旅行博覧会の会場で起こった無差別殺人未遂事件。
ダイルとヨウルはこの事件にキム・ギョルが関わっていると考え、彼の自宅を訪ねます。
ウエによって追い詰められたギョルは、自らの首を切って自殺を図ろうとするのですが、ダイルはそれを阻止します。
するとその瞬間、ダイルの姿は忽然とその場から消えてしまったのでした。
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目次
【序盤】
ダイルが目を覚ますと、そこは見覚えのない、古くて暗い部屋でした。
ベッドに寝かされているダイルは、周りの様子は見えているものの、体を動かすことはできないようです。
部屋の中に中年の女性の姿が見えます。
ダイルはその女性に向かい、必死に「すいません!すいません!」と声をかけますが、その声は女性には聞こえません。
ギョルの部屋。
ダイルの姿が突然消えてしまい、戸惑うヨウルとギョル。
ウエも一瞬驚いた表情を見せましたが、すぐにギョルに向かい「アンタは生かしておかないと面白くないわ。」といい、人質にしていたカップルを殺してしまいました。
ウエが立ち去った後、ヨウルは「なぜソン・ウエを知っているの?2人はどういう関係なのよ!」とギョルに詰め寄ります。
それに対しギョルはこう答えました。
「イランは僕のせいで死んだんだ・・・」
1ヶ月ほど前、ギョルが部屋にいるとウエが現れ、「あなたが死ぬ?それともイランを殺しちゃおうか?」とギョルに二択を迫ったのです。
恐怖を感じたギョルは、その時「死にたくない!」と答えてしまったのです。
「とても恐ろしかった・・・まさか本気で殺すとは思わなかったんだ!本当にすまなかった。」
そう告白するギョルに、ヨウルは怒りを込めた目でこう言い、部屋から出て行きました。
「キム・ギョル、死ぬんじゃないよ」
部屋に1人残ったギョルは、机の引き出しからブレスレットを取り出し、自分の手首につけます。
それはイランからプレゼントされたブレスレットでした・・・。
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【中盤】
探偵事務所にヨウルが入ってきます。
そのただならぬ表情を見たハン所長とキル先生は、何があったのかヨウルに尋ねました。
「ダイルさんが消えてしまったんです!」
ヨウルはそう言って事務所の中を探しますが、ダイルの姿はどこにもありません。
場面は変わって、ウエの看護士・ドクジュンが収監されている拘置所。
ドクジュンは大声で「チョン・ヨウルに会わせろ!」と叫んでいます。
その夜、拘置所にウエが現れ「イ・ダイルが生きているって何故言わなかったの?」とドクジュンに迫ります。
それに対しドクジュンは「お前が怒ると思ったから・・・なぜかくまっているのか理解してくれないと思ったんだ!」と答えます。
さらにドクジュンは、ダイルを土に埋めた時、生きていることに気付いたが殺せなかったこと、ダイルの体から魂が抜けて行くのを見たこと、それによってウエの身に危険が及ぶのではないかと考え、ダイルの体を隠したことをウエに告白しました。
その話を聞き、「どこに体を隠したのか教えなさい!」と怒りを爆発させるウエ。
場面はまた探偵事務所に戻ります。
キル先生 「ウエを殺した日から、ダイルの身に何か変わったことはなかった?」
ヨウル 「目が赤くなっていました・・・」
ハン所長 「ウエに操られてるってことか?」
キル先生 「それは違うと思う。目が赤くなっているのは邪悪な気が入ったということ・・・そのまま力を使い続ければ悪鬼になる可能性はあるけど、こんなに早く体が消滅するはずないわ・・・一体どういうことかしら・・・?」
ヨウルが記憶をたどって行くと、ダイルが消えた時間がちょうど夜中の1時だったことを思い出しました。
ヨウル 「そういえばあの時、ウエはまたダイルさんが戻ってくるというような口調だった!」
そのころソポ警察署では、パク刑事が先輩のブ刑事から呼び出されていました。
ブ刑事がパク刑事に聞きます。
「イ・ダイルって誰だ?」
ブ刑事は、最近のパク刑事の行動を怪しんでいました。
そして、ドクジュンを取り調べた時の書類が不自然に破られていたのを発見したのです。
それはダイルがパク刑事にメッセージを送るために破いたものでした。
そこに残った文字の跡から、ブ刑事は「イ・ダイル」という名前を見つけたのです。
翌朝、拘置所では、窓の鉄格子にタオルをかけ、首を吊って死んでいるドクジュンの死体が発見されました。
これはウエに操られた刑務官の仕業だったのです。
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【終盤】
朝の9時、突然ギョルの部屋にダイルが戻ってきました。
「気分はどう?」という声にダイルが振り向くと、そこにはウエが立っていたのです。
「最初は体が慣れるのが大変なのよ~。あ、これからは消える場所は選んだ方がいいわよ。またそこに戻ってくるから。」
ウエはダイルにそう言いますが、ダイルには何のことか瞬時に理解できませんでした。
その様子を見たウエは、ダイルは自分の肉体がどこにあるのかわかっていないのを察したのでした。
「おやおや・・・自分の体を見つけるのが先かしら?それとも私を捕まえるのが先かしら?」
それからウエは、こんな話を始めました。
「父を殺したのは、本当に私だったのよ・・・」
あの日、父親から「家族3人で死のう」と毒入りのコーラを渡されたウエ。
部屋の中では、すでに弟が息絶えていました。
幼かったウエは、父と一緒に死ぬつもりでいました。
しかし父が席を外したときに、父の真意を確かめようとコーラの瓶をすり替えたのです。
その結果、父親は死に自分は生き残りました。
「3人で死のう」といった父の言葉は嘘で、父は自分だけ助かろうとしていたのでした。
ウエがそこまで話すと、ギョルの部屋のパソコンに動画が送られてきました。
ウエは若い男を操り、ヨウルを殺しに行くように命令していたのです。
動画には鉄パイプを持った男が、ヨウルの自宅に近づいて行く様子が映されています。
「すぐにやめさせろ!!」と叫ぶダイル。
そんなダイルに、ウエは軽く笑みを浮かべながらこう答えます。
「私もやめる方法を知らないのよ。あらかじめ命令した通りに動くようになってるから。」
鉄パイプを持った男は、ついにヨウルの自宅前に辿り着いてしまうのでした!
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【今日の探偵 17話の感想】
やっぱりダイルは生きていたんですね!
話の流れから推測すると、その体はドクジュンによってどこかに隠されていて、魂だけがダイルの体から出て行っているということになります。これって以前のウエと同じ「生霊」ってことなんでしょうね?
とにかく、ダイルがまだ助かる可能性が見えたので安心しました!早く自分の体を探して、ヨウルやハン所長のもとに帰って欲しいです。
でも、その前にまず危険が近づいているヨウルを救うのが先決ですね!次回の展開に期待しましょう!