ウエがヨウルに憑依していることを見破っていたダイルは、ある作戦を実行します。
それは、ダイルがウエの魂を抱いたまま自分の体へと帰って行き、その直後にキル先生がダイルの呼吸器を外すというものでした。
ヨウルを守り抜くため、自ら死を選んだダイル。
ダイルはこの先どうなってしまうのか、そしてヨウルはこの悲しみをどう克服していくのでしょうか。
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目次
【序盤】
時間は、ウエがヨウルに憑依していると気付き、ダイルとキル先生が2人で話し合っているところまで遡ります。
ダイルは自分が考えている計画をキル先生に明かしました。
「たとえ死んだとしても、大切な人たちを守れるならそれでいい。」
キル先生に自分の覚悟を話すダイル、しかしキル先生は納得しません。
ダイル 「どうしてもヨウルを守りたいんだ。」
キル先生 「どうやって?」
その質問に、「ヨウルを殺すフリをしてウエを体から引き離すつもり」だと答えるダイル。
行き場のなくなったウエは必ず近くにいるに人間に憑依しようとするに違いないと考えたキル先生は、自分もその場所にいる方がいいとダイルに訴えます。
以前、キル先生がウエに「自分はどの霊とも相性が合うAB型のような存在」と言ったのは、こんな時に備えてのことだったのです。
ダイル 「お前、危険じゃないのか?」
キル先生 「今、誰が誰に向かって心配してるのよ!」
次にダイルが口にしたのは、この計画で最も大事な部分についてでした。
「重要なのは、魂が体に戻ったらすぐに俺を死なせることだ。お前が俺の呼吸器を外してくれ。」
このことでキル先生に被害が及ばないよう、事前に延命措置を望まないという書類にサインをしてあるというダイル。
しかしキル先生も簡単に返事をするわけにはいかず、悲痛な表情を浮かべています。
結局ダイルに説得され、うなずいてしまったキル先生。その目には涙がにじんでいました。
こうしてダイルの計画は実行され、彼の命はこの世からなくなってしまったのです。
そしてウエの魂もまた、この世から完全に消えてしまったのでした。
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【中盤】
すべてが終わった後、ヨウルが病室の中で見たもの・・・それはすでに息をしていないダイルの姿でした。
信じられないという表情でキル先生の方を振り返るヨウル。
「こうするしかなかったの・・・ごめんねヨウル・・・」
キル先生は泣き崩れるヨウルを抱きしめます。
ヨウル 「引き止めるべきだったじゃないですか・・・」
キル先生 「ダイルが全部決めたことなのよ。」
ダイルの頬を触りながら、ヨウルはいつまでも涙が止まりません。
そのころ、ダイルとウエは一面のすすき畑の真ん中に立っていました。
ウエ 「あんたは選択を間違ったわ・・・私1人がいなくなったからって、何が変わるの?私みたいなのは世界にたくさんいるわ。」
ウエは、なぜ命までかけるのかダイルに聞きました。
ダイル 「全ての人を助けることはできないけど、少なくとも自分の大切な人を守りたかったんだ。」
そう答えるダイルに対しウエは、「辛いことがあれば誰かを恨むのは当たり前、なのになぜ自分を犠牲にしてまで守るの?」とまた同じ質問を繰り返します。
「その辛さを隠しながら自分の大切な人を守る人が、世界にはたくさんいるんだ。」
ダイルが優しく答えると、今まで大人の姿だったウエが子供のウエに変わりました。
子供のウエ 「じゃ・・・私が間違っていたの?」
無言で少しうなずくダイル。
その瞬間、ウエの体は少しずつ消え始め、とうとうその姿がなくなってしまいました。
それはウエが本当に成仏した瞬間だったのです。
その時、空からヨウルの声が聞こえました。
それは病室でヨウルがダイルの亡骸に話しかけていた言葉でした。
「ダイルさん、本当にありがとう。またいつか必ず会いましょう・・・待っています。」
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【終盤】
幽霊の仕業とは発表できなかったのか、今回の事件はドクジュンと整形手術をしてウエに成りすました女の犯行ということで片付けられてしまいました。
ある日、ヨウルは漢江にハン所長を連れてきました。
「ここがダイルさんが好きだった場所です。
まだ車イスに乗っているものの、すっかり回復したハン所長はニヤニヤしながらヨウルにこんな質問をします。
「私のいない時に、2人でここで何したんだ?」
完全にセクハラ発言のこの問いにも、ヨウルはサラリと笑顔で答えます。
「ただ、休んでいただけですよ。」
そこへキル先生やパク刑事、そしてペク弁護士とウンチョンもやってきました。
ダイルのことを思い出してしまったのか、よく見るとハン所長が泣いています。
キル先生 「泣かないで下さいよ~!みんなで笑顔で送ってあげようって約束したじゃないですか!」
仲間たちはダイルを偲びながら、キラキラ輝く漢江の流れを見つめるのでした。
そしてヨウルは旅立ちました。
よく笑って、よく食べて、よく寝て・・・これがダイルとの約束だったからです。
カバンにはハン所長から渡されたダイルのドッグタグ(ダイルが軍隊で使っていたキーホルダー)が付けられています。
イランが最後にプレゼントしてくれたトレッキングシューズを履いたヨウルは、以前からの夢を叶えるために韓国を後にしたのでした。
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【今日の探偵 31話の感想】
この流れで見ると、ダイルの体は火葬されてしまったと考えられるので、人間として戻ってくる可能性は100%なくなってしまいました・・・。
え~?!そりゃないでしょー(泣)
ウエが完全に無くなってしまう場面は、なかなか良かったですね。
ただ単に力でウエを閉じ込めたのであれば、また復活する可能性もあったでしょう。
しかしウエが自分の間違いに気付き、納得したからこそ魂までも消え、成仏していったのだと思います。
ハン所長もパク刑事も無事に回復して、本当に良かったです。
ダイルは本当に「自分の大切な人たち」を守って行ったんですね。
韓国ドラマでは、最終回あたりに主人公が海外に旅立つというのがお決まりのパターンとなっていますが、このドラマもそれに漏れず、今回ヨウルが旅立って行きました。
たぶん次回は、ヨウルが何年か後に戻って来て、そこで何が起こるのか?という内容になると思います。
果たしてそこでダイルの姿を見ることは出来るのでしょうか?
そしてそれは一体どんな姿なのでしょうか?
最終回に期待しましょう!