看護士のドクジュンがダイルの体を預けていた人物・・・それはウエの実の母親でした。
しかしウエの母親は精神的に正常ではないように見えます。
ドクジュンが死んでしまった今、ダイルの体はどうなってしまうのでしょうか?
ウエの母親の居場所を突き止めたヨウルたちは、ただちにその場所に向かうのですが・・・。
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目次
【序盤】
ダイルの体がかくまわれてる古い家の中。
「ちょっと我慢して・・・すぐに楽になるから・・・」
ウエの母親はそう言ってダイルの体をベッドから起こそうとしますが、体を支えきれず、ダイルは床に倒れてしまいます。
「ごめんね・・・母さんが・・・」
ダイルに向かって自らを「母さん」と言うウエの母親は、ダイルのことを自分の息子だと勘違いしているようです。
そして何とかダイルの体を車椅子に乗せ、家の外へと出て行きます。
それから少し後、ヨウル、ハン所長、キル先生もこの場所に到着しました。
建物の中には薬の瓶や“第一教会”のカレンダーなどがあり、一目でそこがダイルの体があった場所だとわかったのですが、そこはもうもぬけの殻だったのです。
ベッドの横には点滴の袋をかけておくスタンドも見えます。
キル先生 「逃げたんだわ。」
ヨウル 「まさかウエが先に?!」
ハン所長 「ここから出て、まだあまり時間が経ってないようだ!」
キル先生とハン所長は建物を飛び出し、ダイルとウエの母親の姿を探します。
部屋の中に1人残ったヨウルは、補聴器を付け、部屋に残った音を聞きます・・・。
「どうやらウエが先に来ていたわけではなさそうだわ」とヨウルが確信した瞬間、部屋にウエが現れました。
ヨウルたちの後をつけて来たようです。
「自分の息子は病気だからって捨てて行ったクセにして、他人の面倒を見るなんて。」
ウエは母親に対する恨みを口にします。
そしてウエは包丁を手に取り、自分の腕に傷をつけました。
傷口から血が流れます。
するとウエは、その包丁を今度はヨウルの手に持たせるのでした。
ウエ 「ごらんの通り、今の私は生身の体よ。殺すことができるわ。あなた私を殺そうとしていたじゃない?ここではイ・ダイルの邪魔が入る心配もないわ。」
しかしヨウルはウエの言いなりにはならず、その包丁を捨てます。
ウエ 「怖いの?」
ヨウル 「いいえ、怖い訳じゃないわ。」
ヨウルはダイルとの約束を思い出していたのです。
「もう1人で勝手に決めない。」そうダイルと約束していたから・・・。
そこへハン所長が戻ってきました。
ウエに銃を向けるハン所長。
しかし、ウエが一目見ただけでハン所長の目は赤くなり、その手にはいつの間にか包丁も握らされています。
そして力のない赤い目で、こんな不思議なことを言うのです。
「許してくれ・・・君があまりにも苦しそうにしていたから・・・ゴメン、ヨボ。」
(※ヨボ・・・韓国で妻に対して言う言葉)
ハン所長には幻聴が聞こえていたのでした。そして補聴器を付けたままだったヨウルにもその声は聞こえていました。
「あなたは私を殺そうとしたじゃない。どうしてそんなふうに笑っていられるの?」
その幻聴を聞いたハン所長は、持っていた包丁で自らを刺そうとしますが、ヨウルが体を張ってそれを阻止します。
ちょうどその時、キル先生とパク刑事が入ってきました。
ヨウルが事情を話そうとすると、もうそこにはウエの姿はありませんでした。
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【中盤】
探偵事務所に戻って来た一同。
キル先生 「点滴をしていた跡があったから、希望は持てるわね。」
パク刑事 「でも何故これまで体に帰らなかったのに、昨日から帰るようになったんだろう?」
それについてはキル先生が調べていました。
「体が危険な状態になって、魂を呼び寄せているんだと思うわ。これまでは看護士のドクジュンが適切な治療をしていたから大丈夫だった・・・問題はドクジュンがいなくなったこれからよ。」
さらにキル先生が続けます。
「今日ここに帰って来なかったのを見ると、深刻な状態なのかも。このまま体から出れずに死んでしまったら、霊魂としてももう永遠に会うことができなくなってしまう・・・。」
その言葉を聞き、ショックを受けたヨウルは隣の部屋に行き、1人で考え込んでいました。
そこへハン所長がやってきて、「大丈夫、ダイルはきっと帰ってくるさ。」と声をかけます。
他にも何か話したいことがあるようにモジモジしているハン所長。
やっと質問を口にします。「さっき補聴器で女性の声を聞かなかったか?」
ハン所長は、あの時ヨウルが自分の妻の言葉を聞いていたのではないかと思ったのです。
しかしヨウルは何も聞いていないと嘘をつきました。
ハン所長と妻はとても仲の良い夫婦でした。
夫が自分の能力を発揮出来ずに仕事をしているのをちょっと残念に思っていて、ある日こんなことを言ったのです。
「あなたのその能力を良いことに使ったらどう?どうせなら探偵とかカッコいいんじゃない?」
ハン所長が探偵になった理由、それは妻の希望だったからでした。
そしてハン所長は、「今度私がウエに操られたら、迷わずこれを使いなさい。」とヨウルにガス銃を渡すのでした。
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【終盤】
探偵事務所にダイルが帰ってきました。
「大丈夫ですか?!具合が悪いんですか?」と心配そうに質問するヨウル。
するといつの間にか事務所に見知らぬ人物が入り込んでいました。
ヨウルやハン所長はその人物が誰だか知りませんでしたが、ダイルだけは知っていました。
それはペク弁護士から依頼を受けて記事を書いている、記者のカン・ウンチョンでした。
許可も得ずズカズカと事務所の奥に入って来るウンチョンに、ヨウルは「ご用件は何ですか?」と聞きます。
ウンチョン 「事件を解決しているのはイ・ダイルに違いないが、いつも現場には姿を見せず・・・でもそれは大体予想がついている。ただし人々は信じないだろうな。」
ウンチョンの言葉はまだ続きます。
「僕が知りたいのは、幼稚園児誘拐事件から飲料水テロ事件まで、一見関連が無さそうなこの一連の事件の後ろには一体何が隠されているのかということだ・・・それは人間ではない・・・例えば幽霊が関係しているとか?」
突然事務所を訪ねて来たこの男は、事件の核心となる秘密を見抜いていたのです。
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【今日の探偵 19話の感想】
チョイ役かと思っていた記者のウンチョンですが、もしかしたら重要な役割なのかも知れません。
若いのに態度が大きいこの人物は、一体良い人なのか?悪い人なのか?これからどんなふうに物語に関与していくのか注目していきたいですね。
それにしても、あと1歩のところでダイルの体を発見することができなかったのは残念でした。
まぁ、そう簡単に見つけてしまっては面白くないのでしょうが、ウエも追いついて来ているのでハラハラしちゃいます。次回はどんな展開になるのでしょうか?楽しみです!