自分の母親まで手にかけてしまったウエに、怒りを抑えきれなくなったダイルは、また赤い目になってしまいます。そこへちょうどタイミングを見計らったかのように登場するウエ。
ウエは赤い目のダイルに対し、さらに挑発するような言葉を投げつけます。
これまでヨウルや他の人たちを助けようと、使ってはいけない力を使い続け、知らぬ間にかなりの力を身に着けていたダイル。
悪鬼を退治できるのは悪鬼だけ・・・ダイルは今の自分しか彼女を殺すことができないと考え、ウエに立ち向かって行くのでした。
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目次
【序盤】
ウエが幼少期に住んでいた家。
ダイルはそこでウエの母親の死体を発見しました。
そしてダイルの目の前にウエが現れたのです。
すでに目が赤く変わっているダイル。
ウエ 「結局あんたも私と同じになったじゃない。私の怒りとあんたの怒り、一体どう違うのよ?」
ダイル 「今は、同じだ。」
ダイルはウエの首を絞めながら問いかけます。
「なぜだ!何で殺した?教えろ!」
「そんなことが知りたいの?だから私を殺せないのね。」
ウエは苦しそうにしながらも、言っていることには余裕が見られます。
ウエがダイルに語った“人を殺す理由”はこうでした。
「私は人の怒りを聞くことができた・・・私はその人たちの願いを叶えてあげただけ。」
ウエに幻覚を見せられたダイルは、その幻覚の中でウエと同じ行動を取ってしまいます。
首を絞めていた手を放したダイルは、すっかりウエに操られてしまったように見えます。
その頃、ダイルたちがいる部屋の外では、ヨウルたちが目の赤い人間たちに囲まれていました。
この人たちは全員幽霊ではなく、ウエに操られている一般の人たちでした。
そして彼らはヨウルの補聴器を狙って襲ってきたのです。
ハン所長やパク刑事は彼らと戦いながら、ダイルのいる部屋に行こうとします。
ダイルのいる部屋からも、この騒動が聞こえていました。ヨウルの声も聞こえます。
ウエ 「まだ来ちゃダメなのに・・・。こんなに強くなったんだから、また気弱になっちゃダメなんなんだけど・・・」
ダイル 「そうだな・・・気弱になっちゃダメだよな・・・お前を殺すまで!」
ウエの言いなりになっていたように見えたのは、ダイルのお芝居だったのです。
またウエの首に手をかけると、そのまま力を込めて絞め始めました。
今度は本当に苦しんでいるウエ。
そばに落ちていたナイフを拾い、ダイルの体に切りつけます。
外の廊下では、ヨウルたちがまだ赤い目の人間たちと戦っていました。
その一部始終を携帯のカメラで撮影しているのは、記者のウンチョン。
やっとヨウルたちはダイルとウエのいる部屋に入ることができました。
形勢が不利になったウエは自分が操っている人間の1人を利用し、これ以上近づくとこの人間が首を切って自殺すると脅します。
しかし、すでに怒りをコントロールできなくなっているダイルは「そんなこと俺には関係ない!」といい、引き留めるヨウルを突き飛ばしてウエに向かって行きます。
その時です!ヨウルが携帯で音楽を流し始めたのです!
その曲はダイルの母が好きだった曲で、母がダイルを守るために自殺した時も部屋にはその曲が流れていました。
するとウエの方に向かっていたダイルの動きが止まり、目も元通りに戻ったのです!
その場に倒れ込んでしまうダイル。
それを見たウエは「まったく、いやになっちゃうわ。」と言い残し、その場から立ち去ります。
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【中盤】
それから少し後、小さなトンネルの中を歩いているウエ。
そこへパク刑事が追ってきて、ウエに拳銃を向けます。
「まだ会う時じゃないのに・・・」と独り言を言った後、ウエはパク刑事に向かい「イ・ダイルはヨウルを殺すわ。」と言ってパク刑事を動揺させます。
その言葉で一瞬気持ちが緩んでしまったパク刑事は、次の瞬間目が赤くなってしまいます。
そしてウエに問いかけられるまま、ダイルから聞いた“ダイルの体がある場所”の特徴をすべて話してしまうのでした。
目が覚めたダイルは、元の優しいダイルに戻っていました。
悪鬼に変わったダイルが、なぜ音楽を聴いただけで元に戻ることができたのか?その理由はこうでした。
ヨウルの補聴器や、ギョルのブレスレッドのように、死んだ人と大切な人を結ぶアイテムは、その大切な人を守る役目をすることがわかりました。
だとすると、ダイルの母とダイルを結ぶものは何だろう?と考えた時、ヨウルが思い浮かんだのが、ダイルの母が好きだった曲だったのです。
「あの時はごめんなさい・・・自分でも知らないうちにダイルさんから逃げていたんです・・・」
ヨウルはこの間、近づいてきたダイルを避けてしまったことをとても後悔していたのですが、やっと謝ることができました。
そして「これからはこの曲があるから、悪鬼に変わっても私たちが助けることができます。」といい、これからは一緒に行動しようとダイルに言うのでした。
一方、ウエは自分の体がどんどん腐っていっていることに気付いていました。
以前は片腕だけだったのに、今は足も黒く変色してきています。
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【終盤】
その頃、ギョルは探偵事務所に忍び込んでいました。
そして事務所のホワイトボードにメッセージを残して行きます。
“お前たちの中に殺人者がいるじゃないか。本人は心当たりがあるはずだ・・・「あの場所」で会おう”
このメッセージを見たヨウルは、これがギョルの字だと気付きます。
ダイルが周りを見回すと、ハン所長とウンチョンの様子が明らかにおかしいように見えます。
ハン所長は、自分のせいで夫人が自殺したと思っており、ウンチョンもまた軍隊時代に自分のせいで仲間を自殺に追いやったと思っていたのです。
ダイル 「この言葉は、ここにいる人全員を苦しめる言葉だな。」
そうです、ヨウルはイラン、キル先生も自分の身代わりで母がこの世を去っていたではないですか。
「なぜわざわざギョルを使ってこんなことを書かせたのかしら?」
ふと疑問に思ったヨウル。
するとキル先生の口から、ウエが企んでいる衝撃の計画が明かされたのです。
「ウエにはもう1つ目的がある・・・それはヨウル、あなたの体を自分の物にすること・・・。」
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【今日の探偵 23話の感想】
以前に「人間の弱い体なんていらない!」と言っていたウエですが、徐々に腐っていく自分の体を見て、ヨウルの体に乗り移ることにしたようですね。
どんなことがあっても、いつも余裕があって感情の起伏を表現しないウエ。
ダイルに首を絞められても、パク刑事に銃を突きつけられても微動だにせず、常に笑みを浮かべているその姿はカリスマ満点です!
怒鳴ったりスゴんだりする殺人犯より100倍コワイかも~!
ウエの怖さにばかりに気を取られて、あまり気付かないかも知れませんが、ウエってちょこちょこ衣装替えをしているんですよ。
自分の家も無いのに、一体どこから調達しているのか気になって仕方ありません(笑)
ダイルの体もまだ見つかっていないのに、今度はまたヨウル身に危険が訪れそうです。
ダイルと仲間たちは、この危機をどうやって乗り越えて行くのでしょうか?
続きが楽しみです♪