは「イ・ダイルさんがここに来たいと言ったんです。」と答えます。
まだダイルの死を信じていないハン所長。
しかしヨウルがサンドウィッチを注文するのを聞くと、それが確信に変わったのです。
ヨウル 「玉ねぎとピクルスとオリーブ、そしてキュウリも抜いて、ハラペーニョとチーズ、レタスとトマトを追加、ソースはマスタードのみでお願いします。」
それはダイルがいつも注文していたのと同じ注文の仕方でした。
ヨウルとハン所長が座っているテーブルには、サンドウィッチが3つのっています。
もちろん1つはダイルの物です。
「ダイルさんは、これを食べることができません。手が通過してしまうんです。」
ヨウルがそう言うと、ハン所長はさめざめと泣きながら「腹が減ってるのか?何も食べてないのか?」と見えないダイルに問いかけます。
そしてサンドイッチにナイフとフォークを垂直に刺し、「ダイル、ちゃんと食べるんだぞ」と言います。
すると不思議なことに、今までつかめなかったサンドウィッチがつかめるようになったのです!
久しぶりの食事を一心不乱にほおばるダイル。その様子が見えるヨウルも嬉しそうです。
どうやら名前を言って差し出すと、ダイルはそれを食べることができるようです。
でも何も見えないハン所長は、1人号泣しながらサンドイッチを食べています・・・。
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【中盤】
国立科学捜査研究院(国科捜)。
キル先生は、「幼稚園の現場で犬を噛んだのは成人男性ということが確定した」とパク刑事に報告します。
さらに「現場にはイ・チャンミ先生と犬、そして犬を噛んだ男、そしてもう1人いた・・・イ・チャンミと犬がすごく怖れる人物が。」と付け加えます。
パク刑事 「お前どうしてそんなことが判るんだよ!前にも証拠もないのに犯人を言い当てたことがあったらしいじゃないか!」
キル先生 「気になる?うーん・・・亡者との会話、とでも言っておこうか。ふふふ。」
場面は変わって、探偵事務所。
ハン所長 「結局、ダイルを殺したのは幽霊だってことなのか?」
ヨウル、「だから、その幽霊をこの幽霊(ダイルを指さし)と一緒に探すってことなんですよ!」
それからヨウルとハン所長、そして見えないダイルも手伝いながら、赤いワンピースの女について調査を始めました。
以前、赤いワンピースの女が言った言葉をヒントに、過去に起こった事件などを調べたのです。
すると、女が言った内容と類似している事件が見つかりました。
しかもその事件で生き残った唯一の生存者は、ヨウルが幼稚園で見たあの女の子にそっくりだったのです!
「じゃ、あの女の子は赤いワンピースの女の幼い頃だったの?!」
ダイルとヨウルは同じ結論を出しました。
生存者の女の子は、ソン・ウへという名前で、事件の内容はこうでした。
1993年、近所の人の通報により駆け付けた警察官が家のドアを開けます。
すると家の中からはすごい腐敗臭がして、中では父親とウへの弟がすでに息絶えていました。
そして部屋の隅で倒れていたウへは意識は失っていましたが、まだ息があり助かったのです。
赤いワンピースの正体がわかり、ヨウルは1度家に帰り休むことにしました。
ヨウルの家の前で、ダイルは「鍵をしっかりかけて、誰が来ても開けないように。」と注意します。
ヨウル 「でも、相手が幽霊なら鍵をかけたってムダじゃない?」
ダイル 「あの女は直接手は下さないで、人の心を動かすんだ。人間の最も暗くて弱い気持ちを利用して動かすんだ。」
そうヨウルに忠告をして、ダイルは探偵事務所へと戻って行きました。
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【終盤】
部屋で1人休んでいたヨウルの部屋に、誰かが訪ねて来ました。
ノックの音が聞こえるのです。
ダイルの忠告が頭をよぎりますが、ヨウルはチェーンを静かにかけ、ドアを開けてしまいます。
するとそこにはもう誰もおらず、ドアの外にはショッピングバッグが置かれていました。
紙袋の中には新品のトレッキングシューズが入っており、一緒にメッセージが添えられています。
“遅くなってゴメン。イランがお姉さんの誕生日にプレゼントしたかったものです。誕生日おめでとう。 ギョルより”
「キム・ギョル?!」その名前に聞き覚えのあったヨウルは、急いで窓から外を見ます。
すると角を曲がって行く、若い男の姿が見えました。
その後を追うために、家を飛び出すヨウル!
するとギョルは、とあるカフェへと入って行きました。
一方、事務所に戻ったダイルは、ドアが開いていないので中に入ることができずにいました。
「ドア開けておけって言ったじゃないか。寝てんのかよ。」と、独り言でハン所長に文句を言います。
すると、事務所前の敷地を掃除していた警備員と、通りを歩いていた女性の目が急に赤く変わり、ダイルにこう言ったのです。
警備員 「あなたのせいで、とても怒っています。面白かったのに、あんたが邪魔した。」
通りすがりの女性 「あんたも母親が死んだとき、死ねばよかったのに。そしたらこんなこと起こらなかったのに・・・。」
その時、事務所からハン所長が出てきました。
しかしその後ろには・・・赤いワンピースを着たウへがいるではないですか!
ハン所長の後について行くウへの顔は怒っているように見えます。
「お前の望みは何だ!!」と強い口調でウへに問いかけるダイル。
するとウへは、こう答えるのでした。
「さあ、良くわからない。あんたがとても寂しいという以外は・・・だって、私があんたの愛する人たちをみんな殺しちゃうから。」
そのころ、ギョルを追いかけてカフェに入ったヨウルは、コーヒーを飲みながらギョルが奥から出てくるのを待っていました。
すると横を通った男性が、誤ってヨウルのコーヒーをこぼしてしまったのです。
「ああっ!すいません、大丈夫ですか?」と慌ててヨウルに謝る男性。
しかしその男の顔に見覚えがあります!
それは現在、植物状態のままどこかの病院で生命維持装置を付けられている、ウへの看護士だったのでした。
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【今日の探偵 8話の感想】
赤いワンピースの女の名前がとうとうわかりました。
壮絶な過去を持ち、現在は植物状態のウへですが、死んではいないのになぜあちこちに現れ、人を操ることができるのでしょうか?
今回特に印象的だったのは、ハン所長の人柄の良さです。
ダイルの死を確信した時のハン所長が、涙を流しながらサンドイッチを食べるシーンに思わずもらい泣きしそうになってしまいました。
そんなめちゃくちゃ良い人のハン所長を狙うウへ。
ハン所長に危害を加えるのだけは、何としても阻止せねば!頑張れ、ダイル!